【埼スタストリート誕生秘話】
来る10月7日に32回目を迎える埼スタストリートですが
第1回が開催されたのは、ちょうど4年前の2013年10月6日のこと。
下は幼稚園児から上は50手前の大人まで、老若男女を問わず一日中ボールで遊び倒す。
ボールに飽きた子ども達は、スケボーやったりフットバッグやったり虫取りやったり自由に遊ぶ。
こんなに自由な埼スタストリートは、とある少年を元気づけてあげようという大人たちの思いから始まったのです。
当時高校生だった拓海は、数ヶ月間に父親を病気で亡くし、学校生活にも大好きなサッカーにもやる気を無くしていました。
その姿を見かねた拓海の母親は、彼の本来の姿を取り戻すべく、大阪から東京へと親子二人旅を計画したのです。
拓海の母親と私はブログ繋がり、いわゆるブロ友というやつで、そんなやりとりから拓海と一緒にボール蹴ることになりました。
しかし、予定していた日は中野中のグラウンドが空いていない・・・。
困った挙句TOMOさんに相談したら「是非やりましょう!!」と、埼スタストリートを企画してくれたのです。
当日は、TOMOさんのスクールの子たちもたくさん集まってくれ、拓海と一緒にストリートサッカーで楽しんでました。
お別れの時、“FAST RULE OF THE STREET”のDVDをさりげなくプレゼントするTOMOさんに、何度も頭を下げて帰る拓海親子。
後日、拓海ママから、「拓海が元気とやる気を取り戻しました!!」とのメールをいただきました。
そんなきっかけで始まった埼スタストリートが、永遠に続くことを、遠い北陸の空から祈っています。
【大人になってから学ぶサッカーの本質とは】
《ブラジルと日本の差は、本気で遊んだ経験の差》
考えるより感じることを大切にする人間たちが、それぞれの個性が勝手に育まれる土壌を創造し、それを愛し、大切にして生まれたストリートサッカーという文化。
その中で生まれる本気でサッカーで遊ぶ時間。それがペレを産み、ロナウドを産み、ロナウジーニョを産み、ネイマールを産んだのです。
本気でプレーしろと練習の中で言わなきゃいけないようではダメなんです。
親やコーチにやらされて上手くなるノビシロと
自分が上手くなりたいという想いから本気で遊んで上手くなるノビシロの差なんです。
強制や矯正がもたらすノビシロよりも
好奇心や探究心がもたらすノビシロの方が圧倒的にあると思いませんか?
サッカーチームの数より、遊び場の数のが大事。
サッカーするのにお金がかかる場所が多すぎる。
過剰な管理が文化のノビシロを抑制していると私は感じています。