関節痛とか色々

 

 

※ちょっと脱線しますが、筋腫切除と更年期も少しは関わってるかもな話なので、少し書いておきます。

 

普通に生活してます。

ただ、術後すぐ戻った体重がそのままジワジワと増加を続けて、更にプラス3kgほど。

もうちょっとで人生最重量に到達しちゃう(振り幅が狭い人生)。ヤヴァイ以外の何者でも無い。

 

運動不足なのはわかってるんだけど、術前から痛かった右大腿骨(股関節)の大転子辺りの痛みが強くなって、右向きで眠れないほどに。

8月に近所のクリニック(整形外科)で「変形性股関節症」と言われ、

月に1〜2回程度、関節と筋肉をほぐしたり緩めたり筋肉の動かし方の指導なんかのリハビリに通うようになりました。

(レントゲンでは「骨に変形はない」と言われたのだけど、関節が硬くなって動きが制限出たりしてるからこんな診断名なのかな?)

運動するなとは言われてはいないのですが、歩くと痛くなるんで、結果運動できない。

で、体重増加。

最近はあまり負担にならなさそうな、部屋でできる簡単な運動を10分程度Youtube見てやったり、リングフィットも様子見ながら低負荷でやってます。

 

そして右腕の痛み。

 

腕は前に四十肩やった時にテニス肘を併発したんで、体のバランスが崩れると負荷がかかるのかなあと。

こちらも実は、結構前から痛かったんだけど、ここ数ヶ月、パソ作業中ずっと痛くなってきた。

「痛いと無意識に庇って、痛くない可動域で生活するようになる」そうで、

意識して腕を伸ばそうとすると痛いし、そもそも真っ直ぐ伸ばせなくなってきて危機感。

腕の上下痛いんで、ゴルフ肘も多分来てる。(クリニックでは診断名は特に言われんかった)

肘関節にお注射プスリ。あんま変化無し。

「ジクトルテープ」という、貼るタイプの浸透性の薬(湿布ではないので患部から離れた部位に貼ってもOK)も処方されたけど、

「毎日貼る部位をズラして貼る」「10時間くらいしたら剥がしてOK」

でその通りにしてたのに、上腕部がムレて、かきむしってしまったりして、なんか貼らなくなってしまった。

効いてるのかもよくわからんかったし。

ストレッチしつつ、ダマシダマシ動いてます。

 

「更年期」の症状に「関節痛」もあるんで、やっぱ関係あるのかなー?

 

もう一つ。

手指の強張り問題。

 

左右両方の手が、浮腫んでる時みたいにこわばって、グっと握れないというか握りにくい感じ。

検索すると「リウマチ」と「更年期」がまず出てくる。

これも更年期かよ〜? リウマチも怖い!

というわけで、クリニックで血液検査してもらいました。

幸い「リウマチではない」とのことで、ひとまずホっ。

「女性ホルモンの数値が下がってますねー」ってことで、

更年期ですねとは言われなかったけど、まあ、結局そーゆーことなんだと思う。

どうやったら治るんだろう? ←特にどうしろとも言われんかった。腕やら脚やら色々痛くて優先順位が脚の方が高いもんで。

こちらもYoutubeでリンパ流しとか血行構良くなるマッサージとか時々してる。時々だからか特に改善無し。

 

この時のヘモグロビン値が14くらいの正常値で(ただし朝飯とか食べての数値)、

そういえば最近、坂や階段で息切れしなくなったよなーと。(運動不足で疲れるのとは全く別)

筋腫のせいで長年貧血だったの、

筋腫取って、半年かかって正常に戻りました! ヤッタ!爆  笑

 

 

骨量の話

 

 

さて、本題。

下がってた骨密度のお話

骨量増量の為の「アレンドロン」服用開始から半年経ちました!

週一って結構忘れがちで、5〜6回は飲むの忘れて翌日服用してました(てへ)。

 

7/11(3ヶ月チェック)女子医大。お薬のせいで他に悪い影響出てないか血液検査。

問題無し!

