韓国が地震の無い国というのは、もはや昔話なのかもしれませんね。
韓国の大田地方気象庁によると、1日午前4時48分ごろ、韓国中西部・忠清南道泰安郡の西格列飛島の北西100キロでマグニチュード5.1の地震が発生した。
忠清道だけでなく、ソウルや仁川、京畿道など首都圏でも揺れを観測した。
これは韓国で観測が始まった1978年以降、3番目に大きい地震。
震度は泰安が4、仁川が3、ソウルが2程度だった。この地震による大きな被害はないと予想されるという。
(朝鮮日報 4/1)
1日の早朝に韓国で地震があったようですが私は熟睡していたせいか、全然知りませんでしたね。
M5.1規模で3番目に大きい地震と言っているくらいですからあまりにも地震と関係が無い国だったという事がわかりますよね。
日本は火山帯の上に位置しているのに比べ、韓国は大陸の岩盤の上にあるから地震は無いと言われてきましたが、ここに来て韓国も必ずしも地震から安全な国とは言えなくなってきました。
韓国の西側にある黄海では昨年から地震が頻発しているのです。
1978~2012年には年間平均6回の地震が起きていたのが、昨年だけで合計52回の地震が発生したということです(M2.0以上基準)。
元々、地震が無いという事で耐震構造になっている建物はほとんど無く、まともに一発大きいのが来たら相当数の建物が崩壊する危険性に晒されているのが現状でしょう。
私もアパート暮らしだけど、このアパートは耐震構造になっているという話は聞いたことがありませんしね。
数十年前に日本に遊びに来た韓国の友人と共に旅館で食事をしていた時、突然地震が来て天井からぶら下がっている電灯が大きくぶらぶらと揺れましたが、それを見つめながら緊張した顔で身動きもできずにいた姿が思い起こされますね。
日本では常習的な地震の避難訓練を通してそれなりの対応が訓練されていますが、韓国では地震に対する避難訓練は行われていないので、とっさの場合は相当な混乱が起きるかもしれませんね。