第一回 世界の終わり
〈考察〉
まず曲に出てくる「世界」という単語は一人称「私」を指しています。私の終わりということです。
「私」の悲しみを主観全開で世界の終わりと言い換えている、題名から完璧ですよね。
「君」というのは恋人だと思っています。デイドリームビリーバーや君は天然色などの例があるので自信ないですが。
世界の終わりは そこで待ってると
思い出したよに 君は笑いだす ←恋人からの余命宣告を意味している
赤みのかかった 月が昇るとき
それで最後だと 僕は聞かされる ←赤み=血=死 月=月の満ち欠け=死が近づく の隠喩
そして歌詞の中に「待ってる」「ゆるやかに」「やわらかに」など穏やかな印象を受ける単語が出てきます。死が緩やかに柔らかに近づくのを待つ、つまり恋人は病気ですよね。事故死であれば「急に」や「いきなり」などの言葉を使うはずです。
また、冒頭の「くるっているのは あんたなんだって」に続くのは「つぶやく」です。自分が否定されたり怒られたりした時って相手側はだいたい大声だと思うんです、恋人は弱ってるんですよ。単に悲しんでるとういうのもあると思いますが、、、
紅茶飲み干して 君は静かに待つ
なんで急に紅茶なんだろって思った人多いんじゃないんでしょうか
紅茶は薄い紅です。ここで歌詞の「赤み」が意味を成してきます。「赤み」は死のメタファーです。紅茶を飲み干す=恋人が死を受け入れる、とくみ取れますよね。
〈あとがき〉
パンって美味しいですよね、明日を生きるための糧ですよね。