こんにちは。

 

大学の授業も全て終わり、3月に卒業を控えるのみとなりました。

ふと大学生活を振り返ったとき、仮面浪人時代のことを思い出し、懐かしくなって筆をとりました。

私が仮面をしていた当時はどこを調べても仮面浪人のノウハウは何も見つからず、途方に暮れていたのを思い出します(笑)仕方なくスタディプラスでひたすら仲間を探していました。

 

今は少し情報が出回っているのかもしれませんが、少しでも仮面浪人で志望校を目指す受験生の参考になればと思って書いています。

 

仮面浪人に正解はないと思います。みんなそれぞれ大学の忙しさ、受験勉強に割ける時間の量が違います。現役時より何点アップさせなければならないのかによって必要な学習時間も変わってくるでしょう。大事なのは、自分の現在位置を把握し、実現可能な目標を設定することです。

 

仮面浪人は大学生活の多くを犠牲にしなければなりません。仮面に失敗したときには失った時間の大きさに後悔するかもしれません。大学生活は楽しい誘惑も多いので、絶対合格するという覚悟を持って挑まなければ、成功することはできないと思います。

 

それでも志望校を諦めきれず、もう一度挑戦しようと思っている人は、このブログを読んでいただければと思います。

 

1.自分の現在位置を把握する

 

自分が不合格になったとき、何点足りなかったのかを把握します。受験成績開示に応じている大学の場合は必ず開示を申請しましょう。

 

そこから、各科目何点アップさせなければならないのか把握します。各科目、何を勉強するのか、そのためには1日何時間勉強する必要があるのかを計算します。仮面浪人は時間との闘いですから、最も効率のよいルートで点数アップさせることを考えます。

 

私の場合、合格最低点まで数点足りずに不合格になりました。センター試験(今は共通試験ですが)で失敗したので、センター試験で安定した成績をとり、二次試験は受験者平均を目標にすることにしました。

合格まであと数点だったから合格できたんだ!と思う方もいるかもしれませんが、最終的にセンター試験では合格者の学科最高得点を取り、成績上位で合格するだけの実力をつけることができたので、正しい仮面浪人生活ができていたのだと思います。

 

2.大学生活の中で受験勉強できる時間を確保する

 

1ヶ月もたてば、大学の生活リズムがわかってくると思います。1日のなかでどれだけ受験勉強に充てることができるのか、その時間を各教科どの割合で使っていくのか計画します。

 

授業が多い日もあれば少ない日もあるでしょう。私の場合、少なくとも2時間は確保しました。1日休むと大学生気分が抜けなくなってしまうので、どんなに疲れていても机に向かいました。平日は2~6時間、休日はフルで勉強していたと思います。

 

ちなみに、私は大学の近くに自習室を借りて勉強していました。大学の図書館だと気が散るので、空き時間には必ず自習室に行きました。

 

とにかく大切なのは、生活のリズムを作ることです。自分は受験生なんだと自分に言い聞かせて大学と自習室と自宅を往復していました。

 

余談ですが、大学の単位は必要最低限取りましょう。留年してしまったら仮面浪人の意味も無いどころか就活時に印象が悪くなります。どうしても大学に通えない、両立できないと思ったらご両親に相談して休学させてもらうのがいいと思います。中途半端なのが一番精神的によくないです。

 

3.できるだけ多くの模擬試験を受ける

 

K合塾やS台などが定期的に模試を行っているので、できるだけ受けます。2か月に1回受けられたら理想です。私は月に1回受けるようにしていました。自分がどの位置にいるのかの指標になり、これを基準に今後の勉強計画を立て直していきます。

 

結果を見て、次の模試で何点とるのか、そのために何を勉強するのか、長期計画と短期計画を立てて上手く調整していきます。とにかく毎日時間が無いので、無駄な勉強を省いていきましょう。

 

大学生活は誘惑が多いので気持ちを引き締めるためにも定期的に受験するのがおすすめです。

ちなみに、早い時期、浪人生は良い成績が取れます。現役生は後半の追い上げがすごいので、A判定を取れても気を抜かずに頑張りましょう。

 

4.できれば頼れる先生を見つけておく

 

現役生や普通の浪人生と異なるのは、採点してくれる人がいないということです。通っていた高校が近くにある場合は高校の先生をあたるのも良いかもしれません。私は上京組で周りに誰も頼れる人がいなかったので、z会を受講して添削してもらっていました。

あとは、スタディサプリも活用して苦手分野の対策もしていました。仮面浪人生におすすめのサービスについては別の記事で書きたいと思っています。

 

 

5.さいごに

 

基本的なことはこんなものでしょうか。もうだいぶ前の記憶なので忘れてしまったことも多いかもしれません。もう少し具体的なことは、次の記事から書いていきたいと思います。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!