ギャラ飲みで会ったとんでもない客、そしてとんでもない経験を聞いて欲しい。
先日あった客の話。
Aさんという細めの関西弁の客に呼ばれた。
一人だけかと思ったらもう一人。
Aさんの会社の社長だそう。
見た目は小太りのクマ。
出された食事を黙々とむしゃむしゃ食べていて、
本当にクマかと思った。
そして食べ方も汚い。
口の周りや箸を持った手に沢山食べ物がついていて、
汚い、、こんな人絶対いやだ、、
そう思った。
しかも私がいないかのような態度。
シンプルに全然面白くなかったため、時間が経てば延長無しでさっさと帰ろうと思った。
一時間が経った頃だろうか。
クマが酔ってきたか分からないが、私をじっと見るようになった。
Aさんは、
「お、興味持ち始めたみたいですね」と言った。
・・・どういうこと?
どうやらクマに興味を持たれたよう。
そして少しずつ喋ってくれるようになった。
(全然求めてない)
制限時間が迫ってきた頃、
「クマさんゲームしない?」
・・・????
詳細を説明すると、
場所はクマさんが泊まっているホテル。
ワインを1時間以内に1本飲みきり、その後逆立ちの時間で賞金が決まるゲームらしい。
1分で5000円、2分で10,000円、3分で30,000円〜〜〜10分で100,000円とのこと。
一見、とても良い条件のゲームのようだが、
もし自分が宣言した時間を達成できなかった場合、
ホテルに2時間滞在するとのこと。
もちろんワインを飲み切る時間の1時間は延長してくれる。
成功したら何もせずにすぐに帰って良いとのこと。
最初はやめとこうと思った。
そもそもホテルに行くとか危険だし。
けど、だんだん断りずらくなってきた。。
そして、お金にも困っていた。。
とりあえず3分で挑戦することにした。
ワインも1本飲むぐらいでは潰れない自信があった。
そしてワインを買ってホテルへ移動。
Aさんと3人でゲームをしながら1時間過ごすことに。
でも騙された。
ゲームでも罰ゲームで日本酒を飲む必要があると言われた。
もうここまできたら断れない。
日本酒を飲みながら1時間でワインを飲み切った。
若干フラフラしていたが意識はあった。
だってAさん達と合流する前、私はすでに一軒行っていた。
トータルでまあまあ飲んでいた。
でも、腕がちぎれるまでやったら余裕だと思った。
そしてスタート。
1分は余裕だった。
でも1分を超えてから、ぶるぶると震える。
1分半を迎えた時、限界だと思った。
この倍となった時、無理だと思った。
でもそんなこと考えている時、
頭に血が上り、フラフラと頭から倒れてしまった。
・・・。
ゲームオーバーが決まった。
私はゼーゼーと息を整えるのが必死だった。
その間にAさんはそそくさと帰った。
クマさんと二人きり。
私は生贄の女の子の気持ちだった。
もう何も考えずに身体を預けた。
気持ち悪かった。
そして、自分のプライドなんてズタズタになった。
なんでこんなデブとヤってるんだろう。
なんで我慢できなかったんだろう。
自己嫌悪が止まらなかった。
それはホテルを出た後もずっと続いた。
そして一週間が経った今も続いている。
自分が思っている以上にダメージは受けていた。
お金ももらえず、自分を安売りして。
とんでもない自己嫌悪に今も悩まされている。
そして自分の自信喪失にもなった。
私は3分すらも我慢できなかったのだ。
どこか、助かるとか甘いことを考えていたのかもしれない。
私はずっと前から、後ちょっとの我慢ができない。
後ちょっとで諦めてしまうことが多かった。
それが顕著に現れた出来事すぎて、
すごく自信喪失になった。
今からワーホリ行くのに。。。
一週間前から、この出来事が原因か分からないが
ずっと気分が晴れず、機嫌が悪い。
もうこんな経験は一生しない。
そしてこんなやつに媚びなくていいぐらいお金を稼ぎたい。
今でもクマさんの顔を思い浮かべると吐き気がする。
お金持ちはこんな遊び方をするんだな。
世の中は私が思っているよりずっと汚くて、黒い世界だと思った。

