別記事で書いたように、府中で牽引二種を取得後、一度時間切れで中断していた大型二種に再挑戦し、最終的に二俣川で技能試験合格しました!
(この記事を書いている時点で取得時講習に行けていないのでまだ免許になっていませんがw)
これも備忘と自慢、、、というよりは苦労の歴史を書き残しておこうかと(笑)
【これまでの免許取得履歴】
・2009年7月 : 普通一種取得(高松自動車学校)
・2015年4月 : 大型一種取得(東急自動車学校)
・2015年11月
~2016年1月 : 大型の感覚が鈍らないうちに大型二種 取得を試みるも海外出向により時間切れ
・2019年5月 : 牽引一種取得(東急自動車学校)
・2019年8月 : 牽引二種取得(府中)
2015年に大型二種取得を試みた際は、5回ほど技能試験に落ち続け、合格できぬまま海外出向となり中断となっていました。
2015年の失敗についても戒めとして書いておきます。
(本当はマニアックな試験車の違いを書きたいだけw)
【府中(2015年)】
大型一種を取得したものの大型ペーパードライバーになること確定だったため、感覚が鈍らないうちに二種も取ってしまおうと思い、府中で大型二種を受験し始めました。
まあ府中の大型二種は他にも詳細アップしていらっしゃる方がたくさんいらっしゃるので簡単に。
当時府中の試験車は日デシャシに西工ボデーの11m。
シフトはロッドシフト(床から長い棒が生えてるヤツ)で、自分は試験で初めてロッドシフトを扱ったので、まずシフトに苦労しましたよね(笑)
なんかメリハリの無いシフト感覚で、「ぐにゅ」って感じの操作感だったので、正しく入ってるのか入ってないのかそもそも不明。
シンクロながらも回転数ズレてるとギヤが入らないことがあり、舌打ちしつつクラッチ踏み直して再度シフト操作するなど。。。
それでも初回の受験で接輪等はありつつお情けで路上まで出してもらった覚えがあります。
路上では張り出した木の枝にミラーを当ててアウトでしたがw
そしてその後の試験は散々で、結局路上に出られたのは最初の1回のみでした・・・。
記憶にあるミスとしては、、、
①鋭角で内側のスペースが無くなるという凡ミス
②方向変換で身動きできなくなりリタイア
③後方車体間隔でポールにぶつける
といったお恥ずかしいもの。。。
出向前の最後のチャンスとして受けた2016年1月の試験もあっさり落ちてTF106Bはマレーシアに飛ばされましたとさ(笑)
【戸塚自動車学校】
帰国後、牽引二種を取得し再度大型二種挑戦を決定。
2015年の経験から練習しないと無理だと思い、2019年12月にかの有名な戸塚自動車学校で3時間練習しました。
教習車は神奈中の中古らしい古いふそう車。
タイヤはツルツル、速度計は動かない、坂道で止まれるだけサイド引いたら解除するのに一度フルパワーで引っ張らないといけないという状態ながら、シフトはエアコントロールシフトで楽ちん(笑)
場内だけの教習を受けましたが教習は極めて実践的、且つ試験のポイントを押さえた内容となっており、非常に勉強になりました。
苦手意識のあった後方車体間隔はここでかなり改善しました。
それにしてもこの車校、なかなかすごいところで、地下駐車場は狭いうえに太い柱が存在感を放っており、駐車するだけでもなかなかの技量を要求されます(笑)
そして駐車場の隅には男子用小便器・・・?
事務所兼待合室は時が止まっており、だるまストーブも相俟って昔のスキー場のパトロール室を思い出す雰囲気。
(でもトイレにはウォシュレットがあり◎!)
