2020・11・15 西上州、烏帽子岳 | 高橋 丈のブログ

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山を登るということ、辛い時の方が多いかも知れません。
でも、頂上で交わす握手や笑顔は代えがたいものが有ります。

日帰りハイキング、夏山縦走、雪の山、
色んな山について、ここで紹介したいと思っています。

11月15日(日)は高気圧の真下で快晴、

無風状態でした。

地図を見て、地形を見て、自分たちが登る尾根を見つけ、

地図読みの勉強も兼ねての1日でした。

沢添いの道を進み、二俣が有るから・・・

そんなことで、どんどん登って、どんどん登って・・・

根っこを掴んで、岩も掴んでドンドン登ります。

「どうぞ~!」

 

いつもは、

姿が見えるところでロープ確保をしているんjですが、

今回は姿が見えません。

でも、

ロープは、じわりじわりと流れています。

 

私のところへ到着して、

「いつも姿が見えるんですが、今回は姿が見えなくて!」

「ロープのある方へ進めば間違いないと分かっていても!」

「姿が見えるまで不安でした!」

 

沢登りでも、姿が見える場所を選んで、ロープ確保をして居ました。

登って来る人にアドバイスが出来る箇所で・・・。

 

いつだったか、

縦走で・・・鎖が岩を回り込むように設置されて、周りこんで待機して居ると、私が見えた時に安堵の表情を見せた人が居ました。

 

そして昨日は・・・

秩父の二子山でした。

クライミングガイドの試験を受けている後輩君へ

ロープワークトレーニングに付き合いました。

後輩君は、どんどん登って

姿が見えなくなってしまいました。

 

この状況で後続者は・・・?

さっき、どうやって登っていったのだろうか?

右から登るのが良いのか、左から?

 

やっぱり、

見える箇所でこちらを見ていてくれると安心ですね!

そんなことで、先日の烏帽子岳を思い出しました。

登っていって、

「下から登ってくる人の姿が、

見える箇所でロープ確保するのが良い。」

「アドバイスも出来るし、下の人は見ていてくれる安信かもある。」

「見守り安全管理と言う言葉があるくらいだからね。」

偉そうに、そんなことを後輩君へ伝えました。

 

話は烏帽子岳登山に戻りますが・・・

下山では・・・

先日購入した資機材の「エスケーパー」を使って

懸垂下降をしましたが、

懸垂支点に弾力性があると回収に手戻ります。

可能であれば支点は固定物がいいです。

懸垂下降は何度やっても楽しいです!

帰路

近くの駐車場ではモミジの紅葉が素晴らしかったので、

停車して、コーヒーを入れて

「秋晴れに モミジが映える西上州 

            足も停まって お茶を立て」 

                   ・・・そんな感じでした。

 

山頂では・・・家族連れの人達で賑わって、 そして

次から次へと登って来ました。西上州の魅力を知って居るんですね!

あの日も楽しい良い日でした!