原発関連で中部大学の武田邦彦教授のサイトを読んでいますが、千葉県の水について、こんな記述爆弾

--引用開始--

330日、驚くべきニュースが流れた。

「千葉県八千代市の睦浄水場の入り口手前で22日に採取した飲用水から、大人の飲用基準(1キログラム当たり300ベクレル)を超える放射性ヨウ素131370ベクレルが検出されていたことが30日、分かった。北千葉浄水場でも336ベクレル。

 28日に採取した水から放射性ヨウ素は検出されておらず、県は現在、飲用を控える呼び掛けはしていない。」
 --引用終了--

この「ニュース」のソースがどこかはよく分からず、かつ、下のほうに想像で書かれているところもあったので、真相を確かめるべく、千葉県ホームページからたどって北千葉広域水道企業団のサイトと、八千代市上下水道局のサイトを確認してみた。

水の通り道、なんだか異様に分かりにくい汗のですが、なんとか解読したところでは

アウト3/22 睦浄水場(八千代市水道局) から外にでていった水
:120ベクレル/kg

IN3/22 北千葉広域水道事業団から睦浄水場に受水した水
:370ベクレル/kg

睦浄水場(も含め八千代市の水)は、
・地下水4割(放射性物質は検出されていない)
・江戸川を水源(東京の金町浄水場と同じ水源)とする北千葉広域水道企業団から購入した水6割

のブレンドなので、
INが370だったけど、地下水とブレンドされて、OUTは120 という数値になった、ということのようです。

ちなみに、北千葉広域水道事業団(こんな団体初めて知った)を構成する団体は、以下の通り。
千葉県水道局、松戸市水道部、野田市水道部、柏市水道部、流山市水道局、我孫子市水道局、習志野市企業局、八千代市上下水道局

構成とは何か良く分かりませんが、この事業団から水を買ってる自治体、とニアリーイコールでしょう・・・

事業団の水を、他とブレンドせずそのまま配水している自治体があると危険な感じがしますが、各自治体のサイトを見ないとわからなそうなので、ここでリサーチはストップ。

その後は数値も下がっているし、継続的に悪い水を飲み続けたわけでもないですが、一時的にせよ「知らないまま」口にしていたかと思うと、ぞっとする。

(うちでは、料理や麦茶、熱いハーブティなどにクリンスイを利用。クリンスイでは放射性物質除去できない)

この件、あまり報道されないな、と思ったら、今朝の日経新聞にちいーさく出てた。
うーん。検査結果が出るタイミングの問題で、もう終わってる話になってしまったとはいえ。。。