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お大師さん(弘法大師、空海)が現れてから、色々なこと?感覚?が分かってきました。

ただ自分のことが分かりません。

自分の将来に意識を集中しました。


もう、この頃の僕は、これまでの人生…身も心もちぎれそうでした…


母親の新興宗教に無理矢理連れて行かれ、死ぬ死ぬの大合唱で死神がついていると棺桶つくり海に流し

今度は、高野山に行きなさい、行かないと死ぬよの大合唱( ̄▽ ̄)

高野山に行ったら今度はとんでもない上下関係…

高野山大学卒業後、専修学院といういわば、修行の場に進むことに。当時彼女もいて、身がちぎれる思いです。

この時は、専修学院に行くために、高野山でお世話になっていたお寺で、急遽得度をしてもらいました。普通に生きてきたのに、頭がツルツルです(´・_・`)

得度をしたということは、お坊さんになったということです。

初めて頭を剃って、分かったことは、
部屋の電気の温かさなのか、剃髪して感度が上がった温かさなのかは分かりませんが、自分のアンテナの感度があがったように思いました。



辛いことばかりでなく、高校の時は最高に楽しい学生生活、学園天国٩(ˊᗜˋ*)و

大学の寮生活も厳しい1年を乗り越えたら、あとの3年は楽しい仲間との本当に楽しい学生生活も待っていました( ´ ▽ ` )ノ


これまでの22年間の経験が1つずつパズルのピースとなって合わさっていきました。


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自分の経験のパズルが合わさると
まっすぐの黒くて太い線が見えました。

その先には、矢印のようなものがあるような気がしました⬆︎


これまでの人生の経験は

間違ってなかったんだな

すべて必然だったんだな



お大師さんが見せてくださったのかな(>_<)•*¨*•.¸¸♪



お大師さんが、現れてから不思議な感覚を感じ…寝たらなくなるんじゃないか…

次の日その感覚は少し残っていましたが…
2〜3日するとその感覚はなくなっていき…


今でも、後輩とあの感覚、あれ以来来た?の確認をたまにやっていますが…


またいつかお大師さん来てくれるかな•*¨*•.¸¸♪




•*¨*•.¸¸♪•*¨*•.¸¸♪•*¨*•.¸¸♪•*¨*•.¸¸♪•*¨*•.¸¸♪



お盆に実家に帰り、

いいからそのまま書きなさい•*¨*•.¸¸♪

って言われて書いたもの、ちょっと恥ずかしいですが、写メってきました。

今読み直すと、お大師さんがしびれをきらし、僕に教えてくれたのかなって思います(T ^ T)


次回、アップします•*¨*•.¸¸♪





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高野山生活も4年になり、
卒業論文に没頭してました。


僕は一般の学科でしたが、せっかく高野山に来たので、弘法大師空海の教えというか心の階層の話を盛り込んだ論文を書くことに。


12月、高野山はメッキリ冷え込み、部屋にいても白い息が出るぐらいです。


卒論中は、昼夜逆転していて、夜から明け方まで、いつも起きて書いてました。


そんな中、仏教の心の階層を自分なりに理解して書いていく中、


手が勝手に動き出して、うにゃうにゃと文字を書き始めるのです。


ペンを軽く持って、手が勝手に…

その時、自分の周りは少し暖かくなり、

そして、涙が止まりません。


書いた文字を見てみると、

なんだか泣けてきます。


ちょっとカッコつけすぎかな( ̄▽ ̄)


いや〜これ僕の言葉じゃないしな( ̄▽ ̄)


卒論の締めの文章にいいかも(o´罒`o)ニヒヒ♡


書いては消し、書いては消ししてました。

すると、
男性か女性か誰が言っているのか分かりませんが


そのまま書きなさい•*¨*•.¸¸♪


いいからそのまま書きなさい•*¨*•.¸¸♪


と何回も聞こえてくるので、書いて消ししながらも、また書いての繰り返しを毎日20〜30分くらい。一週間続きました。


すると、卒論中に気を使って、部屋に遊びに来る人がいない中、後輩が遊びにきました。


その後輩は、家がお寺です。兄がお寺を継ぐにもかかわらず、その後輩はお坊さんになりたくて、しかも厳しい寮生活を体験したく高野山に来た真面目で珍しい子です。人にはなかなか話せない、僕の母親の宗教のことも知っているほど、何でも話せる仲です。


その後輩が、

先輩最近どうしたんですか⁉️

えっ( ̄▽ ̄)何か(; ̄ェ ̄)

いや〜最近ちょっとまるくなったような…

えっ( ̄▽ ̄)何が(; ̄ェ ̄)


理不尽な上下関係がなくなったとはいえ、
キッチリとした上下関係があったので、僕も結構先輩風を吹かせていました。


ただ、この一週間、書いて消ししながら、なんかほんとに温かい気持ちになっていてそこを見透かされたようでした。


手が勝手に動いて…涙が…

なんて言えません。


すると、後輩がいるにもかかわらず、手が勝手に文字を書き始めて、涙が止まらなくなる現象と同じ感覚が襲ってきました。

自分の周りが、ほんのり温かいのです。


なんか、神様か仏様かお大師さんか分からんけど、本当にいるような気がして〜

と後輩に言いながら

目をうっすら閉じると、


突然目の前にデッカいお坊さんが座っているのが見えました


いや、この大きさがハンパなく、高野山全体に座っている感じです。ただただ大きくて、ひざと太ももしか見えません。


お大師さん‼️


すぐにそう思いました。
ほんとに温かく、涙がポロポロ止まりません。


後輩の前だったので、泣いたらいかんと思いながら、後輩を見ると、僕と同じように、うっすら目を閉じ、後輩もポロポロ泣いています。


お大師さんがおられるぅ〜

と泣いています。


もしかして、同じもの見てるのかなと
ひざと太ももまでしか見えなく、ひざだけで何十メートル、太ももだけで何百メートルあることや、質素な法衣をまとっていることなど、全く同じものを見ているのです❗️

