第150回 天皇賞秋 | ノリタケの競馬予想ブログ

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 第150回 天皇賞秋GⅠ

 

 現時点での単勝人気


 1番人気イスラボニータ(4勝)GⅠ1勝、2着1回

 2番人気フェノーメノ(5勝)GⅠ2勝、2着2回

 3番人気◎ジェンティルドンナ(8勝)GⅠ6勝、2着2回

 4番人気エピファネイア(3勝)GⅠ1勝、2着2回

 5番人気スピルバーグ(未勝利)

 6番人気マーティンボロ(2勝)

 7番人気デニムアンドルビー(2勝)GⅠ2着1回

 8番人気ディサイファ(1勝)

 9番人気ヒットザターゲット(3勝)
10番人気カレンブラックヒル(4勝)GⅠ1勝

 

 ※()内は海外含む重賞勝利数


 出走馬全18頭中17頭が重賞馬。

 GⅠ馬は6頭。GⅠ連対経験馬10頭とメンバーは揃った。

 フェノーメノ、エピファネイア、イスラボニータの3世代のダービー2着馬が初対戦。JC2連覇の偉業を達成したジェンティルドンナなど東京を得意とする馬が多く、見どころ満載。

 

 ただ、一つ残念なのが現2、4番人気が約半年ぶり、3番人気が4ヶ月ぶりの休み明け。

 優勝賞金が天皇賞秋の約2倍あるジャパンカップ、約1.5倍ある有馬記念を控えているのだから仕方ないが…。

 今や盾のGⅠでありながら『叩き台』として挑む馬もいるため予想も難解。今年はそれがオッズにも顕著に出ている。


 きっちりセントライト記念を勝って、秋2戦目として挑むイスラボニータが古馬と初対戦でありながら現在1番人気。

 出走馬中、唯一の重賞未勝利馬。にもかかわらず5番人気のスピルバーグ。

 おそらくここ数年馬券に絡んでいる毎日王冠組で最先着。不利がなければ勝ち切っていた内容などを評価してのものだろう。


 イスラボニータとスピルバーグの人気はデータ消去法、及び複勝率の高さ、堅実さにより軸として買いやすいと判断した層のシェアが広いとみる。実績もあり、ハイレベルなGⅠを戦い抜いてきた経験豊富な先輩方との対戦がないわりに、いきなりセンターや1列目に立つべきメンバーなのか?と…。

 

 過剰人気、ゴリ推しの言葉が大嫌いな自分にとって上記2頭は本命には指名できない。


 実績、実力がある割に不当に序列を下げられがちな柏木由紀系メンバーを今回も本命に指名する←


 黒服物語での演技はハマり役といえど、女優になるために卒業した前田敦子、大島優子と遜色ないレベル。


 ってことでGⅠ6勝、左回りGⅠ【4.2.0.0】とドバイ含め左回りでは未だに連対率100%、実績断トツ1位にもかかわらずなぜか現在3番人気止まりと舐められたジェンティルドンナを本命とする。

 同馬にとってハマる左回り、東京で再度名演技を披露する←



 今年の芝マイル~中長距離古馬GⅠは全く面白みのない結果が続いている。連覇、連覇、連覇の嵐…

 
 2013天皇賞春⇒2014天皇賞春
 
 1着フェノーメノ(前走日経賞1着)⇒1着(前走日経賞5着)
 2着トーセンラー⇒不出走
 3着レッドカドー⇒不出走
 

 2013ヴィクトリアマイル⇒2014ヴィクトリアマイル

 1着ヴィルシーナ(前走大阪杯6着)⇒1着(前走阪神牝馬S11着)
 2着ホエールキャプチャ⇒4着
 3着マイネイサベル⇒不出走


 2013安田記念⇒2014安田記念

 1着ロードカナロア⇒不出走
 2着ショウナンマイティ⇒3着
 3着ダノンシャーク⇒4着


 2013宝塚記念⇒2014宝塚記念

 1着ゴールドシップ(前走天皇賞春5着)⇒1着(前走天皇賞春7着)
 2着ダノンバラード⇒不出走
 3着ジェンティルドンナ⇒9着


 2013天皇賞秋⇒2014天皇賞秋

 1着ジャスタウェイ⇒不出走
 2着ジェンティルドンナ(前走宝塚記念3着)⇒?着(前走宝塚記念9着)
 3着エイシンフラッシュ⇒不出走



 昨年の覇者が不出走だった安田記念を除き、すでに3頭がGⅠ連覇達成。


 しかも連覇を達成したフェノーメノ、ヴィルシーナ、ゴールドシップ3頭共に昨年より臨戦過程が悪かった。

 ちなみに3頭とも現5歳。しかも大半のレースが2014年の方が2013年よりも走破タイムが0.7秒~遅いにもかかわらず勝ち切った。


 原因は現4歳世代の不甲斐なさ、現6歳~世代の衰えの影響が大きい。5歳世代の各馬も劣化しているが他世代がそれすら追い越せない現状。

 2年連続現役トップクラスの日本馬が凱旋門賞に挑戦したが

 2013年は2頭出走して2、4着。2014年は3頭出走して6、8、14着に終わったのも納得できる。

 ここ1年で日本馬のレベルが低下してるのは否めない。今年のJCは外国馬にもチャンスはあるとみる。


 話しはそれたが、今年の古馬GⅠの流れなら、天皇賞秋も昨年2着の実績だけで十分ジェンティルドンナを本命に推せる。


 昨年はトウケイヘイローのハイペースを2番手で競馬し、2着を死守する誰が見ても負けて強しの競馬。

 今年のメンバー構成であれば、昨年よりペースも緩み、同馬が得意とする瞬発力が活きる展開を予想。


 5歳時に1番人気で4着に敗れたブエナビスタはシルポート、蛯名の大暴走による1分56秒1のレコード決着によるもの。


 衰えが否めないジェンティルドンナだが、敵はハイペースのみ。衰えが見え始めているからこそ、メイチはJCだが距離も今は2000ぐらいがベストとみる。そして何より前走の大敗&休み明けで人気を落としている今回こそが狙い目。


 戸崎はディープ産駒の瞬発力を活かす競馬は巧い方とみているので期待したい。


 もちろんエピファネイアが初の強敵相手にどこまで自分の競馬ができるかも注目です。


 

 おわりん( ´ ▽ ` )♪