【府中(2019年-2020年)】
2019年12月某日、戸塚自動車学校での練習を終え満を持して府中での技能試験に臨みました。
試験車が更新されており、いすゞエルガ、エアコントロールシフトになっていました(楽ちん!)。
戸塚自動車学校でエアコントロールシフトの車触っておけてよかったです。
ところが鋭角で内側のスペースが無くなり脱出不能になるという信じられない凡ミス。
お情けで方向変換までやらせてもらえたものの、ここでも脱出の際に植込みが気になり左前を使い切れず脱出不能に・・・。
脱力感とともに次回予約をして帰ります。
2020年1月某日、リベンジです。
今回は鋭角を問題なくクリアし方向変換へ。
前回と同じ場所の方向変換を、今回はポケットに入れた際に車体右側のスペースを広く確保し、前回と同じミスをしないようにクリア。
後方車体間隔は大型一種の方向変換ポイントで実施しました。
ポケットに入れる際に多少気は使いますが、大型一種用は道幅が広いので余裕あり、後方間隔も専用場所でやるより掴みやすかった印象です。
無失点で路上に出たところまでは良かったものの、路上では右折車線に入る際の減速チェンジをミスり大きく揺れ、全体的に走行位置が左に寄りすぎ、最後は歩道を自転車でよたよた
走っていたおじいちゃんとすれ違う時に減速しなかったのが不安全としてアウト~。
さて、ここで引っ越しにより東京都民から神奈川県民になったことにより府中での受験継続は不可能となり、受験地を二俣川に移すことになりました。
【二俣川】
2020年6月某日、コロナ影響も収まり、そろそろ大型二種受験再開を考え二俣川について色々調べていたところ、二俣川は土日祝に試験車、試験コースで練習可能なことが判明!
土曜日に練習予約を入れました。
同じく6月某日、技能試験の申し込みをするために初めて二俣川試験場へ。
比較的広い駐車場(1回\1,000)が有りありがたい(?)のと、建物がとにかく綺麗!
(府中と比べたら月と・・・)
13:00に3階窓口で申請書を受け取り、記入・受験料支払い・視力検査を済ませると15:00に技能試験窓口へ来るようにとのこと。
昼食+献血で暇を潰し、集合場所へ行くと、技能試験の説明がありました。
既に受験日時が指定されていましたが、変更したい旨伝えると思いの外柔軟に対応してもらえました。
試験実施日が限られている印象の府中と比べると予約が取りやすそうで、受験が長期化しても大丈夫そうです(笑)
また、試験待合室や敷地外からコースを見渡せるのもいいですね(府中と違い木が少ないですし)。
6月某日、運転練習のため二俣川へ。
直接技能試験待合室に出向き、利用料を支払います。
すごく混んでいるのかと思ったのですが、同じ時限に練習していたのは大特の方が1人と普通車の方が1人だったと思います。
車両は当然余っているわけですが、予約が入っていなかったのか、指導員が限られているのかは分かりません。
大型二種の車両はいすゞエルガ、ロッドシフト車です。
VINプレートを見たところ06年製となっていました。
ギアは府中の日デ車に比べれば操作感がしっかりしており、そこそこ運転はしやすい印象(オイルが温まるまで若干重さはありましたが・・・)。
さて、この日の指導員の方は50分という限られた時間の中で最大限ノウハウを伝授しようと努めてくださり、自分が操作をしようとする0.5秒前に逐一操作を指示してくださいました(笑)
(「はいチェンジ~」「はいストップ」「もっとステアリング切って」といった感じ。)
おかげさまで鋭角、方向変換、縦列、後方車体間隔、路端停車と一通りこなせるようになりました!
