妙義山エリアは・・・表妙義と裏妙義とに分れ、
その全体を妙義山塊と呼んで、その最高峰が谷急山です。
(因みに妙義山の最高峰は相馬岳ですね。)
今回は妙義山塊の大烏帽子へ登りました。
大烏帽子への登山道はありません。
今回は下平地区の八幡神社から沢をルートとし、その後尾根に移行して山頂へ到達するという計画です。(神社周辺に駐車可能)
暫くは沢から離れないように獣道を活用です。
獣は住人です。登り易い道を知っているんですよね!
登山開始時に簡単な先読みをして、
行動して・・・
そして自分が描いた景色・地形と遭遇できれば、
ルートハズレの可能性は少ないですね。
この「先読み」がとても大切と思っています。
@@さんは地図アプリを使用です。
今は良い機器が一般的になりました。 私は紙地図です。
1時間ほど登ると展望箇所
奥に浅間山、手前左に高岩、右が大黒岩、下に高速道路・・・
こんなにも沢山の目標物が見える場所、
「地図の中で探しましょうか!」
(高岩が威厳たっぷり、誇らしそうでした。)
そして
急な尾根にジグザグを切って登ります。
・・・と思ったら、すぐ下りになって一息!
急傾斜の登高で、
両足だけでのバランス保持が危うくなったら
枯れ枝の杖がいつも大活躍です。
まるで
雪の斜面をピッケルでジグザグに登っている姿と
殆ど同じスタイルです。 2本より3本足歩行ですね。
ピッケルがあれば更に良いですが・・・
西上州の山には、この50~60㎝程(個人差有り)の
枯れ枝ストックが本当に良く似合ってます!
地面ばかり見ていたら、
乾燥した落ち葉の間に「りんどう」がポツリ、
ポツリと咲いてました。
妙義山塊主峰の谷急山も見えてました。
尾根が急に細くなったと思ったら、
ほどなくして、山頂に到着出来ました。
この文字が好きです。
そしてこの山頂表示板は、
西上州の山に良く溶け込んでると思います! 良い感じ!
平坦ですが広くない、藪に覆われた山頂は・・・
風も無く そして日当たりも良く
絶好の昼食休憩の場所でした。
温かなカップ麺が嬉しい時期になりましたね!
どっかり腰を下ろせば、
あっという間に時は過ぎます。
・2時間少々で到着出来ました。
・後半では
転倒は遭難と思える箇所の連続でした。
・色が消えかかったテープ 目にもうるさくなく、
丁度良い具合にありました。(有るとチョット嬉しい。)
・足並み揃いで、ロープは使用しませんでした。
・誰とも会わず我々のみでした。
・自然林は素晴らしいですね! 堪能しました。
以上 藪の大烏帽子でした。