いやさか!
うたげ
にぎわう
花びらたち
にぎられていた
小さなおてては
自らその手を広げ
いやさか祝う
手とならん
やがて
にぎやかなる
花びらとなり
いやさか!と
はるかなる
いのちの木々
花びらふるわせ
芽吹きを迎えた
いのちたち
にぎにぎしく
いざ歌わんことを
ろっぺん
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桜を見て心震えるのは、
誰ひとり欠けてもこの世に存在することができない、
ご先祖様たちを感じるから。
そんな気がした。
サクラのない都道府県は、多分ないのだろう。
そんな大和のくに。
サクラのことをうたうのは、
まだまだ難しいと感じたのでした。
ろっぺん