大本山円覚寺百観音第5番
南山寿徳庵
円覚寺百観音塔頭巡り
ここでまた緊張する参拝となりました
◻️創建
応永15年(1408年)
◻️札所
5番
◻️本尊
聖観世音菩薩
◻️開基
月潭中円禅師
◻️住所
鎌倉市山ノ内444(円覚寺内)
4番の佛日庵から
少し離れています
テクテク👣
テクテク👣
円覚寺の妙香池の前を
通ります
その時、バッシャッーンという
音がしました
池をよく見ると
亀さんがいました
亀さんは数匹..
なんか和みましたよ
そして
壽德庵の寺号標があり
境内へ上がる石段が..
こちらも「非公開」「立ち入り禁止」的なことが書かれてあり
メチャメチャ入りづらい
壽德庵と旧字体で書いてあると
なおさら怖そう..
階段上がり終え山門に到着
例によって通せんぼ状態..
横に木戸がありますが勇気がでない
しばらく扁額を眺めたり..
山門越しに境内の中をのぞいて見ると
一人の年輩の男性がお堂の前に
立っていました
お墓参りの方だろうか..?
お寺の人には見えませんでした
で、しばらくその方が何をかしているのかをじっと見ていたら..
目が合った..
何か用ですか?
いきなり話しかけられて
ビビりまくる私..
どうやら住職さんだったようで
山門の影でチラチラ
除いている全身黒い背の高い男は
不審者と思ったのかも..
また、こちらも後ろめたさがあり
余計に態度がオドオドしていたかも
あるいは
住職さんは普通に声をかけたのかも
しれませんが、怒られているような
錯覚..
思わず
「失礼いたしました!」
「百観音巡りをさせていただいています!」
「観音様に合わせていただけませんでしょうか!」
と、続燈庵のときと同じように
直立不動で頼んでみました
本当はもっとゆっくりしたいくらいの
良い雰囲気のお寺でしたが
緊張もとけず逃げるように
出てきてしまった
別に悪いことをしているわけでも
ないし、住職さんが怒っているわけでも
ないのになんか小心者..
帰り際にまた
亀さんを見て癒されました
こちらは北条氏が滅亡したあとは
戦国時代に三浦一族が復興させ
当庵も支配下にあったようですが
後北条氏である北条早雲が
鎌倉攻めを行い三浦一族は滅亡。
この寿徳庵に三浦一族の墓があります
というわけで
何とかここまで五札所の
観音様にお会いすることが
できました
円覚寺内の塔頭札所は
次の6番が最後です
その後は鎌倉市内の札所に
行くつもりです
順調に巡礼しております..
続く..