タイトルについて、私は本当に大きな問題だと感じており、いろんな意見同士ぶつかりながら、少しでもこの問題が世間に知られ、社会的に解決に向かえば良いと思っています。


 昨今、児童相談所関係で大々的に報道されるのは、本当に可哀想で悲惨な虐待死事件ばかりであり、それは何も知らない国民に、

「児相職員は激務だから応援しなきゃ」
「児相の権力を強化しなきゃ、守るべき子供を守れない」
「児相職員を増やした方がいい」

などと言った感情を抱かせる。


しかし実際はどうか。

現在は189ダイヤルなど家庭監視システムが充実しているため、防がなければならない虐待死が起こるような家をそんな大事になるまで児相が把握していないなんていうことはない。

では何故虐待死が起こりえるのか。
建前通りの仕事をしていない、もしくはできていないからだ。

そもそも児相は、証拠不要、親の同意不要の上、独断で子を家庭から拉致監禁することができるというとんでもない権力を有しているのだ。
一度拉致監禁されてしまえば、容易には子供と会うことすらできない。
転んだ怪我でも拉致、怒られた翌日に保育園でママ嫌いっていったら拉致、お茶こぼした軽度のやけどがあれば拉致。
そして2ヶ月の監禁、さらには監禁期間延長も「実質」自由自在。
ここまでできる児相にこれ以上どういう権力を与えようというのだ。

しかし、虐待死など起こる家庭の子供を何故一時保護から帰宅させ、または保護すらしない場合があるのか。


児相の実態は、保護単価と言われる拉致した子供一人頭いくらという予算システムによる利権構造なのである。そのため、児相は一時保護したいのだ。さらに恐ろしいのは、拉致した子供を里親や養護施設へ横流しすることで、最終的には養護施設を運営する社会福祉法人やそれにつながる権力者などに金が流れることは明白だ。まさに人身売買。


自分の周りを考えて見てほしい。
昔と比べて虐待されている子供、そんなに急激に増えていると思いますか?
私は全く思わない。虐待として扱う程度がものすごく下がっただけのこと。

子供が友達をいじめたからひっぱたいた。これはもちろん虐待。
嫌がる宿題を無理やりやらせた。これも虐待。
子供が寝坊したので朝ごはん食べられなかった。これも虐待。

児童相談所が仕事上の根拠に用いる児童福祉法、児童虐待防止法の制定・運用以来、従来、民法822条に規定された親の懲戒権に含まれるとされていた部分についても、全て虐待という定義の枠におさまった。

まぁこの定義の部分に関しては、体罰の是非は賛否両論あるためここでの議論は割愛したい。

児童相談所の目的は、家庭の育児支援でもなく、子供を虐待親から守ることでもなくなっている。それは建前でしかない。


そもそも考えて見てほしい。児童相談所は役所だ。
私は左翼ではないしどちらかといえばむしろ右寄りだが、官僚、県市区町村の公務員、警察消防なども含め、裏のない素晴らしい組織だと思っていますか?

ほとんどの機関で、一職員の不正程度では到底おさまらない腐った内部事情(捏造など)があることは報道からでも十分わかりますよね。

児童相談所の職員のほとんどはただの地方公務員なんですよ?
私たちはそんなただの市役所の一部署程度の機関に、独断で家庭分断をやるやらないを決められているのです。さらに、児童相談所については実質的な対抗機関というものが存在しないのです。


公務員が厄介な相手に立ち向かう仕事をすると思いますか?ましてや、警察のように凶悪犯逮捕だとか、国税庁のように脱税発見だとか、そういう成功として成果が見えにくい児童相談所の職員が。

絶対の自信を持って断言できます。やりません。

虐待していようがいまいが、厄介な親とは関わりたくないので適当な理由をつけて保護しません、その代わり支援もしません。その代わり本当に死んでしまったらまずいので、最低限のことはして言い訳を用意しておきます。

逆に、泣き寝入りしか選択肢のなさそうな家庭は非常によく狙われます。

虐待死は昔から増えてもなければ減ってもない。
しかし、虐待として児相が扱う件数は異常に増えている。これがまさに統計マジックだ。虐待は増えているが、虐待死はそんなに増えていない、と。もしかすると児相が頑張って虐待死を減らしているように見えるかもしれない。

一時保護にもいろいろあって、保護したが問題なしとしてすぐ返すようなものもあれば、大した理由もなく調査のためといい2ヶ月以上場合によっては年単位で保護を継続することもある。
虐待死につながるケースは大体すぐ返した場合である。

公開情報でないため定かではないが、一時保護は年間2万件行われていると言われている。その中で、子の安全のため緊急措置としての一時保護といえるほどの理由がない拉致が8割を超えるそうだ。

児童相談所は無い虐待をある事として捏造しているのだ。やり方は様々。とりあえず拉致して結託精神科医に精神病名をつけさせ調査のためとして長期監禁したり、施設で親が嫌いになるよう洗脳して子が帰宅を拒否しているという事実を作ったり。

児相が絡んで家庭が崩壊した家庭は最近ちらほら見聞きするようになったが、児相が介入したおかげで家庭がよくなったという話は、身の回りだけでなくネット中探しても見たことがない。

虐待を防ぐことは、国民全体として推進すべきことだ。しかし、やり方が間違っている。


国を人体に例えるならば、我が子を虐待死させるような親はがん細胞だ。
そのガン細胞を根絶やしにするために、素人に毛が生えた程度の研修医のような人間が、内臓を切り刻んでいるようなものだ。ましてや見つけたガン細胞は見て見ぬ振り。

これでは将来を担う子供がきちんと育つことは困難だ。
虐待のある家庭は早急に子の安全を確保せねばならない。そんな家庭はもともと崩壊している。その上で、親を十分に指導し、監督・観察した上で、子の同意を得て家庭復帰させるべきだ。そうそう孤児を増やしていいものではない。親がどうしようもなく家庭復帰が困難な場合でも、子のために定期的な面会はさせるべき。もちろん子の意思を尊重すべきだが、基本的には子の将来を考えて。
 
勘違い通報があったとか、親が精神障害者だとか、子が非行に走ったとか、そういう理由で拉致されたら、その時点で家庭が崩壊に向かう。親の精神もおかしくなる。想像力のある方ならば、それが出来る児童相談所がどれほど恐ろしい権力を有しているか分かるだろう。


未熟な私なりに、虐待を0にした上で、犠牲も出さない仕組みを考えてみたが、そうそう思いつくものでもない。

コメントなどで、この問題にどう向き合っていくか話し合えたらと思っています。