昨晩は、仕事帰りに寄席に行ってきました。
ぷらっと立ち寄れるのがイイね!

上方落語界では、若いお客様の獲得に苦心しているのだそうだ。
関東では、若者の集うところで、カジュアルな雰囲気の落語会が楽しめて、若い子たちも多く集っているそうな。

上方では、関東にようにいかないのは、仕事帰りにぷらっと立ち寄れる時間帯の寄席が少ないし、若者が出せる料金ではないのだよね。
20代くらいで寄席に行きたい場合、19時開場19時半開演くらいでやってくれるとありがたいのかもしれない。

トップは、まず月亭秀都さん。
転失気。
おっさんと医者との会話で「てんしきは、ございますかな?」と聞かれて、知ったかぶりをしたがためにその真相を探るべく珍念さんをお使いに聞きに行かせるという。
珍念さんの花屋さんのご亭主とのやりとりは、描写が細かく面白かったです。
さらに「てんしき」の意味がわかった時の珍念さんの仕草が、可愛らしいやら可笑しいやらで、楽しかったです。

続いて、露の真さん!
登場から、アイドル愛あふれるトークで、爆笑。めっちゃ、ツボに入ってしまいました。なんか、わかるような…あるあるな感じが共感して、大爆笑!涙がでました。
そして、本題!蛸芝居。
はじめて聞く演目。
登場人物が皆さん芝居好きという、楽しい演目。この話…このての話…わたし…結構好きです。好きすぎるあまり、真似事をするなんて、もうツボです。
しまいには、魚屋さんで買った蛸まで芝居をするという、落語ならではの展開にワクワクしながら、聞き入っていました。
あの世界観、大好きです。
真さんの熱演も素晴らしく、笑いが止まりませんでした。

そして、笑福亭喬介さん!
始まる前から、出囃子に合わせて客が手を叩くという、客席の一体感がスゴいです!
何かの宗教かいな?と驚かれる師匠方もいらっしゃるようですが、楽しいです。
演目は、高宮川 天狗の酒盛り。
これもはじめての演目。
はじめに、これは滅多にかからない演目だと。何故ならば、面白くないからと。
いやいや、なんのその爆笑でした。
さすが、喬介さんだなぁ~っと。
しかし、結構な下ネタ!(エロではない)
なかなか、かからないのは…きれいな話ではないからでしょうね。
にしても、そういうサゲかぁ~。
ドリフのコントのようなイメージの話でした。

週末落語、楽しかった爆笑爆笑爆笑
次は、どんな落語に出会えるか楽しみです。