引き続きもう3ヶ月アレンドロン服用。←薬の処方が3ヶ月(12週)ずつ。

 

10/17(6ヶ月チェック)女子医大。骨密度検査。

 

結果は「2%ずつくらい上がってる!」

微妙なアップではありますが、お薬ちゃんと効いてるねってことで、もう半年続行となりました。

(どのくらいになればOKなのか確認すんの忘れた)

 

ちなみに骨量検査は台に横たわって、上部のアームが検査する部分の上を移動してスキャンします。

オープンなコピー機みたいな感じです( ̄▽ ̄)

 

ついでにクリニックでの検査数値も見てもらって

「このくらい下がってると、更年期と言えるでしょう」と

「他にもイライラやホットフラッシュとか出てくるようなら、女性ホルモンの補充も考えましよう」

ということに。

3ヶ月後に再診なので、その時どんな感じかでご相談。

 

レルミナ服用時はホトフラだけだったのにー。手指の強張りが出るなんて聞いてないよー!

なるべく他に色々出ませんように!(関節痛更年期のせいだったら、すでにもう色々出てるがな)

 

体重増加も報告。

私「退院時から5kg増えました〜! 知り合いの年配の方に、更年期で毎年3kgずつ体重増えて、3年で10kg太たって方がいるんですよ〜。ヤヴァイですよ。」

医師「あー、そういう方も、居ますね…」

まあ、体重増えたって言いたかっただけです。

 

あー、なんかもう、アチコチ痛くてやあねえ。愚痴っぽくなっちゃってスミマセン。

 

今回はこんな感じですかね。

また骨量とかで病院行ったりしたらカキコミたいと思います。

 

読んでくださってありがとうございます。

 

 

経過報告~

6月6日で術後2ヶ月経過となりました。

この一月くらいの色々です。

基本もう普通に生活してまーす。

あんまり書くことないね…。

 

排便は一月経っても「プカプカ」率高い。何か体質変わった??(検索したら、「気体(ガス?)」が多いと浮くらしい…)

 

そういやこの一月で、完全にホトフラなくなりました!

良かった〜! 一応卵巣さんはまだお仕事してくれそうです。

オリモノとかも、ホルモンの関係だったっぽいですにょん。

 

しかし入院中で落ちた体重はすっかり戻った上に、更に増量気味。

逆に、入院前の方がまだ見た目細かった。なんで?? 筋腫なくなって内臓が下がったせい??

体力筋力がすっかり落ちてしまい、体力増やすための運動する体力もだいぶヤヴァイ感じになってしまったのがちょっとツライ…。(もともと低空飛行なHP)

 

ハラの傷は見た目一月前と特に変化なし。

どっちかっていうと、色素沈着系で前より色が濃くなってきたような…? 風呂上がりに馬油塗ることにした。

そろそろ中の縫い糸は溶けてる頃でしょうか。

運動後の筋肉痛ある無しに関係なく、背筋伸ばして腹を伸ばすと内側が引っ張られる感がある。

これも運動不足で筋肉弱くなってるせいかなあ?

 

5月の外来でお会計書類が揃ったので、手術入院関係の保険請求して、無事振り込まれました。

結果「手術入院費」はほぼトントン。(お安い保険なのでね)

ただ入院前の外来とか検査費用とかレルミナ代に、入院用に色々買ったりして、結局かなりの赤字というか出費となりました。

退院後もしばらく休養で仕事も入れてなかったんでね、フリーランスなんでその間収入もないわけで、正直ツライ…。

 

入院前と同じような生活に戻った…と言っても、5月から入れた仕事との兼ね合いで、午後だけやってた印刷屋のバイトも辞めてたんで、日常の活動量が減った。

で、その予定してた仕事が先方の都合で先延ばしになってしまって、5月も割とだらだら過ごしてしまって…。(先延ばしの予定もハッキリしなかくて、結果5月まるっとフリー状態だった)

こんなことならバイト入れても良かったなーとか。

筋腫とは直接関係ない話ですな。

 

あと、5/25に持病(婦人系ではない)での外来で、いつもの腹部エコーの所見に「下腹部にごく少量の腹水」。

帰ってからコピー見て気づいたんでこのこと聞けなかった。特に何も言われんかったし、まあ腹水自体はもともと少量あるものみたいで。

検査でわかる程度には溜まってるみたいなので、次の婦人科外来で聞いてみましょうね。

腹水あんまり良いイメージないのよね。ほっといても吸収されるもんなのかな?

