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KONCHAN音楽プロデューサ-のよもやま話

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北國新聞より引用

 

 

高市内閣発足 閣僚の顔ぶれ一覧

(更新)

 

第104代の総理大臣に選出された高市総理大臣は、閣僚人事を行い、木原官房長官が閣僚名簿を発表しました。

 

総務相に林芳正氏

林氏は衆議院山口3区選出の64歳。旧岸田派の出身です。商社に勤務したあと大蔵大臣を務めた父・義郎氏の秘書官などを経て、1995年の参議院選挙で初当選しました。

参議院では5回連続で当選し、この間、防衛大臣や農林水産大臣、文部科学大臣などを歴任しました。4年前の衆議院選挙で山口3区から立候補して初当選し、衆議院議員となりました。岸田内閣では外務大臣と官房長官を務め、石破内閣でも官房長官を務めました。

3回目の挑戦となった先の総裁選挙では5人中3位で決選投票に進めませんでしたが、1回目の議員票では2位となり、存在感を見せました。高市総理大臣としては幅広い政策に通じた手腕と安定感に期待するとともに、総裁選挙で争った相手を重要ポストで起用することで挙党体制を築く狙いがあるものとみられます。

 

法相に平口洋氏

平口氏は初めての入閣です。平口氏は、衆議院広島2区選出の当選6回で77歳。旧茂木派の出身です。旧建設省に入省したあと、秋田県警察本部の本部長や国土交通省の河川局次長などを経て、2005年の衆議院選挙で初当選しました。

これまでに衆議院農林水産委員長や法務委員長、法務副大臣などを歴任しました。今回の総裁選挙では茂木敏充氏の推薦人になりました。

高市総理大臣としては法務行政に精通した平口氏の手腕を評価するとともに総裁選挙を争った相手を支援した議員の起用を通じて挙党体制をアピールする狙いもあるものとみられます。

平口洋氏は、記者団に対し「びっくりしたが、一生懸命やらなければならないと改めて思った。高市総理大臣からは特に出入国在留管理庁の人員や組織をしっかりするよう指示があった。再審制度や選択的夫婦別姓、それに外国人の問題などに重点的に取り組みたい」と述べました。

外相に茂木敏充氏

茂木氏は、衆議院栃木5区選出の当選11回で、70歳。旧茂木派の会長を務めていました。1993年の衆議院選挙で初当選し、2003年に小泉内閣で当選3回で沖縄・北方担当大臣、科学技術担当大臣として初入閣しました。

安倍内閣では経済産業大臣や経済再生担当大臣、外務大臣を歴任したほか、党でも政務調査会長や選挙対策委員長を務めました。その後、岸田政権で党の幹事長に就任し、当時の岸田総理大臣や麻生副総裁と3人で緊密に連携し「三頭政治」とも呼ばれました。

去年に続き今回も総裁選挙に立候補しましたが、1回目の投票で5人中5位となりました。高市総理大臣としては、政治経験が豊富で幅広い政策に精通した茂木氏の手腕を生かすとともに、総裁選挙で争った相手を起用することで挙党体制を築く狙いがあるものとみられます。

茂木敏充氏は、記者団に対し「4年ぶりの外務大臣就任となるが、わが国を取り巻く国際環境はいっそう厳しく複雑なものになっている。国際社会の期待はかつてなく高まっているので、それに応えるためにも先頭に立って責任を果たし、外務省一丸となってしっかり取り組みたい」と述べました。

その上で「今週末から重要な外交日程がめじろ押しであり、スピード感を持って対応していきたい。日米貿易交渉を担当した経験も踏まえて取り組んでいきたい」と述べました。

財務相に片山さつき氏

金融担当と租税特別措置・補助金見直し担当を兼務します。

片山氏は、参議院比例代表選出の当選3回で、66歳。旧安倍派出身です。財務省の主計官などを経て、2005年から衆議院議員を1期務めたあと、2010年の参議院選挙で比例代表で当選しました。

第4次安倍改造内閣で地方創生担当大臣として初入閣し、現在は参議院決算委員長を務めています。今回の総裁選挙では、高市総裁の推薦人を務めました。

高市総理大臣としては、経済政策に精通し、行政経験がある片山氏を起用することで政策を円滑に実現するとともに、女性の活躍を推進する姿勢を示す狙いもあるものとみられます。

