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モラトリアムのアジェンダ

某大学の経営学部4年生。色んな情報発信をして、社会人になる前の糧にしていきたいと思います。内容はIT、読書、文化、スポーツなど。


っていう本を読みました。

iPhone4予約したんで、つい。

自分は基本的にグーグラーというか、
グーグルの思想みたいなのが好きなところがあったんですけど、
iPhone4の概要とかを見て、
今後1年はこれより良いのでないだろうなと思ったんで、買うことにしました。

なんか夏モデル見てもパッとしないし!

この本は2008年に書かれた本なんですけど、
iPhoneがどういう経緯を持って作られたかというところまで詳しく書かれていて、
その優位性とか、今読んでも「そうだな」と思えるところが多かったです。

むしろあまり違和感なく読めたのは、本が出てからもなかなかiPhoneに勝つような商品を日本が作り出せてないってことなんでしょうけど。

アップルが作り出したマーケットは,
先行者優位もあってなかなか勝てないところまで来ちゃったんで、
とりあえずはiPhone買って様子見します。

アンドロイド携帯はいずれマーケットも広がって搭載機種も増えてくると思うので、
その時に比較していければいいですね。

日本のキャリア主導型のスタイルが変わらないと、
結局はあまり進歩しないような気もしますが、そこは期待しときます!


まぁ正直、停止になる前にiPhone予約できてよかったなと。

いずれ使用感などの感想も書ければと思います。

あ、ところでiPhoneユーザーのみなさん、iPhoneを主に何に使ってますか?
自分はおそらくネット使いまくりになると思うんですが、
参考にしたいのでいい使い方(アプリとか含めて)あれば教えてください!
今日はもう見た方も多いと思いますが、映画「告白」に衝撃を受けたので、
それを書いておこうかなと。

色んなところでやたらと評判になってたし、松たか子さんも好きなので見に行こうと決意!

結論から言うと、すごい映画だった。

観てよかったのかは、未だにわからない。
でも、観なかったら多分後悔したんだろうなってことで、多分よかった。

ネタバレはしたくないんで言及はしませんが、とにかく引き込まれた。

映画って大体ここをこうしたらもっとよくなるのに。。とかあるけど、これは無かった。
そういう意味で、すごく完成度の高い作品だなと。

まぁ救いようのない話なんだけど、それを音楽とかで上手くギャップを作りだして、
そこがまたすごく効果的な感じ。

テンポもいいし、映画自体はそこまで長くないけど内容はとても濃い。

それにしても子どもにあんな演技を要求するっていうのもすごいな。
まだホントに中学生、よくて高校生くらいだろうに、あそこまでできるもんなんだね。
それを要求する監督も監督だけど笑

まぁだいぶエグい感じにはなってるし、血が苦手な人とかはあまり向いてないかもしれないけど、
そうじゃなければ観る価値は十分にあると思いました。

また観に行こうかな。

というか、映画熱再燃したんで誰かオススメの映画教えてください。

とりあえず今はフロスト×ニクソンを借りようと思ってます。
今日は「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの
『マネジメント』を読んだら」についてお話ししようと思います。

この本は、経営学者としてとても有名なP.F.ドラッカーが書いた
『マネジメント』という本を、野球部のマネージャーが読んだらどうなるか、
というお話です(そのまんまですね)。

ドラッカーというと経営学を勉強する上では避けては通れない存在で、
『マネジメント』の他にも『非営利組織の経営』や『現代の経営』といった
名著を数多く執筆しています。
私は経営学の中でも人材に関する分野を主に勉強しているので、
特に関わりが深い学者かなと思います。

そういった経緯もあってドラッカーについては割と知っているのですが、
その本を取り入れた小説があるということでとても興味が沸き、
とりあえず買って読んでみました。

内容は割と普通で、弱小野球部にマネジメントを取り入れて、
甲子園を目指す!みたいな王道ストーリーなのですが、
そういうシンプルさが分かりやすさにつながっているのかなと思いました。

文学として読む物ではないかなとは思いましたが、
『マネジメント』のエッセンスはしっかり入っているので、
そういった書籍に対する入りとしてはとても良い本だと思います。

原典は一般論がとても多くてなかなかイメージしにくく、
どう実践につなげるかという部分で挫折してしまう場合が多いと思いますが、
この本では高校野球というイメージしやすい要素を取り入れることで、
わかりやすくなっていると思います。
発想の勝利って感じですね。

もちろん企業という組織にも応用できる(というかそれが主旨)ので、
社会人になっても役に立つと思います。

ドラッカーは社会人の一般常識だって言う人もいるくらいですし、
読んだことが無い方にはぜひオススメしたいと思います。

でも、表紙が萌え絵である必要はあったんでしょうか。
逆に買うことに抵抗を感じる人がいる気もするんですが・・・。
まぁ中は普通の小説ですし、ジャケ買いでもいいんで読んでもらって、
ドラッカーに興味を持つ人が増えてくれると嬉しいかなと思います。

以上。