 

今回はこんなところでしょうか。

多分、また来月くらいに出没します!

 

ではでは〜。

画像は6月1日で22歳になった愛猫こすずさんですにゃん(^ω^)

 

●4月11日〜17日(退院後1週間マデ)

・割とゴロゴロして過ごす。(退院後のしおりに「1週間は入院時と同じように過ごしましょう」とあります)

・この1週間、下痢が続く。最初は下剤が残ってるのかと思ったけど、いくらなんでも長いんで、処方された「マグネシウム剤」と「大建中湯」が原因か? この1週間内でピーピーからニュルニュルくらいへの変化はあったが、基本とにかく緩い。

(一度途中で1日お薬飲まないでいたら出なかったんで再開して、とりあえず1週間は飲んだ)

・傷に貼ったテープがピロピロ。何枚か剥がれた。そのまま放置。

・カロナールは3日くらい飲んだ後、服用やめた。問題なし。

・雨の日が多く、晴れてる日には近所のコンビニやスーパーへお買い物。歩くのゆっくりさん。

・なんとなく、ブニュっと感のあった腹肉の「カサ」が減った。中身が落ち着いてきた?

・退院ちょうど1週間の17日(日曜日)。ダンナと晩御飯買いに出て帰りの坂道で少し息切れ。マンションの階段をヒーヒー言って上がって(3階)、家の玄関前でグラリとなって、尻餅をつくように倒れた。ダンナに支えてもらって部屋に入り横になってると変な汗がダラダラ。(吐き気とかは無い)手の血の気がない。(顔は鏡見る余裕なかった)

酸欠か貧血か低血糖? しばらく休んでたら何故か急に便意が来て、フラフラとトイレに行ってリキんだ後、出る頃には復活! あー、びっくりした!

 

●4月18日〜24日(退院後2週間マデ)

・処方されたマグネシウム剤と大建中湯服用はやめた。代わりに入院前普段飲んでた「デキストリン」「イヌリン」「強力わかもと」再開。(デキストリンとイヌリンはヨーグルトや味噌汁とか汁物にも投入)

2日後くらいからいい感じになり始めたが、まだ細くて頼りない。出し始めにいつもより強くリキむ感じで、出る時先週には無かった排便痛がかなりあって不安になる。(お腹の内側にビリリっと痛みがある)。オナラがルート通って行く時も、同様に少し痛い。

・19日。朝起きた時なんとなく下腹部痛。トイレットペーパーとナプキンにピンク色が。

・外出時にヘソ下デニム履いてるけど、肉が押されてムニュるのか傷が時々、少し痛い。

・そういえばホットフラッシュがまだある。いつ抜けるのか?

・ワンサイズ上のおパンツから、通常サイズへ戻す。問題無し。

・テープ全部剥がれた。その後特に何も貼らず。

 

●4月25日〜5月1日(退院後3週間マデ)

・排便痛少なくなって、便の状態も安定して来た。からの、理想のバナナ1本!が出るようになったぞー!

・ガスが出る。めっちゃ出る。←もともとよく出る。デキストリンとか食物繊維の影響なのかなあ??