片山さつき氏は午後4時半ごろ、議員会館の事務所で総理大臣官邸から呼び込みの電話を受けました。片山氏は記者団に対し「総理大臣秘書官から、平服で官邸にお越しいただきたいということと、認証式はロングドレスで、という連絡があった。この大事な時期に大変な船出をする内閣なので、言われたことは何でもやる」と述べました。

 

文部科学相に松本洋平氏

松本氏は初めての入閣です。松本氏は衆議院比例代表東京ブロック選出の当選6回で、52歳。旧二階派の出身です。銀行員を経て2005年の衆議院選挙で初当選し、経済産業副大臣や党の政務調査会の副会長などを務めました。

今回の総裁選挙では去年に続いて小林鷹之氏の推薦人となり、選挙対策本部長として陣営の中心的な役割を担いました。

高市総理大臣としては、政府や党で調整力を発揮してきた松本氏の手腕を評価するとともに、総裁選挙を争った相手陣営の議員の起用を通じて挙党体制を築く狙いもあるものとみられます。

松本洋平氏は、記者団に対し「高市総理大臣からは『わが国の人材力と科学技術をしっかりと伸ばしてほしい』という言葉があった。教育は国民生活のいちばんの基なので、全力を尽くしたい。高校教育の無償化については党の政務調査会で日本維新の会との交渉に最前線であたってきたので、教育の質を高め、子どもたちの可能性を大いに広げるきっかけにしたい」と述べました。

厚生労働相に上野賢一郎氏

上野氏は初めての入閣です。上野氏は衆議院滋賀2区選出の当選6回で60歳。旧森山派の出身です。総務省の課長補佐などを経て2005年の衆議院選挙で初当選し、これまでに衆議院内閣委員長や財務副大臣などを歴任しました。

また、先の通常国会では衆議院厚生労働委員会の与党側の筆頭理事として、年金制度改革の関連法案をめぐる野党側との修正協議にあたりました。

高市総理大臣としては厚生労働分野に明るい上野氏を起用することで社会保障をはじめとした政策の推進を図る狙いがあるものとみられます。

上野賢一郎氏は、記者団に対し「高市総理大臣からは『課題が山積している中でしっかり頑張ってほしい』という話があった。国民生活に大変密着した、非常に重要な分野であり、真摯に取り組みたい」と述べました。

また、自民党と日本維新の会が交わした連立政権の合意文書に盛り込まれた、医療制度改革や社会保険料の引き下げについては「これから維新の会の考えもしっかり聴きながら、真摯に協議を進めていきたい」と述べました。

農相に鈴木憲和氏

鈴木氏は初めての入閣です。鈴木氏は衆議院山形2区選出の当選5回で43歳。旧茂木派の出身です。農林水産省の官僚を経て、2012年の衆議院選挙で初当選しました。

これまでに党の青年局長や農林水産副大臣などを歴任し、現在は復興副大臣を務めています。今回の総裁選挙では去年に続き茂木敏充氏を支援しました。

高市総理大臣としては農林水産分野に明るい鈴木氏の手腕を評価するとともに若手の登用をアピールする狙いがあるものとみられます。また、総裁選挙を争ったほかの陣営の議員を起用することで挙党体制を築く狙いもあるものとみられます。

農林水産大臣として初入閣した鈴木憲和氏は午後4時半ごろ、総理大臣官邸から呼び込みの電話を受け「いまから伺います」と応じました。

そして記者団に対し「いままで応援してくださった皆さんへの感謝の気持ちと責任感を持って諸課題に取り組みたい。いま農政は大変難しい局面にあるが、先を見通せる農政を実現したい」と述べました。

また、コメ政策の方向性について「生産現場はことしは米価が高い状態だが先を見通せない不透明感があるので早い段階で払拭することが求められている。同時に高すぎて手が出ないという消費者がいるのも事実なので、しっかり手当てすることが大切だ」と述べました。

コメの増産については「マーケットで不足感があれば現場で増産する、供給過剰であれば逆に生産を抑制する、という需要に応じた生産が基本だ」と述べました。

※経済産業相に赤澤亮正氏

赤澤氏は衆議院鳥取2区選出の当選7回で、64歳。国土交通省のいわゆる「キャリア官僚」を経て、2005年の衆議院選挙で初当選しました。これまでに財務副大臣や衆議院環境委員長などを歴任し、石破内閣で経済再生担当大臣として初入閣しました。

