新潟県の裏巻機渓谷!
その言葉を聞き、調べると・・・
巻機山の北側を流れる五十沢(いかりさわ)沿って
危険な登山道をハイキング道として整備し、
地元の観光協会でも紹介してるものでした。 そして
ツアー登山でも紹介しているようです。
私にとっての五十沢は「難しそうな沢登りルート」とインプットされた沢です。
そんな沢の「渓谷美と紅葉」を楽しむものです。
因みに
「永松渓谷」とか「五十沢渓谷」と色々と呼び名も違うようです。裏巻機渓谷という名前は・・・
観光目的で、一重に「日本百名山」に起因したのでしょう。
巻機山の知名度は高いですね。
コースは約2.5kmを往復するもので、
黒部の下の廊下のミニュチュア版という言葉が
良いのかも知れません。
諸処に
転落防止の手すりワイヤーが設置されてあります。
当日は
日陰部分で濡れた道となり、
スリップに注意して気を使いました。 そして
楽しみの一つである滝
水辺まで降りられる「不動滝」落差30m
周辺は10人以上が昼食休憩中でした。
道から見下ろす「夫婦滝」
どちらの滝も、
釜(滝壺)を持ち落差もある風格のある立派なものでした。
紅葉は終盤を向かえていました。
開始から最終目的地の取水口まで1時間+アルファで到着
深く切れ込んだV字谷が見事!
谷の右は濡れた1枚岩 高さ何メートルくらいだったのか。
威圧感が凄かった!
谷に作られた取水口
この五十沢の水はトンネルを通して、下流にある貯水池に溜め、
落差を利用して、その下の永松発電所で発電をしているようです。今の世の中、水力発電は大切にしたいものです!
この取水口の対岸に登山道があり巻機山まで繋がって居ます。
そのため、堰堤の両サイドに鎖があります。
私も試しに下ると、滑ること!
見た目より遙かに難しい鎖でした。
水が危険要素を倍増させてました。
滑って両足が離れてしまった人もいて
皆さん全員が登り切るまで しばらく待機していました。
皆さんの様子から・・・
岩トレされている皆さんと感じました。
しかし 見た目より力を必要とする傾斜
そして 水と苔により、滑り易いこの鎖登り
ザックの中のロープを出さずに済んで良かったです。
帰路、八海山が見えました。
裏巻幡渓谷・・・
今年の紅葉は10月末から11月上旬が良かったそうです。
五十沢キャンプ場で300円支払って入山となり、
登山口にある駐車場は無料です。
ゆっくり堪能しても往復4時間でした。
ハイキングにしては、危険な箇所が幾つもあります。
くれぐれも、
よそ見には注意して行動しましょう!