前日の勢いを借りて、本日、終日、下北沢に出る。

って、
今日のポルノ日記の出だしは、そうだろう~と思ったアナタ。

読みが甘い!

ポルノが、今日、出たのは、移動書店用の衣装探し。

肩すかし?

だって~~~~~~~~、
1日、たった5冊ぐらいの売り上げじゃ、
満足できない身体になっちゃったんだもん~~~。

で、史上最高の衣装2点発掘、即、ゲット~~~!!!!

これで、下北沢完全攻略、間違いなし!
いやいや、都内各所完全攻略、間違いなしじゃ~~!

ヌハハハ~~!!

ポルノ、進化し続けます。(ここは、クールに。)

井上ポルノ自費出版単行本《Oh,No!なんね~》完売への道のり-井上ポルノ和装3
井上ポルノ自費出版単行本《Oh,No!なんね~》完売への道のり-井上ポルノ和装2
井上ポルノ自費出版単行本《Oh,No!なんね~》完売への道のり-井上ポルノ和装1
夏休みリフレッシュが功を奏し、本日のオレ、
やる気、恐ろしいぐらいにみなぎる~!

よっしゃ~~、こんな暑さがなんじゃ~。
久々に下北沢で移動書店開店じゃ~~~~。

で、いつもの場所にいつもの駅弁スタイルで立つ。

「いらっしゃいませ~~、ワタクシ、プロの漫画家でございます。
出来立てホヤホヤの単行本いかがですか~。」

よく響く声は、客を呼ぶ。

開始早々、わずか20分で、1冊売れる~~~~!

ダハハハハ~~、こりゃ~もしかしたら、もしかじゃない~~。

ビンゴ!!!もしかしたらで、ございました。

その10分後に、お客さん第2号、現る~~~~!

「お兄さん、学生さん?」

「ハイ!成城大学の学生です。」

「道理で~~。いや~~、パッと見てすぐに思ったのよ、おじさん。
その品(ひん)、ただものじゃないって~。ヌハハハハハ。」

下北路上のギャグ王、若者の心をグワシとつかむ。

「いや~、実をいうと、ボク、こういうコトもやってるんですよ。」
と成城大学の学生さん、名刺をオレに差し出す。

《生かそう残そう 川越唯一の映画館 川越スカラ座》

カレ、そこのボランティア・スタッフらしい。

「それに大学で映画も撮ってます!」

多才!!!
決定!!!!
今度、イヴェントでコラボやりましょう!!!!!

少し、驚いてる若者になかば、強引にメールアドレスを渡す。

ハハハ、広がるな~~、オレの交友関係(♪ルンルン♪)~~。

しかし、売れに売れるな~今日は。

なんでだろう~、夏休みだからかな~。

「なにを売ってるんですか?」

え?
見ると二人組のこれまた、若者。

「オレの新作単行本だけど、見る?」

怖々(こわごわ)、単行本を手に取る若者達。

よ~し!
移動書店売り上げ新記録作りじゃ~~~、
秘技・泣き売り、開始~~~~。

「ね~~~ね~~、買って、おじさん貧乏なの~~~。
ね~~~ね~~~~、買ってよ~~~。シクシク~~~。
1日200円で生活してるの~~買ってぇ~。」

「わかりました、買いますよ。」

秘技、効くぅぅぅぅぅぅぅぅ~~。

「早く有名になって下さいね。」

温かい言葉をオレになげかけ、若者たち、下北沢の雑踏に消える。
(ちなみに、買ってくれたのは、ひとりです。)

う~ん、ちょっと怖くなって来たぞ。
今日のオレ、ツキすぎじゃない?

ま、けど、そんな日もあるあるあるある~~~。
クイズ100人にききました。(古っ)

このまま、いったれ~~~~~~~。

「ワタクシ、プロの漫画家でございます。
ワタクシの描きました、ゲラゲラ新作漫画いかがでしょうか?」

ん?
今、こっちを振り返った人って、もしかして、有名人…。

「え~~~~~と、日本初の移動書店でございます~~~。」

そうだ!
漫画家の「いしかわじゅん」先生だ!!!

