その間も私はこの世のものではないような痛みに挫けそうになりながら唸ってました。
だけどどこかで冷静な自分がいて
「どうしよ。無理かもしらん」と思っていた事を覚えてます。
痛み引いたタイミングで仰向けになれる！？
という助産師さんの言葉に従おうとするけど
痛みが引くタイミングなどもはやこの頃にはない。
なんとか仰向けになり
足は分娩台にかけられ
産む姿勢に。
やっと産めるー!!!!
経産婦だから数回の踏ん張りでスルンっと出てくると信じきってました。
が。何回踏ん張っても出てこない。
私。下手くそなんだ。と思い泣けてくる
最後の最後は腰が耐えられない痛さになり
早く出さないとこの腰の痛みの中ホントにおかしくなる。
精神的にも身体的にもバラバラになる
と思い
思いっきり渾身の力で踏ん張って
会陰切開の後
出てきてくれました。
ズルンッというあの感覚は今回はなく
羊水がドバドバっと最後に出た感じと共に息子の姿が見えました。
泣き声を確認して安心したら
「終わった」と言う達成感でいっぱいに。
正直、感動よりそっちの方が大きかったかも。
産まれてくる時、娘も起きてきてまさかまさか家族全員でニューフェイスを迎える事ができました
臍の緒が短かったらしく旨の上ではなくお腹の上にやってきた息子。
へその緒はパパがカットしてくれました
会陰切開部の縫合はちょっと痛かったけど赤ちゃんの姿を見てれば何のその
そして恐れていた後陣痛。
出産直後からありました。
結構痛かったなー。
でも4日間だけで5日目からはほとんど感じない程度の痛みになりました。
人間ってすごいなー。人間の体ってすごいなー。
動物だなー。と思いました。
おしもの痛さも懐かしい。これこれこれ。
おっぱいも張り出して痛い。これこれこれ。
ホントに妊娠出産って痛い事、辛い事、しんどい事ばっかりで
もう二度とゴメンと思うんだけど
これで最後かと思うと何か寂しい…
これもまた不思議です。
あっと言う間に過ぎてしまう新生児期。
大切に過ごしたいと思います。