「どうせ俺なんか…」
っていうマインドが染みついている、そんな俺にとって…
マラソン大会でハチマキをするなんて行為は、清水の舞台から飛び降りるぐらいの決意が必要なぐらい、非常に勇気の要るものでした![]()
…写真だと楽しそうにしてますけどねw
マラソンの結果は残念でしかありませんが、ハチマキをして走ったという点だけは自分の殻を破れたという意味で、本当に自分を褒めたいと思います。
…むしろそこしか褒めポイントがないw
で。
「なんでハチマキ?」という方がほとんどだと思いますので、経緯を書いておこうと思います。
事の発端は別大ツアーの前日。
さきこさん、後輩くん夫妻と地獄めぐりをしていた際のことですね。
海地獄を見た後、立ち寄った売店でお土産などを物色していた際に、「無敵」と書かれたハチマキを発見![]()
よくある「必勝」や「神風」とかではなく、「無敵」というワードが珍しく何故か心に刺さり…
「これを巻いてマラソン走ったら面白いんじゃね?」
という悪魔的発想が舞い降りてきました![]()
とはいえ、自分でそんなバカなことをしようとは思えないため、後輩くんにやらせようと無駄に煽ってしまったのが全ての元凶でしたね…
ちなみに。
さきこさんも数分後に無敵のハチマキを見つけ、同じように後輩くんにハチマキを巻いて別大を走るよう煽ったみたいですw
…発想が似すぎてて草w
仮装好きな後輩くんには刺さるコンテンツかと思いきや、彼の美学には反するようで頑ななNOの返事とともに「別大でハチマキ計画」は頓挫。
ここで話が終わらないのが今回のややこしいところです。
別大終了後。
腹黒い後輩くんはブログのネタ作りのため、必死に「無敵のハチマキ」を探していたようです。
結果、彼の執念が実を結び、都内某所で購入に成功。
別大前日に散々煽られた恨みを晴らすが如く、東京マラソン当日のスタート直前、さきこさんに「ハチマキを巻いて走れ」という煽り返しをするという悪魔的所業が明らかになった時は、正直震えあがりました![]()
何の事前告知もなく、大事なレース直前に…
きっと「断ったら負け」という雰囲気もあったと思います。
ハチマキを巻いて走ったさきこさんには感服しかないですね。
く、黒いよ後輩くん!
(松崎しげる並w
以上、そんな経緯。
さきこさんが最初の餌食となり、次の標的は俺ということで先日のレースで巻いて走った次第です。
後輩くんは基本優しくて良いヤツですが、過度に煽ったりイジったりすると倍返しを喰らうので要注意ですw
話をチャレンジレース当日に戻しましょうw
冒頭のとおり「目立つことは苦手で出来るだけしたくない」という性格の俺にとっては、ハチマキを巻いて走ることは非常に高いハードルでした。
チャレンジレースという環境が更にそのハードルを上げていた気もします。
・小規模の大会なので都市型マラソンと比較すると地味、応援の人も少ない
・記録志向のランナーが多く集まり、かつシーズン終盤のためピリピリした雰囲気
・ファンランな雰囲気はほぼなく、もちろん仮装ランナーは皆無
…こんな環境でハチマキ巻いて走るとか、ただただフザけた痛い奴じゃね?w
ということで、ハチマキを巻くことが本当に嫌で嫌でたまりませんでした![]()
「出来ればハチマキなんかせずに普通に走りたい!」と思って、巻かない言い訳を前日の夜から考えてみました。
①家に忘れた
②持ってきたけど巻くのを忘れた
③恥ずかしくて無理だった
④巻いて走ってみたけど何かしらの理由で外した
どの言い訳が最も適当かを考察してみました。
①家に忘れた
→ただの忘れ物が多い、だらしないおじさんに成り下がるのでNG。
(実際、ハチマキに気を取られすぎてサングラスとワセリンを忘れましたw
②持ってきたけど巻くのを忘れた
→一番ありそうな理由だけど、「てぃけじの野郎、ビビッて巻けなかったの草」とイジられるのが悔しいのでNG。
③恥ずかしくて無理だった
→②と同様に「てぃけじの野郎、ビビッて巻けなかったの草」とイジられるのが悔しいのでNG。
④巻いて走ってみたけど何かしらの理由で外した
→これが一番妥当。巻いていた事実さえ残せればOK。
ということで。
「よし!スタート時にちょっとだけハチマキを巻いて走ったら、あとは荒川に投げ捨ててやろう!」
(不法投棄はいけません
「大事なシーズン最終戦なのに、なんでこんなことで悩まなくちゃいけないんだよ…w」
なんて思いながら、ハチマキを忘れずに現地まで持参。
が。
現地に着くと、そんな考えが一変されるぐらいの厳しい環境でした![]()
予想以上に人数が少なく、予想以上にガチな雰囲気…
しかも知り合いがナガソエさんとshimoさんだけという、ハチマキの件を知らなそうなお2人だけ…
圧倒的なアウェー感w
「(応援も含めて)知り合いが一人もいないなら、ハチマキはしなくて良いな」
と思って準備していましたが、スタート直前にふと思いつきます。
「もし、レース中にハチマキのことを知っている誰かが応援に来たら、巻かずに走ったことを散々言われるんだろうなあ…」
↓脳内イメージ
後輩くん
「てぃけじさん、ハチマキ巻いてないですね」
「残念だなあ~」
さきこさん
「てぃけじのヤロー!なんでハチマキしてないんだよ!」
「私はしたのに!」
後輩くん奥様
「人にはさんざん煽るくせに、自分が煽られるのはダメなんですね」
「平地番長だけでなく、口だけ番長でもありますね」
という最悪のパターンを想定し、本当にスタート直前にバッグからハチマキを取り出しタイツのポケットにねじ込みました。
スタート地点に整列してからは、これからどう走ろうなんて考えられずに、ただただハチマキを巻くか巻かないかの押し問答が脳内で展開されていました![]()
「こんな雰囲気の中、いきなりハチマキを巻きだすなんて馬鹿でしかないでしょ?」
「ハチマキを巻いたは良いものの、誰からも突っ込まれずにただただ冷たい目で見られるのはメンタル的にキツすぎる…」
「でも、さきこさんはちゃんと巻いて走ったしなあ…」
「俺が巻いて走れば、次は後輩くんがやらなきゃいけなくなる訳だし…(煽り返しの更に煽り返しw)」
スタート1分前。
悩んで悩んだ挙句…
「巻かずに意気地なしとイジられる方が嫌だな!」
と、ついに決意が固まり、ポケットからハチマキを取り出します。
既にキャップを被っていたため、その上からハチマキを巻こうとすると…
み、短くて結べない…![]()
慌てて力いっぱいハチマキを頭に巻き付け、解けないようにギリギリ結ぶことが出来たのがスタート数秒前。
↓長さギリギリの図
もちろん周りの反応は皆無。
隣に整列していたランナーが
「こいつ急に何してんだ?」
という感じで二度見してくれたくらいでした\(^o^)/
いやあ、めちゃくちゃ恥ずかしかったですね。
スタート直前で良かった。
あれで何分も整列していたらメンタル崩壊してDNSするところでしたねw