うわ、どうしよう、どうしよう。
先生の前でプロの漫画家っていっちゃったよ~~~オレ。

って、プロの漫画家じゃ~~~~ん。オレ。

「なにやってんの?」

ドッヒャ~~~、気づくと、いしかわじゅん先生が、目前にィィィ。

いいいいいいや、路上で漫画売ってるんですけど…。
(見りゃ~、わかるって、ポルノ。)

(ハイハイ、根性見せて、ポルノ。)
「も、もしよろしければ、読んで頂けないでしょうか?先生」
(グッジョブ、ポルノ。)

単行本を手に取り、目を通してくれる先生。

(売り込め売り込めポルノ~~~)

「あの~昨日、川で、赤塚りえ子さんと溺れそうになりまして…あの~~~」

もう、なにをしゃべってるのかさっぱりわからない。

先生、シ~~ン。

沈没…。
かと思ったら、

先生、お声を発する。「で、いくらなの?」

え~~~~~~~~?
今、値段をおたずねになりましたですか、先生?
(そうだよ、ポルノ!!!)

せ、千円です。

「たけぇ~な。」と先生。

ああああああああ~~~いわなきゃよかった~~~。

いえいえ、いってよかったんです。

先生、ポケットから出してくれました五百円玉を2枚。

きゃ~~~~~~~買ってもらえた~~~~~!
いしかわじゅん先生に~~~~。
イイイイイイイイインクレディブル~~~~~~!!

「よ~く、読んどくよ(笑)」

さっと片手をあげ、去って行かれた長身の先生。

ヘナヘナ。ペッタン。
あまりのできごとに、ポルノ、思わず地面に座り込む。

なんて一日、なんて一日だよ~~~~~~~~~~~!!
ポルノ、号泣。こんなことが、あるなんて~~~~。

放心状態が続いてたら、これまた、目の前に
なんか見覚えのある男性が。

「あなたは?誰でしたっけ?」

「ほら、二時間前、ポルノさんの本を買うかどうかまよった者ですよ。
決心がつきました。買います!」

もうなんなの?今日は…。
盆と正月…??

売れるのが止まらないよ~~~~~~!!!!!!!!!!

それに初めてだよ~~~、
もう一度、本当に戻って来てくれたお客さんは~~~。
感激~~~~~~~~~!!!!

お名前は?

高橋(タカの字、すみません、これしかありませんでした~~)。
奈良県から出張で、やって来ました。

ありがとう、ありがとう、ありがとう、高橋くん(タカの字、すみません、これしかありませんでした~~)!

このご恩は一生忘れません!


なんどもなんども書いてしまうが…
なに、なにが起こったの?オレに…。

本日の売り上げ合計5冊。移動書店記録更新。

誰だよ?オレにツキをくれたの?

もしかして、相模川のカッパ?
で、レストラン到着~~。

うわ~~凄ッ!!

まずは、ロケーションが、ユニーク。
本当の住宅街の一軒家!

メンバー誰もが、口を揃え(そろえ)。
「ここにレストランがあるとは、気づかないでしょうね~。」
と感心しきり。

が、本当にすごかったのは、料理。

全品、ハズレなし。まさに至高のメニュー。
特に野菜料理は、すごかった。
(料理長が野菜ソムリエと後で知り、納得。)

「こんな野菜料理食ったことない…」
「秋田で食った~野菜もうまかったけど…」
「ゆで加減絶妙ですね…」

みんな語る、語る。

うまい料理を食うと饒舌(じょうぜつ)になる。
っていった人がいたが、まさにそれ。

あ~、幸せ、幸せ。

でもでも、ほんとうの幸せは、この後にやって来た。

「ポルノ、単行本持って来てる?」と隊長。

人に会うときはいつでも(笑)!

「え~、実は、ここにいるポルノ、自費出版で本出したんですよ。
よかったら、見てやってくれません?」

た、隊長…。

「わ~~、絵がかわいい~~すごくかわいい!!」
といってくれのは、赤塚りえ子さん。

「表紙の絵だけで買いですよ~。」といってくれたのは、演出家のテツオさん。

ワイワイ、ガヤガヤ。

みんな、気に入ってくれたよう。

次から次へと、サイフからお金を出してくれる。

じ~~~~~~~~~~~~~~~ん。

川遊びだけでも、一生の思い出になったのに…。
本までも…。(泣泣泣)
ポルノ、死ぬほど、しあわせでございます!
ありがとうございました!

楽しい時間は、矢のように過ぎる。

気づけば、お店の前で、別れの挨拶。

「今から、川にまた行きますか?」とテツオさん。

まんざら、冗談でもなさそう。

ははは。

いい仲間。

たった一日でそう呼べるようになった気がする。

またすぐ、会いましょう。

みんな自然に握手が出る。

井上ポルノ自費出版単行本《Oh,No!なんね~》完売への道のり-赤塚りえ子さん