2022・11・7 妙義山塊の大烏帽子  | 高橋 丈のブログ

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山を登るということ、辛い時の方が多いかも知れません。
でも、頂上で交わす握手や笑顔は代えがたいものが有ります。

日帰りハイキング、夏山縦走、雪の山、
色んな山について、ここで紹介したいと思っています。

妙義山エリアは・・・表妙義と裏妙義とに分れ、

その全体を妙義山塊と呼んで、その最高峰が谷急山です。

(因みに妙義山の最高峰は相馬岳ですね。)

今回は妙義山塊の大烏帽子へ登りました。

 

大烏帽子への登山道はありません。

今回は下平地区の八幡神社から沢をルートとし、その後尾根に移行して山頂へ到達するという計画です。(神社周辺に駐車可能)

暫くは沢から離れないように獣道を活用です。

獣は住人です。登り易い道を知っているんですよね!

 

登山開始時に簡単な先読みをして、

行動して・・・

そして自分が描いた景色・地形と遭遇できれば、

ルートハズレの可能性は少ないですね。

この「先読み」がとても大切と思っています。

 

@@さんは地図アプリを使用です。

今は良い機器が一般的になりました。 私は紙地図です。

 

1時間ほど登ると展望箇所

奥に浅間山、手前左に高岩、右が大黒岩、下に高速道路・・・

こんなにも沢山の目標物が見える場所、

「地図の中で探しましょうか!」

(高岩が威厳たっぷり、誇らしそうでした。)

 

そして

急な尾根にジグザグを切って登ります。

・・・と思ったら、すぐ下りになって一息!

 

急傾斜の登高で、

両足だけでのバランス保持が危うくなったら

枯れ枝の杖がいつも大活躍です。

まるで

雪の斜面をピッケルでジグザグに登っている姿と

殆ど同じスタイルです。  2本より3本足歩行ですね。 

ピッケルがあれば更に良いですが・・・

西上州の山には、この50~60㎝程(個人差有り)の

枯れ枝ストックが本当に良く似合ってます!

 

地面ばかり見ていたら、

乾燥した落ち葉の間に「りんどう」がポツリ、

ポツリと咲いてました。

 

 

妙義山塊主峰の谷急山も見えてました。

 

尾根が急に細くなったと思ったら、

ほどなくして、山頂に到着出来ました。

 

この文字が好きです。

そしてこの山頂表示板は、

西上州の山に良く溶け込んでると思います! 良い感じ!

平坦ですが広くない、藪に覆われた山頂は・・・

風も無く そして日当たりも良く

絶好の昼食休憩の場所でした。

温かなカップ麺が嬉しい時期になりましたね!

どっかり腰を下ろせば、

        あっという間に時は過ぎます。

 

・2時間少々で到着出来ました。

・後半では

 転倒は遭難と思える箇所の連続でした。

・色が消えかかったテープ  目にもうるさくなく、

 丁度良い具合にありました。(有るとチョット嬉しい。)

・足並み揃いで、ロープは使用しませんでした。

・誰とも会わず我々のみでした。

・自然林は素晴らしいですね! 堪能しました。

           以上 藪の大烏帽子でした。