高岩(西上州のヤブ岩山)2019・12・2 | 高橋 丈のブログ

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山を登るということ、辛い時の方が多いかも知れません。
でも、頂上で交わす握手や笑顔は代えがたいものが有ります。

日帰りハイキング、夏山縦走、雪の山、
色んな山について、ここで紹介したいと思っています。

群馬県の西上州エリアと言うより、

軽井沢インターの東隣の岩山と言った方が分かり易いと思います。

左は雌岳・右が雄岳です。

小さな岩峰ですが、雄岳に掛かる鎖は長さ30m弱、傾斜も強くて

剱岳のカニのタテバイよりも難易度が高いものです。

 

そんな鎖を登っての鎖トレーニングの1日でした。

そして、

あの日は風も有り、とても寒かった1日でした。鎖が掛かっている場所をチムニー、日本語で煙突という意味です。

煙突の中を登るようなスタイルになり、

チムニーと呼ばれて居るかと思います。

 

今回参加されてみな様は、

来年の夏に剱岳を目指している人達です。

色んな山の鎖は何カ所か通過していることと思いますが、

これほど強い傾斜の鎖はやはり初めてのようです。

群馬県の西上州エリアの山には妙義山のように、

強引に鎖を取り付けて登山道としている箇所が多く、

難易度が高い場所がいくつかあります。

ここも代表的な難易度の高い鎖です。

そんな鎖を登れば、自信も付き、

剱岳に挑戦する技術も養えるかと思います。

 

「どうぞ~!」

「はい、登りま~す!」・・・「え~ッ?これ登れるの?」

 

四苦八苦して、ゆっくりゆっくり登ってきました。

 

「とりあえず山頂へ行きましょう!」

 

山頂は軽井沢インターが眼下に見え、

東には妙義山、

そして浅間山も見えていました。

一旦下って

再度登り返したりして、トレーニングを実施。

二回目は・・・

「手が疲れてるみたい!」

「一回目より上手く登れた!」

「鎖はなんて楽しいの~!」

 

皆さんは、

いろんな言葉を発しながら登ってました。

セルフビレー(自己確保)を取ったり、

合図も覚えて貰って、

まずは第一回目が終了となりました。

 

今回参加の皆さんは

そのまま来年の夏に剱岳に登っても登れるかと思います。

十分に登れると思います。

しかし

余裕を持って楽しく登ることが大切ですね。

余裕を持つことで事故防止に繋がり、

楽しく登ることは、技術を身につけて登ることと思います。

来年に向けて、

      頑張りましょう!

 

目標があることは楽しいことですね!

 

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