動画内で
「鎖骨が歪むことで胸腺の働きが低下し、赤血球や白血球のバランスが崩れる」
「胸腺で作られるヘルパーT細胞が、B細胞と協力してコロニー刺激因子を作って造血を管理している」
と言及されていますが、ここで指摘されている「コロニー刺激因子」とは「インターロイキン3」を指していると思われます。
「造血幹細胞を，IL-3の存在下に培養すると，好中球，マクロファージ，好酸球，好塩基球（肥満細胞），巨核球の出現を観察することができる．この系にエリトロポエチンを加えると，赤芽球の産生をみることもできる．このように，幹細胞の多方向への分化を可能にすることから，IL-3は，精製されるまではmulti-CSF（colony stimulating factor；コロニー刺激因子）と呼ばれていた」
「IL-3は各系統の血液細胞への最終的な分化段階まで誘導しうるが, 単独ではその効果は弱く, 各系統の血液細胞の産生には, 各系統に特異的に働く造血因子が共同で作用する必要がある」
上記「」内は下記サイトからの引用
また、ヘルパーT細胞とB細胞が協力して産出するのは「抗体」とされています。
「ヘルパーT細胞はB細胞を助けて抗体を産生させ、免疫を高める」
「」内は下記サイトより引用しました