どうもです。
唐突に小説レビューでも始めたいと思います。
どうしてこんなことをやろうかと思ったというと、3年勤めたIT企業を退職し、それに伴い転職期間中（ニート）なのです。
んで空き時間に小説を読むことにハマっていて、、、
自分が読んだ小説のアウトプットを行うことで自分の頭に良い影響を与えようかと思ったためでございます。
今回読んだのは「でぃすぺる」という今村昌弘さん原作のミステリー小説。
あらすじとしては
とある田舎の小学校の壁紙係に選ばれた3人のうち1人が、過去に町で起きた未解決殺人事件の被害者女性の遺族であることがわかります。
被害者遺族であるサツキは従姉妹であるマリ姉（被害者）の死にどうしても不可解な点があるとして調べたいことがあるようです。
サツキは生前マリ姉が残した謎のテキストファイルである、「6つの怪談」を見つけましたが、警察は事件に関与のないものとして判断しました。
どうしてもこれがマリ姉の死と関連している気がするとして疑うサツキ。
壁紙係である3人はマリ姉が残した6つの怪談を元に、彼女の不可解な死の真相を探ろうと奮闘します。
そこには想像もしない、町をも巻き込んだ大きな闇と秘密が隠されているのでした。
といった感じのあらすじです。
読み進めていくうちにミステリーやオカルト、ホラーといった要素が絶妙にバランス良く描写されており、読者の想像を存分に掻き立てる内容でした。
なんてったってこの3人の壁紙係の賢さが半端じゃないです。柔軟な発想とかそういったレベルじゃないです。
僕であれば1つ目の謎で詰んでます。
・徐々に解かれるマリ姉が残した6つの怪談の謎
・登場する人物と、彼らの発言や行動が残す意外な伏線
・科学や人の想像が及ばぬ怪異というものに対する恐怖
これらが絶妙な割合でMIXされているにも関わらず、メインの主人公たちが小学生であることから微笑ましい一面も見え、それが絶妙なアイスブレイクとなっている作品だなと感じました。
こんな感じで小説の感想などをごく稀に更新していこうかなーと思っておりやす
そんじゃまた！！！