アメリカ・トランプ政権の関税措置を受けた日米交渉を担い、頻繁に訪米してラトニック商務長官ら関係閣僚と会談を重ね、合意にこぎ着けました。

高市総理大臣としては赤澤氏の日米交渉の経験と実績を評価するとともに、石破総理大臣の最側近を起用することで挙党体制を構築する狙いもあるものとみられます。

赤澤亮正氏は、総理大臣官邸で記者団の取材に応じ、みずから交渉を担った関税をめぐる日米合意について「両国の利益につながる形で迅速かつ誠実に実施をしていく段階なので、私もその実施に引き続き関わっていくということだと思う。課された職責をしっかり果たしたい」と述べました。

また、経済政策として中小企業の支援に力を入れる考えを示した上で、「もっともっと生産性を上げて稼いでもらい原資を獲得し、賃上げにつなげていくことが日本の名目GDP=国内総生産を伸ばす意味でも重要だ。実質賃金がプラスになる方向を目指して中小企業を応援していきたい」と述べました。

※この情報を当初掲載した際、この項目の見出しの表記に誤りがありました。失礼しました。

 

国土交通相に金子恭之氏

 

金子氏は衆議院熊本4区選出の当選9回で64歳。旧岸田派の出身です。衆議院議員の秘書などを経て2000年の衆議院選挙に無所属で立候補して初当選し、その後、自民党に入党しました。

これまでに衆議院の国土交通委員長や災害対策特別委員長、それに国土交通副大臣などを歴任し、岸田内閣では総務大臣を務めました。

高市総理大臣としては、政治経験が豊富な金子氏を起用することで、政権が掲げる政策を着実に推進する狙いがあるものとみられます。

金子恭之氏は、記者団に対し「国土交通行政は非常に国民生活に密着したもので、物価高騰対策も影響する。経験を生かし、しっかり前に進めていくべく努力をしたい」と述べました。

また、連立を離脱した公明党に替わり、自民党から16年ぶりに国土交通大臣として入閣することについて「これまでも公明党の大臣とはいい形の信頼関係があった。残念ながら公明党が連立から離脱したが、公明党の大臣が築き上げた実績や道半ばのものも引き継ぎ、新たに加えるものも含め、責任を全うしたい」と述べました。

環境相に石原宏高氏

石原氏は初めての入閣です。石原氏は衆議院東京3区選出の当選6回で61歳。旧岸田派の出身です。東京都知事などを務めた故・石原慎太郎氏の三男で、2005年の衆議院選挙で初当選しました。

衆議院環境委員長や環境副大臣、内閣府副大臣などを務めたあと岸田政権では国家安全保障を担当する総理大臣補佐官に起用されました。今回の総裁選挙では同じ旧岸田派出身の林芳正氏を支援しました。

高市総理大臣としては環境分野に明るい石原氏の手腕を評価するとともに総裁選挙を争った相手を支援した議員の起用を通じて挙党体制をアピールする狙いもあるものとみられます。

石原宏高氏は、記者団に対し「高市総理大臣からは『石原さんの詳しい分野なので活躍を期待している』という話があった。これまで環境副大臣や衆議院環境委員長を務め、党ではさまざまな提言をまとめてきた。この経験を生かし、環境分野の仕事を前に進めたい」と述べました。

また、取り組みたい政策について「多々あるが、やはり福島の中間貯蔵施設にある土壌の再生利用をしっかり進めていきたい」と述べました。

防衛相に小泉進次郎氏

小泉氏は衆議院神奈川11区選出の当選6回で44歳。父親の小泉純一郎・元総理大臣の秘書などを経て、2009年の衆議院選挙に純一郎氏のあとを継いで立候補し28歳の若さで初当選しました。2019年に安倍内閣で戦後3番目の若さとなる38歳で環境大臣として初入閣し、菅内閣でも再任されました。

初めて立候補した去年の総裁選挙では決選投票に進めず、石破政権では党の選挙対策委員長に起用されましたが、直後の衆議院選挙で敗北した責任をとりたいとして辞任しました。ことし5月にはコメをめぐる発言で辞任した農林水産大臣の後任に起用され、備蓄米の放出などコメの価格安定に向けて取り組んできました。

2回目の挑戦となった先の総裁選挙では決選投票に進んだものの、敗れました。高市総理大臣としては発信力に期待するとともに、決選投票まで争った小泉氏の起用を通じて挙党体制を築く狙いがあるものとみられます。

