お風呂屋さんでの落語って…寄席小屋で聴く落語とは、やっぱり違うね~…なんだろう…その土地にちなんだ演目でないと、面白みが出ない気がする。

昔の落語家さんは、その場所や客層、季節にちなんだ演目をチョイスして、話すから…そうや!そうや!と笑いが起こるんだよね~…もちろん、オモロイんやけど…なんか、イマイチ大爆笑にはなりづらい。

下町のお風呂屋さんでする時は、職人さんが多い地域やから、大工や植木屋が出てくる話とか…京都の観光地やったら、いらち俥とか…酒処やったら、お酒の話とか…ねぇ~。

名人と言われた落語家さんは、どうやってそういう感覚的なものつかんでいたんだろう!?

ちょっと早くに着いてもぷらぁ~っと、ギリギリまで周辺を歩き回って、空気感に触れていたんだろうか?

その土地ならではの落語が聴きたいと思う今日この頃。。。

お風呂屋さん自体の佇まいは、非常に趣があるような感じで…昭和レトロな雰囲気でした。

天井が書院造って言うのかな?縦横に格子状にくまれていました。
真ん中に大きなファンがあり、壁には扇風機、ロッカーもちょっと懐かしい木目のロッカー!!

いい雰囲気のお風呂屋さんでした。残念ながら、お風呂には入れませんでした。

やっぱり…お風呂屋さんの落語は、自分の住んでる地域のお風呂屋さんで聴く方が良いのかもしれない!!

どなたか…私の住んでる地域のお風呂屋さんでも落語してくれないかなぁ…っと。但し、地域にちなんだ演目で!!という、条件で…。