・日常生活は、もうほとんど普段通りに。

・体重が、入院前に戻った…。(退院時に2kg減ってた)

・ホトフラ、まだある。

 

 

●5月2日(退院後の初外来)

※注意! 手術中の腹腔内画像等あります。モノクロです。

・内診と腹の傷の状態は良好! 風呂入ってヨシ! 運動もOK!(性交渉は術後3ヶ月はダメです)

・お腹の傷の内側は「溶ける糸」で縫ってあるらしい。術後2ヶ月で溶けるんだそうな。

・退院後1週間の時に倒れたことも報告。「麻酔の影響が残ってたのかな?」えっ、そんな残るもの??「汗がダラダラ出るのって、大抵血圧が下がってる時」だそうで、まあ結局よくわからん。(近年はあまりなかったけど、昔は時々「電池切れ」を起こす人でした)

・「骨密度測定」。何箇所か測定して「ギリセーフ」と「アウト!」が混在。アウトがあるんで念の為投薬開始です。

・骨量増やすお薬「アレンドロン」は週に1度、朝起きた時の空腹時にたっぷりの水で服用。その後横になったりはダメ(二度寝できない)。30分したらご飯食べてヨシ!

「骨を増やす」薬ではなく「骨を壊すサイクルを緩やかにする」お薬だそうです。破骨細胞ってヤツですな。

次の測定は半年後の予定。その前に、3ヶ月後にお薬ちゃんと飲めてるかとかチェックで外来予約。

↑グラフの赤いゾーンが「アウト」

・お薬代は3ヶ月分で800円ナリ。

・まだホトフラが続くので、ひょっとして更年期?? と聞いたら「薬の影響は服用やめて2ヶ月くらい続くので、2ヶ月以上経ってもまだ続いてたら更年期かも」だそうで。まだわかんないね。ドキドキ。

・取り出した筋腫のお写真見せてもらった。ほぼホルモン。580g。意外と小さいな。

・手術時の動画も早送り(ポイントで時々通常速度)で見せてもらった。

説明を受けながら、何枚かシャメった。面白かったので、もっと撮ればよかった。てかまた見たい!

お腹の中でまるっと切り離した筋腫(子宮)は、「小さく切って下(膣)から出す」と聞いていたので、お腹の中で切り刻んでから出すのかと思ってたら違った!

まず、膣にプラスチックの筒みたいの突っ込んで道を確保、膣と子宮を切り離した後、筒の入り口に子宮を押し付けて(膣側から引っ張る感じ)、膣側から肉を切り刻みながら出して行くのでした。

なので、腹腔鏡のカメラでの映像だと、まんまるでスベスベの綺麗な子宮がみるみる小さくなってって(早送り)、最後にヒュン! て膣から出てっていなくなる感じで、最後にお腹の中は綺麗な空洞状態に(ガスで膨らませてるからね)。面白い。

500ccほど出血した、と聞いていたが、腹腔内は特に血の海にはなってなかったので、おそらく膣側から切り刻むときに筋腫から溢れたんかなと。

・「腸」って意外と黄色い(黄色いのは脂肪の色らしい)。地鶏の脂肪色…。

・私は症状軽めだったんで、筋腫は全て「筋層内」なのかと思ってたら、子宮の外側に1個真っ白なツヤツヤ卵みたいのがプラプラしてて、あら、外にもあったのねと。

・子宮取り出して膣の入り口を縫った後、「癒着防止スプレー」をシュー。塗装だ…。(効果は1日だけ)

・子宮取っちゃったから「子宮頸がん検診」は今後受けなくても良いそうです。

 

●5月2日〜5月11日(退院後1ヶ月くらいマデ)

・6日で術後1ヶ月なので、リングフィット再開! 腹筋ガードもバッチリだぜい!(押すとこ違うしね)

・風呂はいいねえ〜!

・7日に、入ってる医療保険に手術入院の給付金をNetで請求。(13日に無事振り込まれた。手術入院費とトントンで、レルミナとか術前のMRI等いろんな検査とかの分は大赤字だわ)

・排便は良好! なのだが、何故か便がプカプカと水に浮くように…。ほわーい??