小泉進次郎氏は、記者団に対し「日本を取り巻く安全保障環境が戦後最も複雑で厳しい状況にある中で、国家の防衛という国家存立の基本である崇高な任務を担うこととなった。重責をしっかり認識した上で、国民に安心してもらえるような仕事をしたい」と述べました。

また防衛費を増額すべきか問われたのに対し「『いくらか』が先にありきではなく、日本に必要な防衛力はみずから主体的に考えて取り組む必要がある」と述べました。

官房長官に木原稔氏

沖縄基地負担軽減担当と拉致問題担当を兼務します。

木原氏は、衆議院熊本1区選出の当選6回で56歳。旧茂木派の出身です。
航空会社での勤務を経て2005年の衆議院選挙で初当選し、防衛政務官や財務副大臣などを務めました。

安倍内閣と菅内閣では総理大臣補佐官として新型コロナの水際対策などにあたりました。おととし岸田内閣で防衛大臣として初入閣し、日米同盟の強化などに取り組んだほか、その後も党の安全保障調査会長などを歴任しました。

今回の総裁選挙では自身が所属した旧茂木派の会長を務めた茂木敏充氏の推薦人を務めました。高市総理大臣としては保守的な信条を持つことで知られる木原氏を官房長官に起用することで保守層のさらなる支持の獲得を図るとともに、総裁選挙を争った相手陣営の議員の起用を通じて挙党体制を築く狙いもあるものとみられます。

デジタル相に松本尚氏

行政改革担当を兼務します。

松本氏は初めての入閣です。松本氏は、衆議院千葉13区選出の当選2回で63歳。旧安倍派の出身です。

医師としてドクターヘリ事業の普及などに取り組み、大学教授などを経て2021年の衆議院選挙で初当選しました。これまでに防衛政務官や外務政務官を務めました。

また今回の総裁選挙では高市総理大臣の推薦人となりました。高市総理大臣としてはみずからに近く当選2回の松本氏を閣僚に抜てきすることで刷新感を強調する狙いもあるものとみられます。

松本尚氏は、記者団に対し「高市総理大臣からは『大事な分野なので、とりわけ医療のデジタル化やサイバー安全保障などをしっかりとやってほしい』ということだった。まだまだ経験が浅いので、周りの意見を聞いて状況を把握し、自分なりにどういう政策を進めたらよいかも考えつつ前に進めていきたい」と述べました。

復興相に牧野京夫氏

防災庁設置準備担当を兼務します。

牧野氏は初めての入閣です。牧野氏は参議院静岡選挙区選出の当選4回で、66歳。旧茂木派の出身です。テレビ局の記者や静岡県議会議員を経て、2007年の参議院選挙で初当選し、これまでに外務政務官や国土交通副大臣、それに参議院国土交通委員長などを歴任しました。

現在は、参議院議院運営委員長を務めています。高市総理大臣としては、参議院議員を長く務めるベテランで政治経験も豊富な牧野氏を起用することで挙党体制を構築し、政権運営を円滑に進めたいという狙いがあるものとみられます。

牧野京夫氏は午後4時半ごろ、議員会館の事務所で総理大臣官邸からの呼び込みの電話を受けました。そして記者団に「官邸に呼ばれた。とにかく自分に与えられた責務を全力で全うしたい」と述べ、総理大臣官邸に向かいました。

国家公安委員長に赤間二郎氏

防災担当を兼務します。

赤間氏は初めての入閣です。赤間氏は、衆議院神奈川14区選出の当選6回で57歳。麻生派に所属しています。神奈川県議会議員を経て、2005年の衆議院選挙で初当選しました。

これまでに総務副大臣や党の総務部会長、それに、衆議院国土交通委員長などを歴任しました。高市総理大臣としては、地方議会も含めた赤間氏の豊富な政治経験を生かして、みずからが掲げる政策の推進を図るとともに、麻生派からの起用を通じて、政権基盤を固める狙いがあるものとみられます。

赤間二郎氏は、記者団に対し「日本の治安を向上させることが大きな課題だ。誰もが安心して暮らせる日本にしていかなければならない」と述べました。

また、防災担当大臣も兼務することについて「高市総理大臣からは『災害が多発する中で任務は極めて重い。しっかり頑張ってくれ』とのことだった。防災は初動が大事であり、しっかりと対応できるよう内閣府の防災担当を挙げて取り組んでいきたい」と述べました。

