あの日…Q10のリセットボタンをいわれるままに押してしまったあの日以来。
何をどこから考えればいいのか全く分からず、俺の中の何かが止まってしまった。
何だろう、この感じ。
すべてが遠く感じる。
言葉の意味がよくわからない。
人が人に見えない。
風景は作りものみたいだ。何で喋らなきゃなんないんだろう。
何で食べなきゃなんないんだろう。
何も聞きたくない。
何も見たくない。
自分は人間で、まだ生きていて。なのにQ10はもういなくて…
会いたい
会いたい
会いたい
たとえ本物でなくてもいいから
もう一度だけでいいから
遠くからでもいいから
会いたい。
健くんの冒頭ナレーション。。。
泣けるなああ(涙)
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ドラマ中盤、Q10にリセットボタンを押す決心をする平太。
平太『いい?』
Q10『平太、また明日』
平太『うん。また明日』
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【最後のナレーション】
…俺は昨日八十八年になった。まだ死ねそうにない。しかし妻のほうはたぶんもうダメだ。
その妻が、しきりにQ10の話ばかり聞きたがる。
Q10というのはたぶん、俺のつくった想像の産物なのだ。なのに俺は何かを見るたびに、Q10にも見せたかったと思うのだ。
初めての出張で見た月からの地球。
新婚旅行で聞いた氷河のとける音。
子供達を連れて行った樹齢1000年の木漏れ日。
余命少ない妻は18歳の俺に会いたがった。
その願いを叶えるため、タイムトラベル用のロボットを発注した。
顔は、妻の昔のデータをもとにした。
出来上がりを見せられた時、俺は驚いた。
まさにQ10だった。
しかも型番まで同じの、俺の青春の真ん中に、たしかにこのQ10がいたと確信した。
もうすぐ妻とはお別れだ。
でも俺がいると思っている限り、妻の笑顔もまた、この世からなくならない。
いるかどうか分からなかったQ10が、70年思い続けて、本当にいたように。
今、隣で妻が、お茶を飲みながらいっている。
『愛も勇気も平和も、この地球上にあると思えば、きっとあるのよ』と。
18歳の俺にいいたい。
Q10を愛したように、世界を愛せよ。
今は見えなくても自分を信じろ。いつか目の前に、お前が信じたものが形を持って現れる、その日まで。
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『Q10』というドラマは本当に大好きです。
佐藤健くんをはじめ、あっちゃんやかっくんみつきちゃん………沢山の方、お疲れさまでした。
スタッフのみなさんもお疲れさまです
健くん


次1月ドラマ『冬のサクラ』の撮影、年末イベの練習、頑張ってね(^-^)b
本当にハードスケジュールでかなり痩せた感じだけど、、、、(涙)(涙)(涙)
本当にこのドラマには感動した



感動をありがとう
深井平太/佐藤健

