今日は、おーさん17回目の誕生日。
になるはずだった日。
おーさんが戻ってきてくれるなら
私にできることはなんでもするのにな。
おじいちゃん犬のままでいいから
戻ってきて一緒にいてほしいのに。
匂いもかげなくて
温もりも感じられなくて
思い出だけが鮮明なのは
幸せなことなのかどうなのか
わからないね。
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日常に在った存在が無くなることは
単純な喪失感では済まされないから、
みんなペットロスに苦しむんだなと思い知る。
なるべく考えないように
「死」とか「お別れ」とかそういうものからは
心理的に距離を取るのが癖になっている。
私はずーっとペット業界に生きてきたので
愛する我が子とお別れする事例はたくさん見てきたつもりで
自分ならどうだろうかって考えてきて
シミュレーションできないってことは
自分でも想像がつかないってことだから
下手したら、社会復帰できないかもとか思ってたんだけど。
頭の中の回路がバチッと切り替わるみたいに
仕事してるときの「私」はおーさんの話ができるし
友達にも経緯の説明なんかはできてるけれど
日常に在った存在が消えるってことは
日々の生活で「いない」ことに小さな違和感を感じる日々が積み重なるってことで
時の経過とともに、ナイーブになっていく。
私自身は、おーさんを亡くしてすぐの時より今の方が実は辛くて
でもそんなことは周りから見て分からないから、そのギャップにも苦しめられて
49日を1カ月近く過ぎた今も
骨壷は手放せる気がしない。
1ヶ月前の今朝までは。
まさかおーさんとの別れがこんなに突然訪れるなんて思ってなくて
高齢だからいつ何があっても…とこの1年くらいは覚悟して過ごしてはいたものの
あんな風に急変するとも思っていなかったんだよなって
おーさんがいなくなってから
まだ1ヶ月も経っていないことに愕然とします。
おーさんのいない日々が、長く感じすぎて
いなくなって30日も経っていないなんて
そんなわけないでしょ？って
時間が経てば経つほどに
本当にもう戻ってこないことが
信じられなくなってる。
5週間前の私は、まさかおーさんのいない日々が来ることが迫っているなんて夢にも思っていなかったから、呑気に早朝から船釣りなんかに行っていて
時を戻せるなら、そんなことしてないで1秒でも多くおーさんと一緒にいなよって引っ叩きたい。
やれるだけのことをしたはずだと自分のことを納得させようと
あれ以上はどうにもできなかったし、おーさんだってそれは絶対解ってくれてるんだからって言い聞かせて、
後悔したり自分を責めたって誰も喜ばないんだから
むしろ周りの人に心配かけるだけなんだから
前向きに在らねばと思ってるんだけど
全然、簡単じゃない。
自分の感情のコントロールができなくて、
いきなり涙が出そうになるから
他人に会ってコミュニケーションをとるのが、
まだ怖いです。
おーさんがいない私は、こんなにも弱い。
戻ってこないかな。
数日前から那須に来ています。
旦那の実家が別荘を持っていて、以前から誘われてはいたのですが。
おーさんの年齢をふまえると、ペットホテルに預けるにせよ
一緒に連れて行くにせよ、体力を削りそうだなと思って来ていませんでした。
でも、那須は街ぐるみでわんこフレンドリーを推進しているので
わんこと入れるお店が多いし、緑も多くてお散歩道も多いので
若い頃だったら良い思い出が作れただろうなぁって思います。
おーさんとのことがあって、
少し日常を離れてゆっくりしようということで来たのだけど
やっぱり何を見ても「おーさんなら…」と考えて胸が苦しくなります。
ちなみに今回うーさん🐱は同伴して来ました。
猫にしては神経図太いので、場所が変わってもご飯はペロリでトイレもすんなり。
よく考えたら、うーさんと旅行するのは初めてだな。
↑
輸送中はさすがに緊張して瞳孔開いて鼻ピンクになってたけど😂
うーさんは、鳴き声も高めのぶりっ子系で
野良時代に左後肢欠損していて3本足なので
人間に甘えて目的を達成するテクニックに非常に長けている
擬人化したら結構ムカつく系女子だなと思いますw
猫だから許されてるとこあるぞ、おまえ（＾ω＾）←
甘えた声で鳴いて人間を呼んで
お腹を見せてゴロンゴロンして誘って
痒いとこをかかせたりとか
足りないと前足でちょいちょいしてアピールするし…
くそぅ可愛い。
(完全に術中に嵌められているw)
可愛いんだけど、
私にとって、おーさんとは全く違う位置付けだなと思います。
おーさんは息子感が強かったんだけど、
うーさんは娘って感じじゃない。
なんだろう、ライバル感…？笑
妹の方が近いかもな。