・7日+8日。TKBが服に擦れて痛い。張ってる感じ。ホルモン復活? しかし調べると「更年期でTKBが痛い」と言うのも出る。ドキドキ。

・11日。おりものシートと陰部に白いカス。匂いは「あー、オリモノっすね」って感じで痒みはナシ。今まで排卵日頃に生卵の白身っぽいのは出てたけど、白いカスは珍しい。調べるとまた「更年期は膣内の水分が減るんでオリモノ出やすい」。ドキドキ。(おりもの自体は1日だけ)

・そういやホトフラなくなった?

 

退院後1ヶ月はこんな感じでした。

なんかあるとすぐ「こ、更年期??」ってなるー。実際どうなんすかねえ? せっかく残したんで、もうちょっと卵巣さんの働きを期待してるんですけど。

 

最後に!現在傷跡はこんな感じです。

術前よりブニョり感が出てしまった…。

 

 

とりあえず、退院後約1ヶ月のこの段階でブログは一区切りとします。

骨量のことでまだ何回か外来へは行く予定なので、その時点でまたなんかあれば書きます。

 

ではまた~!バイバイ

 

術前説明

 

入院5日前に、PCR検査と、最終的な手術の説明。

病院入口の「入院前検査」で受付して、別棟行って検査。

鼻の奥グリグリタイプでした。

陽性ならば翌日電話で連絡、陰性なら連絡なしで入院OK。

 

診察室で、担当医師から手術内容とリスクについての説明を受けます(約1時間!)

手術内容については前にも説明受けたけど、今回は「ちゃんと説明したかチェックしつつ、入院日にサインして持ってくる同意書」に則しての説明みたいです。

※話した順番はこの通りではありません。

 

手術はロボット支援下での腹腔鏡手術になります。ダビンチ先生ですね!

ダビンチ先生はカメラを含む5本のアームをお腹につっこんでの作業なので、おヘソ含む横ラインに5箇所穴開けます。(8ミリくらいカット)

(場合によっては、もうちょうい上を切ることもあるそうです。)

中が見渡せるように、ガスを注入してお腹をドーム状に膨らませて作業を行います。

平に寝てると腸が子宮とごっちゃになるので、「頭を低くした体勢」にして、腸を胃の方に押しやっての作業になります。

 

子宮全摘出の場合、子宮をお腹の中で固定してる10本の腱を切ります。(子宮って下から生えてるのを上で吊り下げてるのね)

うち4本は上からぶら下がる形で腹腔内で露出してるらしいんで切るのは簡単。

残りの6本は膣側の肉の壁の中に埋没していて、周辺には太い血管や神経が多くあるので「内装業者がちょっとずつ壁紙を剥がしながら配線を確認するように」作業するそうです。

私の脳内に「マトリックス」で壁の中逃げてるシーンが自動再生。

 

先生「子宮は全摘出ね。卵巣も取っちゃうのもアリですが…。卵巣も取っちゃうと、骨粗鬆症のリスクが高くなります。どうしますか?」

私「今でも骨量低いんで(数年前の自主検査の数値メッチャ低かった)、卵巣は残してもうちょっと頑張ってもらおうかと…」

先生「そうですね。その方が良いでしょう」

なので手術内容は「子宮全摘出と卵管切除」ということになります。卵巣は残して卵管部分で切っちゃう、ということですねー。

(卵巣は子宮側から卵管で繋がってるんで、そこをカット。腹腔内の「壁」側からも繋がってるんで、卵管切ったら壁側に「ぷら〜ん」とぶら下がることになります。そのうち壁にひっつくんだっけ?)

