2022・11・12 新潟県・裏巻機渓谷ハイク | 高橋 丈のブログ

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山を登るということ、辛い時の方が多いかも知れません。
でも、頂上で交わす握手や笑顔は代えがたいものが有ります。

日帰りハイキング、夏山縦走、雪の山、
色んな山について、ここで紹介したいと思っています。

新潟県の裏巻機渓谷!

その言葉を聞き、調べると・・・

巻機山の北側を流れる五十沢(いかりさわ)沿って

危険な登山道をハイキング道として整備し、

地元の観光協会でも紹介してるものでした。 そして

ツアー登山でも紹介しているようです。

 

私にとっての五十沢は「難しそうな沢登りルート」とインプットされた沢です。

そんな沢の「渓谷美と紅葉」を楽しむものです。

因みに

「永松渓谷」とか「五十沢渓谷」と色々と呼び名も違うようです。裏巻機渓谷という名前は・・・

観光目的で、一重に「日本百名山」に起因したのでしょう。

巻機山の知名度は高いですね。

 

コースは約2.5kmを往復するもので、

黒部の下の廊下のミニュチュア版という言葉が

良いのかも知れません。

諸処に

転落防止の手すりワイヤーが設置されてあります。

当日は

日陰部分で濡れた道となり、

スリップに注意して気を使いました。 そして

楽しみの一つである滝

水辺まで降りられる「不動滝」落差30m

周辺は10人以上が昼食休憩中でした。

 

道から見下ろす「夫婦滝」

あの日、水量が少なかったようです。

どちらの滝も、

釜(滝壺)を持ち落差もある風格のある立派なものでした。

 

紅葉は終盤を向かえていました。

 

開始から最終目的地の取水口まで1時間+アルファで到着

深く切れ込んだV字谷が見事!

 

谷の右は濡れた1枚岩 高さ何メートルくらいだったのか。

威圧感が凄かった!

 

谷に作られた取水口

この五十沢の水はトンネルを通して、下流にある貯水池に溜め、

落差を利用して、その下の永松発電所で発電をしているようです。今の世の中、水力発電は大切にしたいものです!

 

この取水口の対岸に登山道があり巻機山まで繋がって居ます。

そのため、堰堤の両サイドに鎖があります。

 

私も試しに下ると、滑ること! 

見た目より遙かに難しい鎖でした。

水が危険要素を倍増させてました。

滑って両足が離れてしまった人もいて

皆さん全員が登り切るまで しばらく待機していました。

 

皆さんの様子から・・・

岩トレされている皆さんと感じました。

しかし  見た目より力を必要とする傾斜

そして  水と苔により、滑り易いこの鎖登り

 

ザックの中のロープを出さずに済んで良かったです。

 

 

帰路、八海山が見えました。

裏巻幡渓谷・・・

今年の紅葉は10月末から11月上旬が良かったそうです。

五十沢キャンプ場で300円支払って入山となり、

登山口にある駐車場は無料です。

ゆっくり堪能しても往復4時間でした。

 

ハイキングにしては、危険な箇所が幾つもあります。

くれぐれも、

よそ見には注意して行動しましょう!