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ブログfull strange! ~常に全力を尽くす~

自分や周囲の意識をサラリーマン思考から事業者思考に。個人でも稼げる用に技術、知識を身につけることにフォーカスし、そのために少しでも役立つ情報を提供するブログ

朝4時半、

目を覚ましたと同時に波情報をチェック

だがさすがに4時半にはまだ昨日の情報から更新されているはずもなく

波乗りの準備と洗顔、歯磨きをしながらもう一度情報をチェック、

これが僕の休日の朝の日課である。

サーファーならみんな同じような休日をすごしている事でしょう…

今日の波情報の更新がされ

今日の波情報を知る

仙台新港、60点の
サイズ「頭、セット頭オーバー」

「セット頭オーバー」

たったこの8文字は朝から僕に武者ぶるいに近い感覚をあたえる言葉だ

まるで拷問に近いようなパドル地獄と

ひりつくような危険と隣り合わせのテイクオフ

一歩間違えば波に喰われてしまう恐怖感と

その波に乗ったサーファーだけが感じられる圧倒的なスピード感と高揚感!


「セット頭オーバー」


この文字にはそんな無言のメッセージが込められている

正に大きな期待と緊張感、
そして恐怖感を感じる8文字だ


今日は一緒に行く相手もおらず、

そんな「武者ぶるい」にも似た感覚を胸に一人行きなれた仙台新港を目指す。

この感覚は
サーファーなら誰もが感じた事のある感覚なのでは?


ポイントに到着し、
さっそく波をこの目でチェック


期待を裏切らない「頭オーバー」サイズの波と
見事な三角波に心奪われるも、

現実に広がるその光景に

更なる緊張感と期待感が気持ちを交錯する


入念にストレッチを済ませ、
いよいよ入水


「また腰を痛めないだろうか?」

「アウトまで上手くでられるだろうか?」

「ドルフィンをしくじったらどれだけ波に
揉まれるのだろうか?」

色んな不安を胸にただただパドル。

ひたすらアウトを目指す

いつもより遥かに遠く感じる アウト を目指す

色んな不安要素を胸にひたすらパドル


いよいよアウトラインに到着し、波待ちの体制に移る

波のサイズを間近に感じ、

期待と緊張は正に最高潮


「自分が乗れそうなタイミングの波を慎重に選べ!」

「焦るな!」

自分の胸に何度も問いかけ、

ただただ
波を待つ…


サイズの大きさから
「ワイドな波、ダンパーは避けるんだ」
「切れてる波を選べ!」

ただただ自分に言い聞かせ、
ひたすら自分の波を待つ…


なかなか自分に合った波が現れない

他のサーファーも数多くいるなか

前乗りにならないタイミングと
自分に合ったタイミングの波、

ひたすらテイクオフのチャンスを探し、

波を待つ…

自分に自問自答しながら
かれこれ30分程たっただろうか?


ついにチャンスはきた!

アウトの方から大きなうねり、
僕の真っ正面にピークのハッキリしたセットがやってきたのだ。

他のサーファーが行く前に
よりピークを目指し、
パドル、パドル、パドル!


テイクオフの体勢に入り、
よりピークにいるサーファーがいないか念のため確認。


「間違いない!これは俺の波だ!」
心の中で叫ぶ!


頭の中は、
この「俺の波」に上手く乗る。
この一点のみに全神経をとがらせる


いつもながら「頭オーバー」サイズの
ピークから見る風景はヤバい!


ピークの頂点から見おろすパノラマは
その波に乗ったサーファーだけが感じられる最高の風景だろう…

波に喰われるかもしれない恐怖心を頭の片隅に

テイクオフ!


驚く程しっかりしたうねりがもたらす
最高のスピード感!


強力なパワーの波は
最高のスピード感を味あわせてくれる


テイクオフから走っている瞬間は、

僕の全神経がこの波を乗りこなす事だけに向けられる


この最高の波により長く乗り、
より楽しみ、乗りこなすためだけに全神経が向けられるのだ!


視界から波が消え始め、
カットバックの体勢に…

いつもより遥かに感じるスピード感が、
自分が普段より大きな弧を描いているのを実感させる!


そのまま乗り繋ぎ、
更に加速、加速、加速!


バイクや車、自転車のそれともまるで違う

サーファーのみが感じる事のできるスピード感!

誰でも簡単に…とはいかないけど

一度経験したら
その快感の虜になることは間違いない感覚!

本物のシェイパーが削る板に乗り、
最高の波に巡り会え、

その波に乗れるレベルに達したサーファーのみに与えられた

最高の瞬間である!


最初の一本乗り終わった瞬間
僕は自然と歓喜の雄叫びをあげていました


誰に言うわけでもなく
ただ一人最高の笑顔で叫んでいました

「最高ー!」と


一人ドキドキと緊張、感動を味わい


いつの間にか歓喜の雄叫びをあげられる



サーフィンは僕に最高の時間と感動を与えくれるのです!


その後5、6本
時間にして3時間程最高の波を堪能しました

もちろん
乗るたびに歓喜の雄叫びつきです(^^)



そしてこれが
僕にとって、◯60点
「セット頭オーバー」で表現された八文字


サーファー以外の人が読んだらワケわからない内容かもしれない…

同じ波に乗っても
全然違う感覚のサーファーもいるでしょう。


だけど

僕自信が感じているサーフィンに対する「情熱」だけ感じてもらえれば幸いです(^^)