ここらへん、初診の時同様紙に簡単な図を描いて説明してくれた。

 

「骨量の数値が低い」件ですが、5年くらい前の検査で「70歳平均」くらいだったんですよねー(3年連続)。要注意ゾーン。

原因はおそらく、10年くらい前に海外製の「お腹が減らなくなるサプリ」を飲むダイエットしたせいだと思ってます。(そのダイエットする何年か前の検査だと平均的な正常値でした。)

そのサプリ、本当にお腹が減らなくなって、お菓子もほとんど食べず食事量もちょっとで満腹感あって、半年で6kg痩せたんですよねー。あー、食べないと痩せるんだなーって思ったけど、必要な栄養素も摂取できてなかったんだろうなと。

飲むのやめてその後徐々にリバウンドしましたが、骨量は戻らなかった様子。

↑このことは担当医師には話してあって「術後(退院後)に検査して、必要なら骨量上げるお薬とか飲みましょう」って事に。(結果、お薬飲むことになりました)

ちなみに、実家ママンも60代後半だか70代あたまだかに骨量検査ひっかかって、1年お薬飲んで正常値(平均値?)に戻したらしいので、まあ体質もやっぱあるかもです。

 

「輸血や血液製剤を使用した場合のリスク」について。

他人の血液を入れるということは、拒絶反応や未知の病気のリスクがどうしてもあります。

献血された血液は、そのまんま右から左へと輸血に使うわけじゃなく、必要な成分だけ取り出したり、放射線だか当てて毒素を弱めたりしてあるそうで。それでもリスクは0ではない。

自己血も同様の処理が必要だとかで、それはそれで設備やお金がかかっちゃうんで、全ての手術で用意するってのは現実的ではない。(できないのが実情)

担当医師的には、なるべく輸血はしない方向でいきますと。1Lとか出血しちゃったらさすがに使うけど、その場合も3人分他人の血液を使って1L戻すより、1人分300ccだけ戻す感じにする。あとは造血剤(増血剤)とか使う、とのこと。(輸血や自己血の用意は手術の内容とかにもよるそうです)

 

医師「昨日もダビンチで手術したけど、出血は3ccだったよ。小さじ1杯より少ない」

私「普段の採血の方が多い…( ̄▽ ̄;)」←検診で5〜6本採られる人。(だいたい1本8cc前後)

結局4〜500cc出血あったらしいんだけど、筋腫の中に溜まった血が出ただけっぽいんで輸血とかもなかったみたい。

ちなみに、人間の体内の血液量は「体重の13分の1くらい」50kgの体重の人で、3.8Lくらいの計算。

私「他人の血を輸血したら性格変わるとかいいますよね?」

医師「そんな事無いと思うけど。もしそうなっても、全身の血は3週間くらいで入れ替わるのでその間だけだねー」笑われた( ̄▽ ̄)

あ、性格変わるんじゃなくて「若い人の血液を老人に輸血したら若返る」んだっけ。でも3週間しか保たないのねん。

 

ダビンチ(腹腔鏡)手術だと、どうしても見えづらい部分があったり、出血してもちっこい機械のハサミが数本入ってるだけなんで止血に手間取る時がある。そうなったら開腹に移行するけど、先生の経験的にそうなった事は今まで無いし「そんな危険がありそうな患者さんの時は最初から開腹でやっちゃう」だって。

 

あと出血といえば。

手術中に出血あって、それが長時間続くと体が「やっべえ出血してる!速く血を固めなきゃっ!」ってなって「血が凝固しやすくなるよキャンペーン!」開催しちゃうんだって、1週間くらい?

で、余計に血栓リスク。でも血をサラサラにする薬とか普段飲んでる場合は血が固まらないんで、そのお薬服用の場合は1週間前から中止なんだっけっか。

 

私「切った筋腫は見れますか?」

医師「すぐに病理検査に出しちゃうから無理。写真は見れます」←この病理検査で悪性ではないと診断されるまで、実は「子宮筋腫疑い」なのです。良性だと子宮筋腫。悪性だったら子宮肉腫(所謂ガン)。(幸い「良性」でした!)

医師「手術中の映像も撮るけど、長いんで短く編集したのを一緒に見ます。お渡しはできませんが」

私「その動画を、スマホとかで撮るのは…?」

医師「いいよー」

やったー!

