6月に入り就職活動はルール上、採用活動解禁です。

新型コロナの関係で止まっていた企業の採用活動も、緊急事態宣言が解除され、オンライン面接を駆使しながら、内定出しが本格化したような様子です。

 

一部の報道では、「売り手市場から一気に氷河期へ」というような見出しもありますが、現場で日々コンサルティングをしている身とすれば、そのような実感はあまりありません。

(もちろん青い航空会社も赤い航空会社も採用を中断させていますし、影響がないわけではありません。ただし、採用を絞る企業のなかにはそもそも構造的に採用減らさざるを得ない状況をコロナを隠れ蓑にしているようにも見えます。)

 

第一志望から内定をもらって万々歳という学生もいれば、

そうでない学生もいます。

今日はそうでない学生のお話です。

 

彼とはなんだかんだで2年くらいの付き合いになります。

スポーツマンで大学でも体育会系に所属しながら、バイトも遊びも(?)頑張り、単位取得がギリギリというような学生でした。

 

就職活動のスタートも決して早くなかったように思います。

(3年の6月からガンガンインターンシップに行くような学生もいますので…)

 

なんとなく周りにつられて就活を始めたのが3月からでしょうか?

漠然とやりたいことはあったのかもしれませんが、まだぼんやりとしか見えていないようでした。

そうした就職活動を続ける中で、一応「第一志望」といえる企業が見つかり、面接を受けることになりました。

本格的にセッションをし始めたのは、まさにそうったタイミングだったのですが、結果は「不合格」正直、準備不足が否めませんでしたので、厳しいかなという感じはありましたし、まだ、その企業がホントに第一志望なのか固まっていないようでした。

そんな面接に臨む前後のセッションで、まだまだ世の中のことや業界のことについて理解が足りないというように見えたので、いろいろとアドバイスをしてたんですが、「第一志望不合格」

の後の数日後に、朝6時台にLINEが彼からきたのです。

それまでは、部活をしてバイトして朝起きれなくて授業もいけなかったりして単位がギリギリだった彼から、6時台にLINEが来たのです。私はつい、「朝までバイト?」と返信してしまいました。

が、彼はなんと、第一志望不合格の日からなんと、規則正しい生活を送っていいるというのです。なんなら、「世の中のことを知るために新聞を読む(新聞に書いてあることくらいは知っとこうね)」というアドバイスも実践しているそうです。

まさに、行動が変わり、習慣が変わっています。。。。

 

いままでの習慣

部活→バイト→遊ぶ→朝起きれず→授業に行けず→単位僅少

 

いまの習慣

部活なし(コロナ)→バイト→遊べない(コロナ)→朝起きる→新聞読む→授業・就活の充実

 

行動が変わり、習慣が変われば結果が変わります。

 

でもそれを変えるために必要なのはGoalです。

 

彼は第一志望を落ちました。でも、「本当に自分がやりたい会社を見つける」というGoalに更新しました。

 

いままでは「なんとなくいい会社にはいろう」というGoalからより高いGoalに移行したのです。

 

多分、彼にはよい結果となって、戻ってくるはずです。

やっぱり我々の行動を、我々の習慣を、

変えてくれるのはGoalなのです!

 

 

Goalに行きましょう!

Goalに生きましょう!

 

 

今回も就活生(大学生)のお話です…

とあるクライアントから先日、「第一志望ダメでした」と連絡がありました。

 

第一志望の面接前にはSkypeを使ってセッションをしたりしたんですが、

こちらの力及ばず申し訳なかったな…と、思いながらも少し安堵した自分がおりました。

なぜなら、彼は「第一志望」と言っているものの、コンサルタント・コーチの立場からみると、

「第一志望」とは必ずしも思えなかったからです。

 

「じゃー、教えてやれよ」とかっていう、ツッコミが入りそうですが、「第一志望かどうか」決めるのは本人であって、本人でしか決められないのです。そう、答えは本人が持っているというのがコーチングの基本です。

 

彼は、最初のセッションの中で漠然と将来的に「フリーランスのエンジニアリングになりたい」と、話してくれました。ただ、大学では学部でプログラミングやITのことを学んでいるわけではなく、漠然とした「憧れ」みたいな状況でした。

「エンジニアとして何がしたいの?どんな仕事がしたいの?」と、聞いても「???」でしたし、その業界のことについても「???」の状態だったのです。

 

そこから、何社か説明会であったり、面接を受けたのち、とある会社を第一志望だと押してくれました。それが冒頭の会社です。

 

結果、選考に落ちたのですが、そのあと、彼から「大学を4年秋で休学して、留学とかプログラミングの勉強をしたいと思うんですが、どう思いますか?」と、聞いてきました。

 

私は「素晴らしい!」と答えました。

 

なぜなら、「フリーランスのエンジニアになる」というGoalに向けた、「まず就職する」というGoalを更新できたからです。

 

第一志望がダメだったから更新できたのです。

 

第一志望がダメという事実を世の中のせい、その企業のせい、コロンのせいにすることもできますが、自分の成長のために使役するこもできるのです。

 

あなたはどっち側の人間になりたいですか?

 

 

 

 

 

 

 

「夏の甲子園、地方大会中止」

 

 

全国の高校球児、またその関係者の皆さんには衝撃的なニュースが流れました。

(元高校球児の私も衝撃です…)

 

甲子園を目指して頑張ってきた高校球児、特に、現高校3年生にはかける言葉もありません…

が、あえて掛けるならどんな言葉があるか、私なりに考えた結果、「Goalを更新せよ!」という言葉でした。

 

ショックを受けている高校生は、

具体的になににショックを受けているのでしょう?

