なーんもしないんじゃなくて、なーんもできないの
何をしたらいいかわからないの
余裕なんじゃなくて、余裕ぶってるの
本当はとにかく余裕がないの
子どもたちが楽しみにしているクリスマス会
尊敬する先生ふたりとの、唯一の行事
これが今年のわたしの集大成になる、はずだった
全部先生たちが決めてくれて、もらった仕事すらうまくできなくて、臨機応変に動くことなんて尚更できなくて
マイクはね、アイコンタクトがあったけど意図を図りかねたから、持っていく勇気がでなかったの
やっぱ使った方がよかったよね、うん、わたしもそう思ってた
こうやってわたし逃げてきたんだね
思ってただけじゃ、行動に起こさなきゃ、なにも考えてないのと同じじゃんね
わたしはずるい
時間外で軽く集まって、軽い話し合いで大体のアイディアが出た
流れも決まった
その場で歌の振付も決まった
気付いたら指導案もできてた
質問の内容も考えておくよう呼び掛けてた
プレゼントを受けとる子を決めておくことすら知らなかった
練習をするも、センスのなさが露呈した
当日、会場へ行くと準備はすべてできていた
足りていなかった備品もすべて揃っていた
終了後、片付けようと楽器を外したら、シャララと音が鳴った
それはサンタさんが魔法をかける音
子どもたちは「先生がいる!」と覗き込んだ
それすらフォローしてもらった
わたしはなにをやってるんだろう
協調性に優れてると思っていた、いや中学までは優れてると言われ続けていたはずだったのに、就活の時にやった診断では「協調性に欠く」と結果が出た
そういえば、わたしはキャンプや運動会や発表会の準備をする時がいつも憂鬱だった
いつもなにをしたらいいか分からなくなって、おろおろして、格好悪いから
なにもしないと不安だし、なにかするのは面倒だし
自分がなにを求められているのかがわからない
それがどうしようもなく孤独だった
反省会やると思ったけどやらなかったな
もう、いいや
わたしは自分で反省するや
わたしは、
ずるくない人になりたい
あと、
後輩ができたら仕事を与える人になる
そんだけ