私について② | 札幌パーソナルカラー診断/イメージコンサルタント田中かおり/色とファッションで毎日ゴキゲンな自分に

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札幌パーソナルカラ-&イメージコンサル 田中かおり(かおりん)です。

自分の似合う軸を知ると、周りの人へ与える印象が
面白いほど変わります。
綺麗になりたいけれど、オシャレってちょっと難しいなと思う貴方を色とファッションの力で私が一緒に伴走します。

遊びに来て下さってありがとうございます!


パーソナルカラーカラーリストを

目指して勉強中のkaoriこと田中かおりです。


この間の続きです。


何となく私の人となりは書きましたが、
私がファッションに異常な執着がある訳を
お話ししますね。

私は非常に貧しい家庭に育ちました。

わたしの先生は
小学生の頃、親戚のお下がりばかりで
自分の好きなお洋服を全く着られなかった、
とブログかメルマガでお話しされていたのですが、
それを聞いて「いいな、着る服があって」
と思いました。
 
私には選ぶ選択肢すら無かったんですよ。
 
酷い時には明日履くパンツすら無い。
 
一応女なのに
パンツが無いんだぜ、どうよ。
 
貧乏な事は分かっていたので、
母に言えずノーパンで学校に行った事も
一回だけありました。
 
お股も心も寒かった笑い泣き
 
私が小5の時に父が他界したので、
皮肉なものですが、遺族年金が入り
少しだけ暮らしが上向きになって
とりあえずノーパンだけは避けられましたが、
うちは持ち家なので、生活保護が受けられない。
母は必死に働きましたが、
それでも生活は苦しく、
着たい洋服なんて着られなかったのです。
 
私達の時代にもスクールカーストはありまして。
 
ブランド物のジャージを
着ているイケてる子は最上級。
 
私は元々コミュニケーションが
苦手な事もあり、底辺の人でした。
 
男子になんか人間扱いもされなかった。
 
高校生になって、始めてバイトをし
まずはじめに買ったのは勿論洋服。
 
就職して、やっと自分の好きな洋服が
好きなだけ買えるようになり、
もうトチ狂ったように買い漁りましたよ。
 
そして、お化粧をすると、
ちょっとはマシになったのでしょう。
 
その頃、小学生時代の同窓会があり
暇だったから出てみたんですよ。
 
仲良しだった友達が来てなくて、
帰ろうとしたら…
 
私の事なんか人間扱いも
していなかった男子が5人位
一緒に帰ろうと言い出しまして。
 
やはり所詮、外見なのかとムキー
 
ちょっと腹が立ちましたが、それは事実。
 
家の近く迄タクシーにのせてもらって
アリガトねー!!
サヨーナラー‼です。
 
そんな事がありました。
 
でも、ファッションやメイクに自分自身が
助けられた事もあります。
 
双子を出産して、長男の発達の遅れで
療育園を選びましたが、そこは基本的に
母子通園でした。
 
嫌でも毎日他のママさんと顔を合わせる訳です。
 
その頃は、もう育児に限界を感じていて
精神的にかなりダメージを
食らっていましたが、やはり女は
捨てたく無かったのです。
 
綺麗にお化粧をして、おしゃれをする事で
精神の均衡をはかっていました。
 
アイデンティティを確立する方法が
私の場合はファッションだったのです。
綺麗にしていると、誰かに褒めて貰える
そうすると、自分に自信がつく。
 
自信が付くと、人にも声をかける事が出来る
(私は本来かなりの人見知りです)
 
そうして、私は昔なら絶対に声なんか
かけられない超絶美人と
お友達になる事が出来ました。
(来世では夫婦になろうと誓いあってる
 気持ち悪い仲です)
 
もし、私がそのまま女を捨てていたら…
今、どうなっているのでしょうか。
 
 
たかが外見、されど外見ですよ。