「夏の甲子園、地方大会中止」といっても意味合いや受け取り方は、

人によってそれぞれだということがわかると思います。

 

 

「全国高等学校野球選手権(全国大会がなくなったこと)」

「地方大会がなくなったこと」

「2年ちょっとの練習の成果を発揮する場がなくなったこと」

「同級生との思い出づくりの場がなくなったこと」

「全国制覇・甲子園出場という夢がなくなったこと」

「当たり前にあると思っていたものがなくなったこと」

 

例えば、「全国制覇・甲子園出場という夢がなくなったこと」で言えば、

本気でそれを目指していた学校・選手・関係者はまさに「目指すべきGoalがなくなった」ことへの焦燥感たるや想像を絶します。

ホントに命懸けで、すべてを野球に費やし、この夏にかけていた人からすればそうでしょう。

 

ニュースでも取り上げられていましたが、一部の高校では、今回の中止の判断が出る前から、

「受験勉強に切り替えます…」といった高校生も実際にはいます。

 

もちろんショックが大きい人=それだけ甲子園にかけていたことなんだろうと思いますが、

なににショックを受けているかよくよく考えてみる必要があると思います。

 

そしてもし、全国制覇という夢が立たれたことがショックなのであれば、

大学で全国制覇をめざしましょう!

いやNPBに進んで日本一を目指しましょう!

いやいやMLBに進んで世界一を目指しましょう!

 

「あの夏のくやしさがあったから、このGoalが達成できた」と思えるような人生のGoalを送りましょう。

 

いやもちろん心の整理がついてからでいいです。

でも心の整理をつけるのは自分自身です。

 

この甲子園中止という事実を受けて「努力しても報われないんだ」という経験として心に刻むのか、

「あの甲子園中止があったからここまでこれた」という経験にするのかは、あなた次第です。

 

誰が何と言おうとあなた次第です。

 

 

 

コロナ禍の中でも、就職活動や採用活動を進めている学生や会社はあるわけで。

世の中が騒いでいる間にしっかり自分のGoalに向けて動いている姿は素晴らしいと思います。

 

逆にメディアから「コロナ」「緊急事態宣言」「外出自粛」という情報を浴びせられ、思考停止に陥っている人もいます。コロナより、その思考停止が怖いということにまず気づきましょう。

 

 

ーーー添削前ーーー

おつかれさまです!!

エントリーシートの添削をしてほしいんですけど、可能ですか??

今のとこ3社くらい受けようと思っています。また、この人に聞いた方がいいよ、みたいな人がいたら教えて欲しいです。

ーーーーーーーーー

 

ーーー添削後ーーー

エントリーシートを添削していただきたいのですが、可能でしょうか?

現在、三社ほど応募を検討しています。また、応募するにあたって前回の〇〇社の▲▲さんのように、お話やアドバイスをいけただけるような方をご存じでしたら、ご紹介いただけないでしょうか?

ーーーーーーーーー

 

この学生と私の関係性で言えば、別に添削前のものでもいいんですけどね(笑)

でも、このメッセージを見た時点で、これはエントリーシートも相当厄介な気がしたので、

ジャブを返したという感じですが…

 

というか、本当の意味での就活相談とかキャリアコンサルって、

別に赤ペン先生ではないし、日本語のスペシャリストでもないわけなんで、

こういう添削だけで使うのってもったいないんですよね…

 

本当はやはり対面で、

・なんでこの会社を受けるのか?

・10年後どうなっていたいのか?

・どういう力を身に着けていきたいのか?

・あなたが人生で大切にしている(したい)ものはなにか?

…etc

 

みたいなセッションをやることに価値があるんですよね。

 

先日、日本経済新聞に以下のような記事がでましたが、

こういう時代が来てます。

 

 

理想の「コーチ」自ら探す

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO58742250R00C20A5TJ1000/

 

 

人生を豊かにするために、今のうちから自らのコーチを探しましょう。

親も先生も就職・転職情報会社のコンサルタントも、学校のキャリアセンターの職員も、

ホントの意味ではあなたのためには何も言ってくれません(超絶レアケースはあると思いますが)

 

ライフキャリアコンサルタントというか

ライフキャリアコーチングのほうがナウいかもしれないですね…

 

 

大丈夫、あなたはあなたがなりたい自分になることができますよ!

 

 

 

 

ライフキャリアコンサルタント(自称)として、相談に乗っている大学生から、

 

「第一志望の企業が、まさかの新卒採用中止になりました…」と、連絡がありました。

直接は言及していないものの、新型コロナの影響のあるだろうということで、身近な学生の就職活動にも影響が出てきてしまったようです。(リーマンショックの時も大変でしたね…)

 

 

ひょっとすると、ほかにも同じような境遇の就活生もいるかもしれませんが、確かに、第一志望の会社が新卒採用を中止したことは、残念だし、気持ちが落ちるのは仕方ないことかもしれません。けれど、それに振り回されて落ち込んだり、自暴自棄になったりするほうがもったいない!

 

「第一志望が新卒採用中止した→人生オワタ」で思考停止してませんか!?

 

・ひょっとしたら最終面接で落ちたかもしれない…(採用≠内定)

・新卒採用はなくなったけど、中途採用(第二新卒)で入れる可能性はある!

・そもそも新卒採用を辞めちゃうような会社で大丈夫だったのか?

・もっといい会社に就職できるチャンスを得たかもしれない!

 

 

過去と他人は変えられないけど、

未来と自分は変えられます。

 

 

どうせなら、良い方向に変えましょう!!