 

手術時間は4時間くらい。(まあ私は7時間かかったんだけども)

この4時間も、麻酔入れたりダビンチさんセットしたりなんだりの準備だけで1〜2時間近くかかる。

切った筋腫はそのままだと出せないので、小さくカットして、下から出します。

麻酔中は目覚めるまで1ミリも体動かないんで、血栓リスク(エコノミークラス症候群)回避の為術中から脚にポンプつけます。(ポンプは翌日までつけとく)

呼吸も止まってるんで気管に管入れて動かします。

子宮切った後、特に底の方の靭帯とか切った辺りはほっとくと腸が乗っかって癒着しちゃうんで、癒着防止のスプレー吹きかけておくそうな。スプレー液は1日しか保たないから、翌日からいっぱい歩いて腸が癒着しないようにしてね。

 

術後早い段階で「歩け」っていうのは血栓リスク回避と、腹の中の癒着防止の為なんですねー。(腸閉塞の防止も)

「痛いから安静に」ではなく「痛み止め飲んででも歩け」なので、頑張る事。「早期離床」を目指します。

順調に回復すれば、退院時にはもうほとんどお腹の痛みも無くなってるんだそうな。

(実際、普通に歩いて帰った)

 

医師「手術後、連絡を入れたい方は居ますか?(立ち会いNGなので)」

私「ダンナが家で待機してます!」

医師「手術終わったら、僕が電話しますねー。次がすぐ立て込んでたら、夜とかになっちゃうかもですけど…」←この時点で朝イチの予定だった。

術後すぐに電話があったそうです。

 

とまあ、術前の説明はこんな感じでしたかね。

 

「硬膜外麻酔」を使うかどうかは聞いてなかったんで、入院した日に麻酔科の方が確認に来た時に聞いてみた。

「使わない」とのお返事。

(入れる時)痛いって聞いてたんでちょっとホっとした。

 

で、あと区役所行って「限度額適用認定証」げっと。

窓口ですぐに発行してもらえます。

そうそう、病院で手術入院日決める時は「月を跨がないようプリーズ」しました。

※同じ月内での限度額なので、月末~月頭で月跨ぎになっちゃうとありがたみ半減。

 

特に画像がないんで桜ペタリ。

 

えーと、後は退院後のことを少し書こうと思ってます。

 

術前検査てんこもり

 

入院日が決定したのが、入院予定日の半月ほど前。3月の中頃の再診日。

決まったら色々術前検査があります。

 

まず「痛くて不評」で有名な「子宮体癌検査」。

中の奥に突っ込んで綿棒グリグリして表面の組織こそぎ取るのよね。

んー? そんな痛くはないけど??

お腹の中ゴシゴシされてる感は確かにあって、痛みよりも、内臓感覚の不快さがあった。

この日はコレのせいで、この後少し出血があった。

ちなみに、子宮頸がんの検査は2月に健康診断でクリア済み。

 

採血。3本くらいだったかな?

採尿。←急に言われても出ないので、他の検査やった後まで、採血したとこに採尿カップ預かってもらって最後に採った。

 

麻酔科で簡単な問診?(タバコ吸いますかとかアレルギーはとか)

 

口腔内科で歯にグラつきがないかとかチェック。

全身麻酔で気管挿入するので、グラグラした歯が抜けちゃったり喉に落ちたりしないように。

かかりつけ歯科がある場合、入院前にクリーニングしておくと良い、だそうです。

(入院前日にクリーニングしたよ)

 

心電図と、胸のレントゲンも撮った。

レントゲン室の前に長蛇の列があったけど、入院前検査は優先されるのかすぐ呼ばれました。

 

面白いのが肺活量検査。

単純に肺活量を調べるのと、一気に吐き出す量を調べる2種類測定。

1つ目はは洗濯ホースみたいの咥えて(マウスピースは使い捨て)「大きく吸って! ながーーーーーーく吐く!」で、2つ目のは「大きく吸って! 一気に大容量を吐き出す! その後息が続く限り長く吐く」。

