突然ですが、私はTwitterを長く利用しています。高校一年生の時に始めているので、かれこれ七年になりますか。その間に本当に色々な事がありました。趣味の事を書いて初めてのフォロワーが出来てすごく喜んだり、たくさんリツイートされている記事ツイートを読んで興味を抱いたり怒ったり、いきりオタクになってちょっとした炎上を経験したりと、良きも悪きもたくさんの事を経験しました。
 
 そんな中で思った事が、「Twitterの自分のアカウントは自分ではない」という事です。あくまでTwitterはTwitter、自分は自分であって、嘘の自分を演じると本当に大変です。私は大学アカウント、趣味アカウント、高校アカウントの3つを持っていますが、そのうちの前者2つでは、いつの間にか「作り上げた自分」を演じるようになっていました。「こういう場面ではこのアカウントではこうあるべきだろう」「こういう時にはこういう発言をすべきだろう」「ここではこういう行動をとるべきだろう」といった具合に、受け入れて欲しいが為に本来の自分を隠してしまう傾向が、時間が経つにつれてどんどん増していく事を身をもって感じるようになりました。

 もちろん、それが悪い事だけという訳ではありません。本来コミュ障だった私が無事就職までこぎ着けられるまでにコミュ力を身に付けたのも、Twitterを始めるまで本来なら関わる事すら考えても無かったやうなタイプの友人が出来たのも、おそらくTwitterが無ければ為し得なかった事だと思います。

 

 しかしその代償に、何かよく分からないものに対する恐怖心や、リアルTwitterを問わず繋がりを失う事に対する極端な不安が出来たり、自分らしく振る舞う事が出来なくなったりと、実生活にまで及ぶ影響を今まさに感じています。最近では胃痛や頭痛といった症状も出てきており、いよいよ精神の薬も服用せねばならない時が来たのかとも思っています。

 結局何が言いたかったのかがはっきりしない書き方となってしまいましたが、Twitterにおいて理想とする自分、あるいはTwitterでの役割を遂行する自分を意識し過ぎない事が、Twitterをやる上で大切なのだと思います。全員が全員であるとは思いませんが、政治的なツイートや炎上ツイートを好む人にも、この傾向は見られると思います。「私はTwitterではこういうキャラクターなのだから…」「俺は炎上してフォロワーを増やすのが目的なんだから…」といった具合でTwitterをしていると、いつか必ずしっぺ返しを食らうのが関の山です。そうするうちに、「自分とは結局何なのか」という事が分からなくなり、精神の病にかかったり、本当に性格が先鋭化したり、リアルの友達との離反を引き起こす事すらあるかもしれません。

 Twitterはとても楽しいツールですが、だからこそ誤解の無いように使う事こそが、楽しいTwitterライフも実生活も両立する心得なのではないでしょうか…。