26号だよーん★
26号から、
今日は大切なお知らせがあります。
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26号は3月いっぱいで、
おもちゃハウスを卒業することになりました。
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tm-0026は
ペイントシティ生まれ。
絵を書くインクペンとして、
人間のご主人様と、
毎日毎日、
一緒に絵を描いていました。
それはもう楽しくて、
あっと言う間にインクが無くなっていく日々。
その度にインクを補充してもらっていました。
その時間もとても幸せでたまらなかった。
そんなある日・・・・
いつもは丁寧にインクを補充してくれるご主人様が、
インクが切れたままの私を見てくれません。
「あれ・・・?
見えていないのかな・・・」
「わたしはここだよ、ご主人様・・・!
インクが切れて、もう書けないよ・・・!」
どんなに声を出しても届かないまま叫び続けました 。
声がかれ、諦めかけた時、
ご主人様の大きな手が、
私を持ち上げました。
—あ、やっと気付いてくれた・・・!―
そう思った瞬間、
—ポイッ・・・—
私はゴミ箱に投げられていました。
最後・・・
落ちながら見た、
広い広い机の上には、
新しいカラフルなペンがたくさん広がっていました。
今流やりの、
3色ボールペンさんや、
マッキーさん、ポスカさん。
他にもたくさん。
みんな新品でキラキラしていて、
ボロボロに汚れた私は、
もう声も出せなかった。
・・・・
そんな時、
クラーク博士が私を拾ってくれました。
私を人型のおもちゃメイドにリメイクし、
『絵を描く楽しさを、おもちゃメイドとして、
再び人間のご主人様、お嬢様に伝えてくるのだ!』
そう優しく言って背中を押してくれました。
そんな大きな使命をもって、
私はおもちゃハウスにやってきました。
初めて逢うご主人様には、
「私、ペンのおもちゃなんです!」
そう言って、
沢山の絵を描きました。
「26号、あれ描いてー!」
そういってリクエストをしてもらうことも沢山ありました。
私が絵を描いて、
それを見て喜んでくれるご主人様たちの笑顔が、
とてもとっても大好きでした。
26号は、
まだまだ、おもちゃハウスにきたばかりだし、
絵の楽しさは伝えきれてないかもしれません。
しかし
卒業を決めました。
実は今、
ペイントシティでは、
お祭りやコンクールなど、
とても忙しく、
とっても人手不足なのです。
私もペイントシティとおもちゃハウスを
出来る限り行き来していましたが、
パーツがこわれ、
インク漏れを起こしてしまい、
もう動けないギリギリまで来てしまいました・・・。
当分の間、
トイタウンで修理に入り、
同時にペイントシティのお仕事に専念する事になりました。
おもちゃハウスの
ニコニコ、笑顔な空間、
本当に大好きでした。
おもちゃ仲間の皆も、
あったかくて優しくて、
大っ好きでした。
でも、
まだ少しだけ、
動けるみたいなので、
インクが切れる最後の最後まで、
絵を描いてお給仕したいと思います。
次は17日の日曜日!
そのあとはまだ決まっていません。
もし良ければ、
ぜひぜひ、逢いにきてほしいです。


読んでくれてありがとう。
26号でした★