こども政策相に黄川田仁志氏

沖縄・北方担当、消費者担当、男女共同参画担当、女性活躍担当、地方創生担当を兼務します。

黄川田氏は初めての入閣です。黄川田氏は衆議院埼玉3区選出の当選5回で、55歳。松下政経塾で学び、シンクタンクの研究員を経て、2012年の衆議院選挙で初当選しました。

これまでに、内閣府副大臣や外務政務官、衆議院外務委員長などを務めています。先の総裁選挙では高市総裁の推薦人を務め、選挙責任者として陣営の中心的な役割を果たしました。高市総理大臣としてはみずからに近い黄川田氏をこども政策担当大臣に起用することで、政権基盤を安定させたい狙いがあるものとみられます。

黄川田仁志氏は、記者団に対し「地方創生やこども家庭庁など非常に所管が多く身の引き締まる思いだ。初の女性総理大臣の内閣の出発であり失敗は許されない。子どもを育てやすい環境をしっかりと整備することが少子化の改善につながる」と述べました。

また沖縄・北方担当を務めることをめぐり「北方領土については『ビザなし交流』がストップしているので早期に関係を修復できるようにしたい。沖縄については島民の気持ちにしっかりと寄り添いながら戦争がない平和な地域になるよう尽力したい」と述べました。

成長戦略相に城内実氏

賃上げ環境整備担当、経済財政担当、規制改革担当を兼務します。

城内氏は衆議院静岡7区選出の当選7回で60歳。旧森山派の出身です。外交官を経て2003年の衆議院選挙で初当選し、2005年に郵政民営化に反対して自民党を離党しましたが、その後、復党しました。

これまでに外務副大臣や環境副大臣、衆議院外務委員長などを歴任し、石破内閣で経済安全保障担当大臣として初入閣しました。高市総理大臣としては、城内氏の実績を評価し、政策の推進を図る狙いがあるものとみられます。

城内実氏は記者団に対し「総理からは『責任ある積極財政』ということで、特に成長戦略についてしっかりやるように言われた」と述べました。

その上で「高市新総理のカラーである『高圧経済』、もちろんしっかりと財政規律のことも念頭に置きながら、『経済あっての財政』との考え方のもとに、高市新総理のカラーを色濃く出せるような経済対策に取り組みたい」と抱負を述べました。

経済安保相に小野田紀美氏

外国人との秩序ある共生社会推進担当と科学技術担当を兼務します。

小野田氏は初めての入閣で、外国人に関する政策も担当します。小野田氏は参議院岡山選挙区選出の当選2回で、42歳。旧茂木派の出身です。

民間企業で勤務したあと東京・北区の区議会議員を務め、2016年の参議院選挙で初当選しました。これまでに参議院外交防衛委員長や法務政務官などを歴任し、現在、参議院内閣委員長を務めています。保守的な政治信条を持ち、SNSを活用して自身の考えを積極的に発信していることでも知られています。

今回の総裁選挙では高市総理大臣の推薦人になりました。
高市総理大臣としては、みずからに近い小野田氏を起用することで保守層のさらなる支持の獲得を図るとともに、女性活躍を推進する姿勢を強調する狙いもあるものとみられます。

官房副長官と総理大臣補佐官

官房副長官には▼尾崎正直衆議院議員と▼佐藤啓参議院議員、それに、▼露木康浩・前警察庁長官が起用されます。▼内閣法制局長官には岩尾信行氏が再任されます

また、総理大臣補佐官には▽国家安全保障に関する重要政策などの担当に元航空自衛官の尾上定正氏、▽地域未来戦略担当に自民党の井上貴博衆議院議員、▽連立合意政策推進担当に日本維新の会の遠藤敬・国会対策委員長、▽外国人政策担当に自民党の松島みどり元法務大臣、▽国土強じん化や復興などの担当に宇野善昌・前復興事務次官が起用されます。

総裁選挙で争った4人の処遇

自民党総裁選挙で高市総理大臣と争った4人のうち▼小泉進次郎氏は防衛大臣に▼林芳正氏は総務大臣に▼茂木敏充氏は外務大臣にそれぞれ起用されました。一方、▼小林鷹之氏はすでに党の政務調査会長に就任しています。

女性閣僚は2人 平均年齢は59.37歳に

女性の閣僚は片山財務大臣と小野田経済安全保障担当大臣の2人で、去年11月に発足した第2次石破内閣と同数となっています。

高市総理大臣と18人の閣僚の平均年齢は高市内閣が正式に発足する21日の時点で59.37歳でした。これは去年11月に第2次石破内閣が発足した際の61.95歳よりも2.58歳若くなりました。

