ドイツ人僧侶・ネルケ無方さんの


人生というクソゲーを変えるための仏教


に続く


人生というクソゲーを変えるための哲学と坐禅


が遂に出版された。


どちらも版元は春秋社。文藝春秋ではない。


春秋社は宗教や哲学さらに楽譜も出版する出版社である。

出版社のエンブレムはよくよく見ると雛を抱えた梟のようである。恐らくはミネルヴァのフクロウは明け方に飛び立つを意識しての梟のエムブレムなのだろう。


さて、ネルケ無方老師は、哲学者の永井均のXのポストに触発されて人生というクソゲーを変えるための仏教や人生というクソゲーを変えるための哲学と坐禅と立て続けに出版した模様である。追って感想については記したいが、とにかく禅仏教の僧侶による2冊であるから、とにかく議論がややこしい。永井均さんが藤田一照さんらと対話した仏教3.0を哲学するなども改めて読まねばなるまいとは思ったりした。

禅仏教も矛盾したことを平気で言う。また、納得いく答えをさらに否定するのもまた日常茶飯事のようにも思う。

ネルケ無方曰く、哲学は考えに考えるが、坐禅は逆に思考を手離していく営みだと言われる。正反対のベクトルをしながら何故だか人間は哲学も坐禅をも欲張ってしまう。

恐らくは人間が矛盾した存在であるが故に哲学も坐禅もとなってしまうのではあるまいか?哀しい存在ではあるがそれでも、結果的に大いなるものを求めず当たり前にあることに幸を見出すこと、或いは素朴なる信仰をこそ大事にせよと遠回りしながら思考を巡らせているのだと思う。

人間当たり前が当たり前じゃないと気付くためには遠回りしないと分からないものなのかね?

いずれにせよ心地よい遠回りに私を見出だせれば幸せに思います。

ネルケさん、素晴らしい2冊をありがとう!