今までの人生において、良い出来事によって幸福な気分になり、




〝自分はなんて幸せなんだろう〟




と感じたことが、一度や二度はあるのではないでしょうか。




では、その気分は今も持続できているでしょうか?




心理学では、幸福感を忘れてしまうことを〝快楽適応〟といいます。




職業生活にも、この快楽適応は作用します。




私自身は、無職の時に、収入も無く、人と接することもない、辛い時期を過ごした過去があります。




その時、人生で初めて仕事があることのありがたみを感じました。




仕事で嫌なことなんて沢山あったけど、お金を貰えて、人と接することができて、規則正しい生活ができる。




それだけでも十分に幸せなことだったんだと気づくことができたのです。




そして、やっと仕事を始められた時には、仕事でのトラブルや人間関係で嫌な思いをした時でも、




〝無職の時に比べればなんてことない〟




と、何が起きても冷静に対処できましたし、幸せを感じることができました。




あらゆるネガティブなこともどうでもよかったのです。




しかし、時が経過するにつれ、仕事があることが当たり前になり、周囲の言動などの些細なことにイライラするようになりました。




〝快楽適応〟が作用したのです。




快楽や幸福な気分は長くは続かないのです。




では、この快楽適応を予防するためにはどうすれば良いのか?




それは、




〝忘れないこと〟




「そんな事は分かってる!!」と言われそうですが、では、忘れないように何か工夫をしていることはあるでしょうか?




例えば、私のように無職で辛い思いをして何とか乗り越えてきたような人であれば、無職を脱出した日を記念日として、手帳に記したり、たまには素敵なレストランで外食をしたりすると良いでしょう。




そうする事で、いかに自分が幸福かを再認識する事ができます。




このように、ちょっとした工夫をするだけで、自分自身がいかに恵まれているかを実感できるのです。




今現在、幸せな気分でない方は、嬉しく感じたことや幸せに感じたことを記録するようにして、時々、それを思い出せるような工夫をしてみてはいかがでしょうか。


tkd-cs ホームページはこちら