秩父の小鹿野役場へ確認して、
セツブンソウ祭りの日に合わせて山を設定しました。
地元の人からお聞きしましたが、
雪解けが終わるとすぐに咲く花ということだそうです。
高さは3~4㎝の花は群生して咲き、落ち葉や苔の上が白く見える感じになってました。もう少し画像が良いと良いのですが、私のレベルでは花の写真もこんなところです。
テントでは柚子の香りがほんのりする甘酒も頂きました。
そして楽しい話もお聞きして・・・
「ご馳走様でした!」
そして登山口へ移動し、
299号線沿いにある登山口にはこんな表示があります。
このような注意喚起の表示は有難いですね。
此方からのルートは危険個所が多々あるヤブ岩山の岩稜コースです。
30分ほどは沢地形の斜面を登ります。
そして道は尾根へと変わり、
すぐに本ルートの核心部の岩場と出会います。
今回は写真を撮れませんでした。
5~6mの急傾斜の岩場に鎖が掛かってますが、
もしその場所から転落した場合は、遥か谷底へ落ちますので、
絶対に落ちてはいけない場所です。
ヘルメットとハーネスを装着して
安全第一でロープで確保もして登りました。
「足を動かす前に・・・、
必ず足を置く場所を決めてから動かしましょう。」
いつも同じ言葉の繰り返しですが、
オーバーハングを登るクライミングでもそれは同じです。
大切なことです!
そこを登り終えると樹林の間にある痩せ尾根などが有り、
枝など掴むことなく登れますが、
そして
2か所目の核心部がこの写真です。
横移動の鎖が有ります。
その後は木の根など掴んだりする鎖箇所が出て来ます。
少しスリリングですが、
意味を変えればバリエーション豊かで面白いという感覚になります。
そうやって
ヤブの岩尾根を登り詰めると・・・
狭い山頂へ到着します。
最近はこのような手書きの表示板に興味が湧いて来ています。
書いた人の優しさが伝わって来るようです。
周辺は両神山と二子山が見えてました。
この尖った二つの形は登りたくなる形状ですね!
山頂では親子3人で来られた隣をお借りして昼食休憩です。
やっぱりカップ麺にお湯を注いで温かなものが嬉しいです。
どっかりと腰を降ろしての昼食は・・・
低山特有のゆとりの時間です。
そして往路を戻ります。
バランス感覚も大切な登山技術と思います。
電車に乗っている時に吊革につかまらないで立っている・・・
そんな毎日を有効に使っているという人も居ました。
無事に下山して
最後にもう一度あの核心部の岩を登って
自分が良いイメージで登れたという記憶・・・を残して
終了となりました。
3月上旬、
花とヤブ岩尾根の1日で、
今シーズン最初のヤブ岩尾根は順調にスタートとなりました。
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