そのお大師さんとは、話も出来ませんし、
名前もおっしゃいませんが、お大師さんってことだけは分かりました。


ただただとてつもなく、デカく、
温かさがジンジンと伝わってきて泣いてしまいます。

お大師さんおられるんやね〜

って2人で泣いていました。


すると、なんか色々なことが分かってきました。スピリチュアルな感覚というか、友達のこと、人のこと、色々なことが分かってきて、後輩と感じることが全く同じです。


この感覚、このままずっと、まとっておきたいと思いました。なんか、寝たらなくなりそうな感じです。


もったいないので、明け方までずっと後輩と話してました。


やっぱり気になるのが、自分のこれからのことです。自分の将来どうなるのか知りたい!意識を集中させました。 


( ̄▽ ̄)


人のことは分かるのに…自分のこれからのことが、さっぱり分かりません。


何度か自分の将来のことに意識を集中させました。


すると、これまでの22年間の経験が、
パズルのように合わさっていきました。


つづく


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高校2年の夏、母親が通っている宗教から

あなた死にますよ
死神がついてる

と言われてから、間もなく今度は、

高野山に行かないと死ぬよ〜
高野山で守ってもらいなさい

と言われるようになりました。


それからというもの、母親が半狂乱になり
毎日毎日、ご飯食べる時も、寝ている時も、テレビ見ている時も、

高野山に行かな死ぬよ〜
あなたは、高野山に行く〜

の大合唱が始まります( ̄▽ ̄)

お坊さんになることないから、その時期だけ4年間、お大師さんに守ってもらいなさいと。

高野山に行くだけならいいですが、行くだけでなく、4年間の学生生活です。

どんな山かも知らない所で、学生生活を送るなんて、考えただけでも、灰色です。

必死になって拒んでいましたが、毎日のように、高野山行かないと死ぬよ〜の大合唱で、もうとにかく、実家から離れたい、この宗教から解放されたいとの思いで、高野山の大学に進むことに決めました。

その当時、仏教や密教の学部だけでなく、国文や社会福祉学部などもあり、一般の学部も半分以上ありました。たまたま、自分が行きたい学部があり、なんとか自分を納得させるように渋々です。


そうして、高野山の学生生活をスタートさせるのです。

高野山の学生は、高野山内のお寺の手伝いをしながら大学に通う寺生(てらせい)と高野山内でアパートを借りて済む下宿生、そして、大学の寮生の3パターンになります。

私は、3食付きで月3万円の寮を選びました。

この寮生活が、初日から驚きと恐怖の連続でした。

上下関係がハンパない❗️

毎晩、夜の12時過ぎから、3時間くらい
一回生全員が1つの部屋に集められて、正座して怒られます。

挨拶が悪いんじゃ〜❗️
なめとんか〜❗️
お前らゴミや❗️

一回生は、ゴミ
二回生は、虫
三回生は、人間
四回生は、神様

をみんなで言わされます。

先輩がタバコに火を付けようとする仕草をすると、全員ポケットからライターを出し、失礼します!って火を付けなければなりません。

大学なのに、一回生の寮生は寮生と分かるように、寮から大学まで、2列になって通います。

しかも、学ランです( ̄▽ ̄)

外を出歩く時は、すべての人に直角で挨拶です。

失礼します!
こんにちわ!
失礼します!

1人に対して、3回直角の挨拶です。
高野山にお参りの方や、大学の同級生にも、行き交う車にもすべてに挨拶です( ̄▽ ̄)

20年数年前に高野山に行って、変な集団から挨拶された〜という方がいたらゴメンナサイ。そこに、僕も居たかもしれません( ̄▽ ̄)

大学から寮までに、立ち止まって、何人にも挨拶するので、非常に時間もかかります。

ちなみに、18時以降は、こんばんは!になります。もし、18時過ぎて、こんにちわ!と言ってしまうと、その日の夜はとんでもなく、血祭りにあげられます。

また、寮には10歳の白い犬を飼っていました。名前は、シロです。

寮に10年住んでるということは、大先輩です。先輩からは、四回生の神様よりも上やぞ❗️コラ〜‼️と言われ、シロのことをシロ様と呼び、シロ様の前を通る時も、

失礼します!
こんにちわ!
失礼します!

もし、挨拶してないところを見られてしまうと、同じく血祭りです。

睡眠時間は夜に寝れるのが2時間くらい。

毎晩、3時間の正座と睡眠不足、極限の緊張で、血尿も出ましたし、失神する人もいました。

部屋は2人部屋。一回生は、部屋にいる時も気が抜けません。先輩からのお使いのお呼びがかかるからです。

雨の日も、雪の日も、夜の12時まで窓を全開です。先輩がお使いを頼む声が聞こえるようにです。高野山の冬はハンパないです( ̄▽ ̄)

雨や雪の日は、窓全開なので、部屋が濡れてしまうので、ブルーシートを敷いてました。

このような厳しい上下関係も、僕たちの代で終わりました。この厳しい寮生活を乗り越えた経験が、後に自分の宝になったと思います。
 
ちなみに、毎晩怒られていた先輩とは、2回生から徐々に仲良くなります。みんな通ってきた道ですからね〜


そうして、2回生のゴミ、3回生の人間、4回生の神様となり、4回生は1人部屋を与えられます。

また、4回生は、次の就職や進路、卒業論文などもあり、その時に不思議なありがたい体験をしました。



お大師さん(弘法大師、空海)が現れたのです。