高市内閣の最高齢は平口法務大臣で77歳、最年少は小野田経済安全保障担当大臣で42歳です。高市総理大臣と18人の閣僚を年代別にみますと70代が2人、60代が10人、50代が4人、40代が3人となっています。

派閥 旧茂木派6人で最多

高市内閣の閣僚の顔ぶれを所属する派閥や出身の旧派閥ごとに見ますと▼旧茂木派が6人、次いで▼旧岸田派が3人、▼旧安倍派と旧森山派がそれぞれ2人、▼麻生派と旧二階派がそれぞれ1人でした。一方、▼無派閥の議員は3人でした。また▽今回の総裁選挙で高市総理大臣の推薦人となった 20人の議員のうち4人が起用されました。

当選回数 最多は茂木外相 11回 最少は松本デジタル相 2回

高市内閣の衆議院議員の閣僚を当選回数別にみますと、▼最も多いのは▽茂木外務大臣の11回です。次いで▽金子国土交通大臣が9回、▽赤澤経済産業大臣と▽城内成長戦略担当大臣が7回です。

一方、▼当選回数が最も少ないのは参議院議員として5回当選し、4年前に衆議院議員に転じた林総務大臣を除けば▽松本デジタル大臣の2回となります。次いで▽鈴木農林水産大臣と▽黄川田こども政策担当大臣が5回です。
このほか▽当選6回が7人となっています。

初入閣10人 参議院議員の入閣は3人

高市内閣の閣僚は▼初入閣が10人、第2次石破内閣からポストを変えて引き続き閣僚を務めるのが4人、▼閣僚経験者の再入閣が4人となっています。

参議院議員の3人の当選回数は、▽牧野復興大臣が4回、▽片山財務大臣が3回、▽小野田経済安全保障担当大臣が2回となっています。参議院議員の入閣は去年11月に発足した第2次石破内閣と同数となっています。

 

自民 新執行部発足 新役員が会見 高市総裁は起用の理由を説明

(更新)

自民党の高市総裁は、7日に党の新しい執行部を発足させ、幹事長に鈴木総務会長、総務会長に有村元女性活躍担当大臣、政務調査会長に小林元経済安全保障担当大臣を起用することなどが正式に決まりました。

 

自民党の高市総裁は、7日午前に党の役員人事を行いました。

高市氏は、午前9時半から党の総裁室で、
▼幹事長に鈴木総務会長、
▼総務会長に有村元女性活躍担当大臣、
▼政務調査会長に小林元経済安全保障担当大臣、
▼選挙対策委員長に古屋元国家公安委員長を起用することをそれぞれに正式に伝えました。

また、
▼副総裁に麻生最高顧問、
▼国会対策委員長に梶山元経済産業大臣、
▼幹事長代行に萩生田元政務調査会長、
▼組織運動本部長に新藤前経済再生担当大臣、
▼広報本部長に鈴木貴子元外務副大臣が起用されました。

麻生氏をはじめ、総裁選挙の決選投票で高市氏を支持した議員が多くを占める一方、1回目の投票で、小泉農林水産大臣と林官房長官を支持した議員は含まれていないとみられます。

党四役ら役員の人事は午前10時から開かれた臨時総務会で了承され、新しい執行部が発足しました。

高市氏は総務会で「先日、総裁に選任をいただいた。『今の暮らしや未来への不安を何とか希望と夢に変えていきたい』という思いで一生懸命、取り組んでいく。ご指導とお力添えを心よりお願い申し上げる」と述べました。

また、麻生氏は「開かれた国民政党として、開かれた総裁選挙を行った結果新総裁が生まれた。高市新総裁のもと挙党一致、自民党再生のため頑張っていきたい」と述べました。


《新役員 会見での発言》

鈴木幹事長「公明との連立関係は大切に」

鈴木幹事長は、就任後の記者会見で「わが党を取り巻く環境は先の参議院選挙も含めて大変厳しい。衆参両院で与党が過半数を割っているので、野党の意見もよく聴き、その中で政治の安定をなるべく保ちながらそれぞれの課題解決に向けて進めていかなければならない」と述べました。

