いい子じゃなくていい。
母なる個性を愛し
つよく、やさしく、自由であれ。
醸しあきん道 主宰
かもし屋 ろっぺんです。
週末、
「ハリネズミが作りたい」
という娘に
つきあって
ココロがハリネズミになった
ろっぺんです。
ハリネズミチョコは
1.ガナッシュをつくって
2.ホワイトチョココーティング
3.トゲをつくる
4. 目鼻を描く
5. 包装・ラッピング
はっきり言って
現役時代に
やったことない
工程の多さ。
先週から
若干ユーウツだったのは
これですね（苦笑）
このお方↓（旦那さん）は
こういうの作るの
結構好きです（笑）
ちょっとずつ進むの
苦にならないので。
でも、土曜日は
「ガナッシュで終了でしょ？」
という
能天気の極み
でおりましたので
喝！
入れて３人がかりで
仕上げ（笑）
じいじたちにも送りました。
娘は
お友達にあげるというよりは
「自分が食べたい
」
ですね。
お菓子を作るのは
嫌いじゃないのですが、
あらためて思った
現役時代と
共通の結論。
バレンタインは
超・面倒くさい
！
です。
５歳の娘に
やる前から
「嫌だ」と言うのは
大人げない。
と思いましたので
今年はハリネズミしましたが
目を輝かせて喜ぶ娘が
いなければ
絶対、関わりたくねぇ。
この手のイベントものは、
どーしてもやりたいんなら
自分でできるように
なってもらおう。
そう心に決めた
ろっぺんです（笑）
バレンタインブルーの起源は小学生時代に
遡りますが
今日はもうちょいあとの話、
中１の時ですね。
吹奏楽部で
好きでもない
先輩（しかも女）に
菓子献上。
という
くそみたいなルールがあり、
その先輩たちというのは
下手くそなのに
いばっており、
日頃から
意地悪しか
されていません（笑）
尊敬の「そ」すら
微塵も沸いてない相手に
なぜバレンタイン
せにゃならんのか。
憤りすら感じる
イベントだったわけですが、
何もあげずに歯向かうほど
アウトロー極める勇気は
なかったのと、
吹奏楽もまだ
やめたくありませんでした。
そして腹立たしい
このイベントをいかに
乗り越えるか
考えに考え、私は・・・・
レーズン蒸しパン
をお見舞いします（笑）
マフィンじゃありません。
蒸しパンです。
ときどき母ちゃんが
ホットケーキミックスを
つかって作ってくれてた
やつです。
さて、この時点で、
冷静な読者さんならば、
バレンタインに
レーズン蒸しパン。
そんなものあげたら
さらに意地悪が
ヒートアップする
リスクしかない。
普通はそう考える
でしょうし、
万一、私のように
蒸しパンを思いついた
レアキャラだったとしても、
そんなものを献上するのは
あきらめるのが定石
そう考えるでしょう
でもわたしは
このレーズン蒸しパンは
実はウマイ。
ということを
身を以て確信していました。
騙されたと思って
口にぶっ込めば、
「意外とイケる！」
という
思いがけない感動とサプライズ
に賭けました（笑）
そもそも
うちにはレンジどころか
オーブンすら
ありませんでした。
なぜか
ケーキを謎の鍋で
焼く母でした。
チョコレートを
買う小遣いはなく、
クッキーもマフィンも
焼けない
がけっぷち
その窮地から
レーズン蒸しパンチ
夜露死苦！
をお見舞いした私。
今思えば
あげない選択よりも
アウトローだった
（笑）
結果、先輩から
どういう反応が帰ってきたか。
じつは、
全く記憶にありません（笑）
でも、
退場は免れたのでしょう。
引退まで吹奏楽は続けました。
先輩の反応は
記憶から消したのかも
しれませんが（笑）
唯一覚えているのは
トロンボーンの子が
帰り道で
「あれ、めっちゃ美味しかった〜！」
と言ってくれた記憶だけが
残ってまして、
それで満足したのを
覚えております（笑）
さて、この話と
今日のお題を
どう結ぶのか。
徒然なるまま
レーズン蒸しパンチを
書き綴ってしまったので
若干オチが心配になって
きましたが、
まず、
バレンタインの類で
ブルーになる
という人は、
この手の
イベントの類について
肚の底では
そんなの関係ねぇ！
って思ってますね。
むしろ
なくなってくれた方が
清々するくらいです。
バレンタインに限らず、
心の琴線に触れぬものには
翻弄されたくないし
されるんならせめて、
ハイ！オッパッピー！ くらい
お見舞いしてやりたい
んじゃないでしょうか。
しかも、
わたしたちは
中１じゃなくて
いい大人です。
本音をごまかして
生きつづけるより、
バレンタインなんてオッパッピー！
でいい。
「バレンタインって
楽しいですよね！
チョコ探すのってなんだか
わくわくするんです♡」
なんて、
微塵も思っていないことは
絶対書かない。
そう決めるだけで
メルマガもブログも
書きやすくなります。
何よりも
生きやすくなります。
どう感じるかなんて
その人の自由です。
明日死ぬかもしれません。
それなのに
おべんちゃらなメルマガが
最後のメッセージでした・・・
なんて、
そんなのは御免です。
イベント化した
バレンタインがキライな理由は
心にもないのに
表面的にちやほやし合うという
低俗なエネルギー交流が
横行するからですね。
そんな
幻想に泳がされて
悔しくないのか？
という
中１ろっぺんの問いかけが
レーズン蒸しパン
に込められていたかもしれない。
３０年近くを経て
「お前、よくやった」
と言ってやっても
いいんじゃないかと
思いました（笑）
というわけで
今日の結びですけれども、
心にもないことばで
無駄なエネルギー循環を
するな。
というのが結論です。
肚から思ってないんなら
言わない方がマシ。
ですから、
己の感動を貫け。
ということに尽きます。
ではでは
本音でヨロシク（笑）
ろっぺんでした。
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