「チームを誇りに感じる。全てを出し切った」とアギーレ監督は選手をねぎらったが、前半7分の失点は、守備陣があまりにも簡単に裏を突かれた。
攻撃陣は後半36分に柴崎がミドルシュートで同点とし、その後も完全に押し込みながら、追加点を奪えなかった。
相手の10倍となる35本のシュート、68%を超えるボール保持率と相手を圧倒するサッカーをしたといえど、大事な結果の前ではむなしい数字でしかない。
(サンケイ 1/24)
「たかがサッカー、されどサッカー」ですよね。
スポーツである以上、一方のチームは勝ち、もう一方のチームは負けるのが当たり前なのですが何故か日本が負けたことが信じがたいというか、、、
サッカーほど観客を興奮させるスポーツも珍しいのではないでしょうか。
人にとって一番便利な手段である「手」が使えないというハンディーを背負って激しく競い合うスポーツは他にありませんよね。
日本チームの昨日のUAE戦は「タプタプハダ(じれったい)」の一言に尽きます。
サッカーの試合を観ててこれほどイライラさせられたのも久しぶりです。
日本が35本のシュートを放って1ゴール、UAEが3本のシュートを放って1ゴール、これがすべてを物語っていますよね。
「決定力不足=決めるべき時に決められなかった結果」が日本の一番の敗因でしょう。
日本は試合をあれだけ一方的に支配して攻撃を掛けていたけど、何故か安心感が無く、1点を追う焦るような気持ちしか感じられない試合運びでしたね。
UAEのゴールキーパーは試合中も忙しかったけどテンションは最高に上がっていたようでPK戦でも日本選手のキックを正確に予測してボールの来る方向に飛んでいました。
そのプレッシャーが不調の香川にコーナーぎりぎりにボールを打たせ、結果的に失敗に結びつけたのだと思います。
一方、日本の川嶋キーパーは全くボールの方向を予測できず、UAE選手たちは余裕を感じさせながらキックしていました。
シュートの「決定力不足」は永年の日本サッカーの課題ですけど、これを何とかしないと世界どころか、アジアでも通用しない日本サッカーになってしまいますよね。
ちなみに小生は、今回のアジアカップの決勝戦は韓国とオーストラリアの対決になり、グループ戦では韓国が勝ちましたが優勝はオーストラリアになると予想しています(=⌒▽⌒=)