本日は、繁昌亭昼席に行ってきました。

まずは、八斗さんで「子ほめ」でした。
ほめるポイントが、面白いですね。
二階席の再後尾から見ていたのですが、二階席のお客さんの反応が良く、絶えず笑いが起きていました。

笑いのウォーミングアップができたところで…佐ん吉さんの「堪忍袋」です。
堪忍袋は、好きな噺のひとつです。
ご結婚されている落語家さんが良くやっているものですね。

生の夫婦の会話がアドリブで入ってたりして、どの落語家さんの噺も楽しいです。

岐代松さんで「時うどん」でした。
えっ⁉︎時うどん?…時うどんって、繁昌亭では、禁止の演目なのでは?

ちょっと、びっくりしましたが、やっぱり…面白い噺ですよね。

個人的には、時そばの方が噺の内容的にピッタリくると思っているのですが…。

夜鳴きそばってあるけど、夜鳴きうどんは無いしなぁ~…二八で十六文ってとこも、二八蕎麦にかかっているからね~…二八うどんは無いしなぁ~って。

にしても、岐代松さんのうどんは、めちゃ長い麺ですね~。
そういえば、昼食がうどんだったわ。
落語に出てくる人みたいに上手にすすれません。練習が必要ですわ。

そして、旭堂南左衛門さんの「天野屋利兵衛」です。
お上に背いてお金を得たことがバレて…おしらすでのその後の展開が気になります。

にしても、講談師と言っても古めかしいしゃべりではなく、どちらかというと、分かりやすいしゃべりで、楽しかったです。

瓶太さんで「振込め」。桂三風さんが作られた噺のようです。
詐欺グループの間の抜けた展開に爆笑の連続でした。

そして、米左さんで「皿屋敷」。
お菊さんがかなりコミカル…怪談話のはずなのに…ね。笑っちゃいます。
しかし…そんな、キャラ設定でいいのかしら?お菊さんに怒られないかしら?って。

そして、中入り…
繁昌亭のお菓子を購入!
みたらし団子のでかいのときな粉のチョコを買ってみました。

中入り後、口上がありました。
向かって右側から、南左衛門さん、米左さん、吉坊さん、文福さんで司会が佐ん吉さん。吉坊さんのこれからのますますのご活躍を祈念した口上が次々と述べられていき、最後は大阪締めで会場が一体となりました。

そして、文福さんの「お笑い夫婦噺」。
小話が続いた後、歌謡ショウ…えっ⁉︎
えぇ~っと、どんな噺だったか忘れた!
しっかし、テンション高すぎる高座でした…キャラも濃い‼︎

そして、文福さんって、お名前は以前からお聞きしていたのですが、生で拝見するのは初めてで…故三波伸介さんに似てるって思いました。

で、生喬さんで、「須磨の浦風」。
夏にオコタ…なるほど‼︎いいですね~…家でやってみようかと思ったけども、掘りごたつやないと無理やわ。はははっ。
面白い噺ですね。ためになるわ。

そして、トリ。
吉坊さんで「浮かれの屑より」。
タイミング良く、裏のお稽古がお仕事の邪魔をするところが、面白いですね。
そして、踊りが綺麗です。

にしても…吉坊さんって…意外と、年齢がいってる…18、19歳くらいと思っていたので、16年のキャリアってことで、3歳くらいから入門して、学業と落語の修行を両立させながら精進してきた苦労人と、勝手に思い込んでました。

今日一の驚きでした‼︎

繁昌亭では、噺の展開に合わせた太鼓や笛、三味線の音色が臨場感を与えてくれるので、より楽しい噺になっています。

本日は、楽しい落語会でした。
吉坊さん、おめでとうございました。

※八斗さんの堪忍袋が聞いてみたいです。