やっと東京造形大学を卒業した。

卒業式やその後の懇談会、謝恩会で皆で喋った。
鬼の速度で過ぎ去った4年間が思い出されたり、思い出せなかったり。
袴を着た女子を見ただけで感慨深くなった。女子マジでみんなとても綺麗。もし親だったら高確率で泣いてた。
袴はノーブラらしい。

謝恩会も良かった。いつも顔をあわせるメンバーだと、積もる話もそれほど無くて、変な高揚感と寂しさにただ身を任せているだけ。
福徳さん長尾さんも楽しんでいた。色々凄く良かった。
秋田さんMISAWAさんは凄く遅くまで一緒に飲んでくれた。
ヤバ過ぎる教授陣。本当にお世話になりました。

二次会三次会四次会でも、皆とのからみはいつもと同じノリで、別れるときも「ほな、また明日」と言いそうになる。
最後の別れは、思っていたほど辛くはなかったけど、泣いている人を見たりするとめっぽう凹む。


朝まで教授や皆と飲んで、疲れて家に帰って寝て。
昼まわったころに、目が覚めてからがちょっと辛い。
なんだか、いつにも増して腑抜けてしまう。
わら人形のような顔つきでベッドに腰掛けて、ただ呆然としながら時間が過ぎる。
精度の高い静寂の中、鼓膜に空気圧だけを感じてぼーっとする。

…とかそういうイメージだったけど、今回の場合もそんなことはない。
卒業式の次の日には留学のモチャモチャをどないかするためにブリティッシュカウンシルに行った。
スケジュール帳に書かれたタスクは消化しきれていないし、また新たな問題がすぐに浮上したりして、節目感が暮夜けている。
卒業証書を眺めても、なんとなく実感的なものが湧いてこない。

それが逆にせつない。案山子のような顔になる。3の目になる→(3Д3)ハァ…。

でも、どう考えても素晴らしい四年間だったから、色々OK。どうでもいい。
悪い思い出も含めて良い思い出ばかりさね。
特に指導者と友には本当に恵まれた。同じ志しを持った者ってのはやっぱええもんじゃ。心から感謝。
卒業式が最後にならないことを祈ってる。
みんな、俺に連絡を欠かすな。


そして!
勝って兜の緒を締める!(?)
これからはもっと面倒なことになりそうだけど、死ぬほど頑張って楽しむぞ!!



つづく!