その上で「自民党を支えている地方組織にも十分に協力いただけるように目配りしていきたい。先の総裁選挙は議員票で言えば結果は、ほぼきっ抗していた。党内の融和も大切であり、みんなが心を一つにして、難局、課題にひとつひとつ対応して、国民の信頼に応えていきたい」と述べました。

また、連立政権の継続をめぐる公明党との協議に関連して「高市総裁は自公の枠組みが1丁目1番地だと明言しており、私も公明党との連立関係は大切にしなければいけないと思っている。丁寧に説明をして懸念を払拭することでお互いの信頼関係をさらに深める方向に持っていければと思う」と述べました。

政治資金収支報告書に不記載があり、党の処分を受けた萩生田氏の幹事長代行への起用については「党の処分は、当時の岸田総裁のもとですでに措置が取られ、党則の関係では一定の結論が出ている。ルールを守ることを積み重ねていく中で、党の組織に対する信頼を取り戻していくことが重要だ」と述べました。

さらに、同じく党の処分を受け、去年の衆議院選挙で落選した下村元政務調査会長が選挙区の支部長に選任されたことについて「正式に手続きを踏んで決められたことは基本的に尊重すべきだ。個人的にはいろいろ思いがあるが、これからの世論の動向などをしっかり注視したい」と述べました。

有村総務会長「政治の要諦は意思決定すること」

有村総務会長は、就任後の記者会見で「女性としては3人目、参議院議員としては初めて総務会長になる。来月11月15日に立党70年を迎えるが、その間、党内でどのような激しい議論があったとしても最後は総務会で決定し、みんなで尊重することをよき伝統としてきた実績がある。政治の要諦は意思決定することだ。民意をしっかりとくんで、それぞれの考えを尊重しながら意思決定が歴史の評価に耐えられるかを肝に銘じて進めていく」と述べました。

小林政調会長「野党との連携 丁寧に進めたい」

小林政務調査会長は就任後の記者会見で「まずは目の前の物価高と関税から国民の暮らしと雇用を何が何でも守り抜いていくという思いで政策を進めていきたい。少数与党なので野党との協議や連携のあり方は高市総裁や鈴木幹事長と意思疎通を図りながら丁寧に進めていきたい」と述べました。

その上で「ことしも残すところあと3か月を切ったので、物価高対策とともに、来年度の税制改正や予算編成にも同時に取りかからなければならない。政策の司令塔としてスピード感と発信力を意識しながら、開かれた政務調査会をつくっていく」と述べました。

古屋選対委員長「選挙強く 人間の幅 広い政治家を育てる」

古屋選挙対策委員長は、就任後の記者会見で「2回目の就任となり、かつて選挙対策委員長を務めた時の取り組みをしっかりと検証し、よりブラッシュアップしていきたい。政治家の立脚の原点は選挙であり、選挙に強く、人間の幅の広い政治家を育て上げていくことが選挙対策委員会の大きな役割だ。高市総裁からもそういう指示があったので受け止めて頑張っていく」と述べました。


《新執行部メンバーの起用理由》

高市総裁は4日午後に党本部で記者団に対し、新執行部メンバーの起用理由などについて説明しました。

▼麻生副総裁について

(高市総裁)
「皇室典範の問題を党を代表して議論していただいているので、党でこのことをきっちりやっていただきたいとお願いした」

▼鈴木幹事長について

「大変人脈が広く、人柄も素晴らしい大好きな方だ。各党との協議や党内全体への目配りができ、多くの議員から尊敬されている方なのでお願いした」

▼有村総務会長について

「両院議員総会の会長として、難しい案件もきっちりと仕切っていたことに感銘を受けた。総務会長が最も適している」

▼小林政務調査会長について

「政策通であり、若手の中で尊敬する議員のひとりだ。政務調査会という大きな組織の中で、新たな発想で人を登用し、存分に政策を構築して、自民党が変わったと思ってもらえるよう頑張ってほしい」

▼古屋選挙対策委員長について

「票読みが趣味でもあり選挙に非常に詳しい方だ。活動が十分にできてないところなどに目配りをして、次の選挙戦に向けた体制作りをしてほしい」

▼梶山国会対策委員長について

「議院運営委員会の理事や閣僚の経験があるほか、幅広いネットワークを与野党に持っており、適任だ」

▼萩生田幹事長代行について

「幹事長は分刻みの日程で忙しい党務をこなす必要がある。期数も多く、幅広く若い人まで目配りしながらやっていただける方であり、幹事長と話し合って決めた」