335の続き
2017 0325 ヨコハマ 晴れ
今日は引き続きMさんの335モデルの作業。
昨日指板の上面を角度修正の為に削り修正致しましたので、多少の暴れが起きる事を見越して再チェック。やはり少し動きが出ていましたので本日は再び修正を掛けてあります。結果、ドンピシャで0.5度の角度修正が終了。これでネック角度はオーケー。
またヘッドの元のペグ穴の埋め木をヘッド面とフィックスさせトップ&バック面共に下地処理まで済ませています。XY軸での移動合計で、ペグそれぞれが2ミリ程の移動修正になりました。2ミリと言ったら完全に張力変化する寸法です。
明日以降、新たなペグ位置にペグ穴加工してからヘッド面の塗装処理の前段階まで進めます。ここで一旦、ピックアップ・キャビティの埋め木処理に入って終了したらヘッドの塗装に取り掛かる予定ですが、そのタイミングでの天候次第で、先にフレット打ちとCFフレット加工を先に済ませることになります。
取り敢えず、指板上面角修正とペグロケーション変更さえ終えれば、この個体の張力バランス系の設定に関しては問題をクリアー出来たことになります。既に元の設定とは格段にバランスも音の定位も向上するはずです。
Mさん、ご安心くださいね。
このギターは既にこの時点で生まれ変わっていますので。(^ε^)♪