韓国が誇る「ソウル大学」は『日帝時代の残渣』なのか?! | ソウルの風に吹かれて、時には優しく、時には雷雨のごとく!

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韓国での暮らしを通して観た韓国社会の素顔や日韓関係、南北問題、韓流など興味を引く情報を紹介してゆきます。

留学機関IDPエデュケーションと英国の大学評価機関THEは17日午前、ソウル中区のプレスセンターで記者会見を開き、世界大学ランキングの結果を発表した。

アジアの大学では日本の東京大が23位で順位が最も高かった。前年59位だったソウル大は44位に上がり、韓国の大学ではトップとなった。

(中央日報  3/17)


韓国の誇る「ソウル大学」は日本が植民地支配していた時代に創設した“京城帝国大学”を起源とした所謂『日帝時代の残渣』になるのか、ちょっと気になり調べてみました。




「1924年に日本が創設した京城帝国大学(1946年に京城大学と改称)は、米軍法令102号により1946年8月22日に一旦閉鎖されているため、法的にはソウル大学との連続性がない。 とはいえ、理事会や施設等が旧京城帝大関連のものであるなど、両者の関連性は深い。

1946年10月15日、当時のアメリカ軍政庁の指示・指導のもと、9つの専門学校(京城医学専門学校、京城法学専門学校、京城歯科医学専門学校、京城工業専門学校、京城鉱山専門学校、水原農林専門学校、京城経済専門学校、京城師範学校、京城女子師範学校)を統合して開設された。

ソウル大学校の公式見解では京城帝大を起源とはしていないが、一部の学部では日本統治時代の学校を前身としているところもある。」
(ウイキペディア百科辞典)



法的には8月に京城帝国大学を閉鎖して、すぐその後に9つの専門学校を統合してソウル大学を創設したので“京城帝大を起源とはしていない”ということになっているようですね。

しかし、ソウル大学の源となった9つの専門学校は植民地時代に創設されたものがほとんどでしょうから、京城帝国大学といい日本は韓国のために多くの学校を創設して韓国人を教育して来ていますよね。

戦後の韓国の発展を見ても京城帝国大学出身者や日本へ留学した人々が大きく寄与した事はいかに反日を叫んでも否定できない事実です。





韓国は最近よく日本をナチスドイツになぞらえて自分たちがあたかもユダヤ人と同じような迫害を受けたかのように言いふらしています。

しかし、ナチスドイツはユダヤ人の教育のために学校を一つでも創設した実績があるのでしょうか?

韓国が主張する「被害者意識だけの歴史観」は影の部分だけしか見つめない「片手落ちの歴史観」であることに韓国人が気づく時、初めて日韓関係は未来志向に転換されるのでしょうね。