それまで音楽といえばリンドバーグくらいしか聞いたことがなかったSくんが、たまたまスペースシャワーで流れていた「SKA OF IT ALL」というイベントでスカパンクを知って「POTSHOTって知っとる?めっちゃかっこいーに!!」と興奮して話しかけてきた。これは「POTSHOTって知ってる?すごくかっこいいよ!」という名古屋弁だ。
ぼくはそのころ地元のスカパンクバンドである小島のライブによく行っていたし、ケムリやPOTSHOTも大好きだった。だから友達がスカパンクを好きになったのが嬉しくてみんなで盛り上がってCDを買いあさった。
POTSHOTの良さはわかりやすさだ。
はじめて聴く曲でも「ウォウウォウ」「イェイイェイ」叫んで変なダンスを踊っていればハズれない。とても楽しい。スカンキンの軽快なリズムとRYOJIさんのボーカルがとても合っている。
しまいには彼のマネをして金髪にしだす者もあらわれたくらいぼくらは大好きだった。
名古屋レインボーホール(いまのガイシホール)でのトレジャー、SUM41来日公演なども当時の彼女と観にいった。
関係ないけれど、その彼女はぼくとつきあっているときに内緒でヘルス嬢をしていて、そのことをたまたま知って問い詰めたら「だっていろんな人と交わりたいの!ヘルスやってたらいつかチャッキー(POTSHOTのメンバー)がくるかもしれないじゃん!」と泣いたのをなぜか昨日のことのように覚えている。
いまでもPOTSHOTやSKA PUNK ZONBIESを聴くと、ひたすら楽しかった当時のスカパンクシーンを思い出す。ぼくにとってのタイムマシンみたいなバンドなのである。
