群馬県の西上州エリアと言うより、
軽井沢インターの東隣の岩山と言った方が分かり易いと思います。
左は雌岳・右が雄岳です。
小さな岩峰ですが、雄岳に掛かる鎖は長さ30m弱、傾斜も強くて
剱岳のカニのタテバイよりも難易度が高いものです。
そんな鎖を登っての鎖トレーニングの1日でした。
そして、
あの日は風も有り、とても寒かった1日でした。鎖が掛かっている場所をチムニー、日本語で煙突という意味です。
煙突の中を登るようなスタイルになり、
チムニーと呼ばれて居るかと思います。
今回参加されてみな様は、
来年の夏に剱岳を目指している人達です。
色んな山の鎖は何カ所か通過していることと思いますが、
これほど強い傾斜の鎖はやはり初めてのようです。
群馬県の西上州エリアの山には妙義山のように、
強引に鎖を取り付けて登山道としている箇所が多く、
難易度が高い場所がいくつかあります。
ここも代表的な難易度の高い鎖です。
そんな鎖を登れば、自信も付き、
剱岳に挑戦する技術も養えるかと思います。
「どうぞ~!」
「はい、登りま~す!」・・・「え~ッ?これ登れるの?」
四苦八苦して、ゆっくりゆっくり登ってきました。
「とりあえず山頂へ行きましょう!」
山頂は軽井沢インターが眼下に見え、
東には妙義山、
そして浅間山も見えていました。
一旦下って
再度登り返したりして、トレーニングを実施。
二回目は・・・
「手が疲れてるみたい!」
「一回目より上手く登れた!」
「鎖はなんて楽しいの~!」
皆さんは、
いろんな言葉を発しながら登ってました。
セルフビレー(自己確保)を取ったり、
合図も覚えて貰って、
まずは第一回目が終了となりました。
今回参加の皆さんは
そのまま来年の夏に剱岳に登っても登れるかと思います。
十分に登れると思います。
しかし
余裕を持って楽しく登ることが大切ですね。
余裕を持つことで事故防止に繋がり、
楽しく登ることは、技術を身につけて登ることと思います。
来年に向けて、
頑張りましょう!
目標があることは楽しいことですね!
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