2022・12・2 生瀬富士とジャンダルム(茨城県) | 高橋 丈のブログ

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山を登るということ、辛い時の方が多いかも知れません。
でも、頂上で交わす握手や笑顔は代えがたいものが有ります。

日帰りハイキング、夏山縦走、雪の山、
色んな山について、ここで紹介したいと思っています。

袋田の滝近くにミニ岩稜があり、

そこには・・・

「茨城のジャンダルム」と呼ばれているミニ岩場があります。

とても可愛いジャンダルム!

そんな小さな天使探しの山旅へ・・・

 

公営第1駐車場に車を駐めて登山開始です。

袋田の滝観光商店街の中を流れる

久慈川の左岸(下流に向かって左側)の道を辿ります。

階段を上ると・・・観光課推奨の「月居山ハイキングコース」への登山口がありますが、さらに直進して進みます。

 

こんな景色は、神奈川県の大山登山の商店街の雰囲気です。

 

そして見えてきた袋田の滝!

日本三大名瀑の一つだそうです。

最近は氷結状態が弱く、

アイスクライミングは中々出来ないようです。

この辺から長い階段へ・・・

1度登った経験がある人は、

2回目は登りたくないと思うほどの長い長いの階段を登ります。

 

チョット寄り道して「生瀬滝」見学

見事な滝、地元観光課では紅葉の時期が良いとのことです。

 

一旦登った道を下ります。

こんな景色は、晩秋のハイキング!

気分も盛り上がります。

久慈川まで下ると渡渉となりますが、

昨日の雨で水量が若干多いようです。

今回は無料貸し出しの長靴を借用しました。

有難いです!

渡渉して振り返りました。こんな渡渉は楽しいの一言です!

向こうに見える一軒家は貸別荘です。

楽しい渡渉も終わり、

ここからは急登を少々登ります。

 

見えてきた袋田の滝!

高さ120mは圧巻です! それと同時に転落危険もあるので、

此処は注意が必要です。 別の意味でも気分が高揚します!

でも素晴らしい景観でお薦めスポットです。

この辺りは崖の上の道です。よそ見は禁物です。

 

残っていた紅葉と青空!

暫く歩いて立神山へ到着しました。

周囲は・・・

群馬県に住む私には見慣れていない山並みが広がっています。

ここまで2時間半程度でした。

この辺りから簡単な岩場や急斜面のロープが多々有ります。

難易度は高くないのですが、落ちたら谷底という場所もありました。それを意識して歩けば大丈夫かと思います!

 

昼食は生瀬富士の手前で「ゆず鍋うどん」を頂きました。

その前に焼き肉!    ご馳走様でした。

このコースは4~5時間のため、ゆっくりと食事が出来ました。

コロナ禍以降では鍋うどんは初めてでした!

そして生瀬富士の山頂(406m)

狭い山頂です。

奥久慈男体山も見えてました。

そして

いよいよ、メインイベントのミニ岩稜とジャンダルムへ

ゆっくり歩けば大丈夫と思います。

目的の「茨城のジャンダルム」です!

そして小さな天使!

 (写真はネットから拝借)

因みに此方は北アルプスの天使、槍が見えてます。

 

やりました!

茨城のジャンダルムへ到着です! カシャリと1枚!

その後は・・・

急傾斜のロープ道を下って第1駐車場へ戻りました。

中央の小さく見えるピークが生瀬富士です。

駐車場は綺麗なトイレが有るので嬉しいです!

 

茨城県というと筑波山が有名ですが、

こんなバリエーション豊かな楽しいコースが有ります。

ゆっくり歩いて5時間程度です。

滝見物あり、渡渉有り、そしてミニ岩稜とジャンダルム!

楽しくも、ちょっぴりスリル有りの日帰り登山です。

この「ちょっぴりスリル」というのが楽しいんですね。

 

そして

今回のメンバーは・・・

昨日の雨で濡れ落ち葉の道を予想・・・チェーンスパイクを

上手に活用してました。そしてストックを出したり仕舞ったり、

また

ロープや小枝を掴んだりするので手袋も着用

更に

「このロープ切れそう!」・・・

      とロープの観察も素晴らしかったです。

鎖も古いのは、こんな状態もあります。

 

下山間際の南天が印象的でした。

 

茨城のジャンダルム・・・

あの日も楽しい1日でした!