最低3回ずつ測るそうで、私はどっちも最短の3回で終了。

結果がモニタのグラフに出ます。2つ目のはクルクルした円を描く図になって面白い。

隣のブースで同様の検査をしてる声が聞こえるんだけど、検査技師さんがめっちゃテンション高めで「吸って吸って吸ってもっと吸って!」とか「はい! 一気に吐いて〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜もっともっともっともっとぉおお!」とかやってる声が聞こえてきて、面白くて吹き出しそうになった。

(上手く吐けないらしく何度もやってた…)

私の担当技師さんは静かな感じでした。

 

肺活量測る事自体、中学以来で楽しかった。

聞いてみたら3880ccだかで、年齢と身長体重平均値の130%と言われた。

中学時は3700だったかにゃ? ←中学時にほぼ今くらいの体格になってました。

後で調べたら同年代女性の平均値2395ccだそうで…3800って、30代半ばの男性の平均値らしいぞ?

私そんなに心肺能力高いとは思えないんだけど(子供の頃からちょっと走るだけで息が上がる。関係ないのか?)。

 

入院説明で「入院のしおり」的なのもらって説明やらなんやら。

まず事務の係の方から、入院時に必要なものの説明や、持ち込み禁止のものとかの説明。

入院宣誓書(連帯保証人が必要)、入院情報取扱申込書(入院してることを問い合わせがあった時に言っても良いか)をもらう(入院日にサインして持ってくる)。

連帯保証人は、遠方の親とか親戚の時は代筆でOK。いない場合は補償金(10万)を入院時預けておくのでもOK。

 

そして部屋の「第一志望と第二志望」を聞かれます。

選べるのが「個室(一人部屋)」25,300円、「二人部屋」11,000円、「大部屋(6〜7人)」差額ベッド代なし、の3択(1泊料金よ)。

私「(第一も第二も関係なく)差額ナシで。希望しないのに個室だと請求されないって話は?」

係「ないですねえ」

私「えー( ´Д`)」

係「厳しいですか?」

私「抑えたいんですけど〜」と見栄はったけど、無理っす。

係「あー…(大部屋のみとカキコミ。第二希望に×)」

というヤリトリが。

入院当日までどうなるかわかんなかったんで、ネットで「患者が希望しないのに個室に入れて個室代請求したらアカンで」という「厚生労働省の通知」をプリントして持っていきました。結局大部屋だったんで要らんかったけどね。←割とよく揉める案件らしいので、念のためね。

ついでに「内履きは、普段履いてる靴で良いか?」とその時履いてる靴でいいかチェックしてもらった(聞いのはこの後の看護師さんにだったかもしれない。忘れた)。

 

次に看護師さんからの説明。

看護師さん「(コロナなので)面会禁止。手術の立会いもナシ。入院中はフロアから基本出られません。売店もダメ。ドリンクの自販機はあるので小銭の用意を」

私「夜オヤツにプリンとか売店で買ったりできないんですか? オヤツは持ち込み?」

看「そうなりますが、持ち込みも制限が…」←と言われたけど、聞かなかったことにした。

あとから「そういえば給湯器とかないの?」と思って、後日電話で質問。

看「給湯器はありません。お茶とか飲みたい場合は、自販機で買ってもらうか、ペットボトルの水をレンチンして自分で淹れる」

私「自販機でSuicaは使えますか?」

看「使えないので、小銭の用意を」

って、実際には使えました、Suica!

水道から水も出るんで、気にしなければ水道水レンチンでもええね。

 

で、薬剤師さん。

薬「普段飲んでるお薬を教えてください。サプリも」

私「レルミナは入院日の前日に飲み切ります。サプリはビタミン剤とカルシウムと鉄タブと強力わかもと…」

薬「飲んでるサプリとか、手術の1週間前からは飲まないでくださいね」

私「強力わかもとも?」

薬「強力わかもともです( ̄▽ ̄;)。入院時に持ってきてもらって、確認後なら飲めますよ」

私「メンドくさいからいいです( ̄▽ ̄)」

 

つづく〜。