不安だった路端停車も、左ミラーで車体側面のマーカーランプと目標物が重なるぐらいのイメージで止めれば行けそうだということにしました。
ただ練習中に前に府中で受験して失敗したことを話したところ、「なんで府中は簡単なのに受からんかったかな~。」
と言われましたorz
ネット情報では何となく見ていましたが、確かに府中は鋭角は左巻きのみ(らしい)、縦列はなく方向変換のみ(らしい)、路端停車の際は一瞬中扉の方を目視で確認してもいい(らしい)など比較的簡単と言われているようです。
しかし改めて言われると今後の苦労が思われて絶望的な気分になりますね。。。
2020年7月某日、二俣川での技能試験1回目です。
技能試験窓口で受付の際に渡された受験番号は1番・・・。
初めての二俣川での試験なので1番は避けたかったのですが、まあ仕方ありません。
この日の大型二種受験者は自分含め2名。
発着点から運転席に乗車し坂道発進→右巻き鋭角へと。
府中は片側2車線の外周路から右折で左巻き鋭角に進入するので縁石に平行に車両を寄せるのは難しくないのですが、この日は片側1車線から右折で右巻き鋭角への進入だったので、入りをミスると後輪が縁石から離れてしまい鋭角の難易度を上げることになりそうです。
概ね車両が縁石と平行になった状態で鋭角をクリアすべくステアリングを切っていきますが、少し突っ込み過ぎたようで1回切り返しではクリアできず、切り返し2回でクリア。
鋭角の次は右方向変換に進みます。
車両が若干ポケット左に逃げたものの、微修正して脱出には問題なく、後方車体間隔に進みます。
後方車体間隔は1回目が終わったところで試験官に「はい、では少し前に出してください。」と言われ、50cm以内になっていなかったかーと思い前に出したところ、「ではここで交代します。」とのこと。
てっきり発着点に戻るものと思っていたため、戸惑いながらも運転席を出て2番の方と交代しました。
2番の方が一通り課題を終えて発着点に戻った後、このまま路上に行く旨が伝えられます。
(発着点も路端停車扱いではなかったようです。)
本来であれば再度運転を交代して自分が先に路上を走るのでしょうが、この日は「せっかく2番の方が運転席に座っているのでそのまま行きましょう。」とのことで、2番の方が先に路上を運転することに。
そしてここで気付きました。
自分交代の時に停車措置してない!!
予想外のところで交代と言われ普通にエンジン掛けっぱで運転席離れてましたわwww
2番の方の運転で出発しながら絶望的な気分になります。。。
試験場を出て入っていく道はいきなりセンターライン無し!!!
そんな道を試験コースにするなと思いながら同乗していると、その後も車線に電柱が張り出している箇所や、前方が優先道路で一向に左折できない信号無しT字路など、難易度が高い所が続きます。。。
2番の方が3回の路端停車を終え交代します。
既に気は滅入っていますが、次回に向けての練習でもあるので気を取り直そうと努めます。
出発して間もなく、1回目の路端停車を指示されます。
立て続けに2回目を指示されますが、これが結構な登り坂!
府中での失敗から減速チェンジしていなかったため4速のまま停車になってしまい、低速での微調整ができず明らかに早く止まってしまったような気がします・・・。
更に坂道発進し3速に入れる際、減速を嫌がってクラッチを早く繋ぎすぎ車体動揺。。。
その後は交通状況に恵まれスムーズに運転できていたのですが、3回目の路端停車後信号ありのT字路で右折車線に他車が詰まっており、自分が進もうとしている左折車線は白線を踏まないと明らかに通れなかったので、しばらく様子を見ていたところ、「信号青ですから進んでいいですよ。」と試験官の言葉。
このあたりの判断は難しいですよね~。
また、ステアリングの遊びが非常に大きく感じ、車線に合わせて普通に走る、というのが随分難しく感じられました。
そしてふと助手席を見ると、試験官が採点用紙のファイルを閉じている!!!
もはやお情けで運転させてくれているだけなのだなと諦めモードに入り、無心で試験場まで戻ってきますwww
(今度はきちんと停車措置をしてw)運転席を離れると、試験官からの講評がありました。
曰く、
・場内での減点はなし
(あの停車措置すっ飛ばしたのも???)
・路上に出たらクラッチの操作が雑になってしまった
・路端停車が1回ズレていた
・よく言えばすごく安全運転、悪く言えば慎重すぎる
とのこと。
「以上を踏まえてがんばってください。」とのことでしたが、その場での不合格通知はなく、技能試験窓口前で待っているように指示されます。
そして名前を呼ばれて窓口に行くと、なんと「合格」を言い渡され、その後の手続きについて説明を受けます。
完全に不合格だと思っていたので、次回予約をいつにしようかと考えていたのですが、なんだか拍子抜けしてしまいました。
ともあれ、長期戦を覚悟していた二俣川の大型二種を1回で済ませられたのは時間と費用の節約になり非常に喜ばしいことです!笑
そして大特二種の技能試験の申し込みをして帰りましたとさ(笑)







