いい子じゃなくていい。
母なる個性を愛し
つよく、やさしく、自由であれ。
醸しあきん道 主宰
かもし屋 ろっぺんです。
昨日むすめが
風呂してるときに
突然
「わたしは、
すごいちからもってる？」
と聞いてきた（笑）
で、そこから延々
「そのちからは
どこからきてるのか」
とか聞いてくる（笑）
もうすぐ５歳、
あなどれませんw
さて、娘に限らず、
「すごいちから」を
持たずに生まれている人は
おりません。
灰色で生まれてきてる人は
ひとりもいません。
でも、この世界を
灰色にみてしまう人は
います。
昨日師匠とわたしが突然
世捨て人同然で始まったときの
話になったのですが（笑）
普通ならまぁ
出してもいいんじゃね？
っていう経歴の一切を封じ（笑）
素手で勝負みたいな
ライティングの世界に
飛び込んで、
すっぱだか同然で
突然「詩人」とか
言い出しました（笑）
当時の私はエンデの
『モモ』でいうところの
灰色の世界に生きてしまった
そういう自分の一切を
捨てたかった（笑）
でもね、
会社員時代のすべてが
灰色の世界一色だったか
というと、
そうではないです。
会社行くのが
めちゃくちゃ楽しくて
仕方ない時期もあった。
チームが
和気あいあいとして
「おめえは母ちゃんみたい
なんだよな」
とか言われながら、
楽しくやって
結果も出てた。
てれ助からは
「会社行くのが楽しい変態」
と言われてたし
管理職になったのも、
尊敬する人がいたからです。
自分もそういう人に
なりたかったし、
そういうチームを
作りたかった。
でね、最終的に、
「灰色にしか見えない
灰色の自分を生きている」
そう思ったのは私。
です。
当時のわたしは、
はたから見れば
世捨て人となりましたが（笑）
それまでの自分が
生きてきた世界の
対極にあるような
詩人の世界に
どっぷり浸かって
そこで
得られたのは何だったか。
それは
どんなものにも
彩を見ることができる。
という確信だったと
思います。
プロの詩人や
それこそ詩を書いて
何十年という人たちと
交流してみて
冬の寒空にも
温もりを、
日常づかいの
他愛もない茶碗に
皮肉も微笑も
宿せてしまう（笑）
その鮮やかさに
驚きながら
それは詩の世界だけに
許されたことではなく、
人生だって
仕事だって
自分の才能だって
灰色に見るのも
彩鮮やかに見るのも
自分次第。
自由自在なのだと。
灰色の世界、
退屈な世界が
あるのではなく、
灰色に見る
退屈に見る
自分がいるだけ。
自分は灰色の人間だ。
そう思ったら灰色でしか
生きられません。
でもね、
「すごいちからもってる」
そう生きてたら、
その「すごいちから」で
わたしは何をする？
そう生きるでしょう。
そのすごい力は
どこから来てますか？
４歳の問いは
なかなか鋭いでしょ（笑）
ろっぺん
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