本日は、笑い納めに喜楽館へ行ってまいりました。
どんと恋どんと来い?との太鼓の音に誘われるまま…今回初となる二階席へ。
斜め45度から観る落語家さんたち。

まずは、桂梅団治師匠よりスタート!
演目は「大安売り」。
梅団治師匠は、お顔が花田虎上さんに似ていらっしゃることもあって、話を聴きながらだんだん本物のお相撲さんに見えて仕方がありませんでした。いや…本当にそっくりなんですよねぇ〜。
ご親戚ではないのでしょうかねぇ〜…遠い親戚ってありうりますよね!

続いて、桂あやめ師匠。
演目は「仮装忘年会」。
仮装して、会社の忘年会をするという話。
ただし、そこは落語!普通の仮装ではない!登場人物がクセの強い人ばかり。そして、仮装しなくてもどこかおかしい人たちの行動がさらにエスカレートして、面白い展開に。
終始、クスクス笑っていました。

そして、桂三ノ助さん…喜楽館の主…館長補佐。
いつ行っても三ノ助さんがお出迎えしてくださる。ほぼ、三ノ助さんの館!
演目は「手水廻し」。
亭主と番頭さんのやりとりが愉快な話。
方言が通じないって…結構大変なのかもしれないけど、面白いなぁ〜。

桂福丸さんは「書割盗人」。
つもり生活…ふふふふっ。楽しいですね。
つもり貯金というものをしている人はいると思うけど…家財道具から何から何までそこにあるつもりって…一見、バカバカしいのだけれど、メッチャ楽しそう!
来年から、つもり生活してみようかしら?
美味しいものを食べたつもり!
彼氏ができたつもり!
彼氏とデートしているつもり!
高価なものを買ったつもり!
…これで、ダイエット成功&貯金増額するかなぁ〜、なんてね。

桂文之助師匠は「けげん茶屋」。
イタズラ(ゲンの悪いことを言っては、周りがわぁきゃぁ言うのを観るの)が好きな旦那があれやこれやと仕掛けてワァワァ言っているという実に賑やかな話です。
旦那衆のお茶屋での遊びの様子が目に浮かんで面白かったです。
個人的には、ゲンの悪いことは嫌いなのでこの話に出てくるようなことをされたら、塩を撒きまくるかも、ふふふふっ。

ここで、中入り。

明けて、桂三幸さんで「ラスト一球」。
今年の最後をお客様とキャッチボール!
喜楽館は、まだ一年経っておりません!壊さないでねぇ〜と思いながら観る中、素晴らしい反射神経を魅せてくれました。ついでに…ピッチピッチのレギンス?がハダけた拍子にチラリと。
かなりのセクシーショットにドキッとしてしまいました。

トリは、林家染雀師匠。
演目は「掛け取り」。
流石です!魅せてくださいました。
拍手喝采のこれぞ、プロの話芸という感じで楽しかったです。
年末の集金をする方もされる方もユーモアたっぷりの掛け合いで、払いたくない方は、なんとか支払いを断ろうと相手の好みに合わせた断り文句を考えるという愉快な話の展開は、大晦日にぴったりな演目でした。

あぁ〜楽しかったです。
にしても…本日の演目が書かれた紙が貼り出されていたけど…「ラスト一球」桂三ノ助さんになっていたのは、ビックリでした!
三幸さん!名前覚えてもらえるように…頑張って、神戸の人に顔写真入りの名刺を配ってみては?三幸さんは、来年超売れっ子になるよ!きっとたぶん…知らんけど。