2018・11・26 九州への山旅 | 高橋 丈のブログ

高橋 丈のブログ

山を登るということ、辛い時の方が多いかも知れません。
でも、頂上で交わす握手や笑顔は代えがたいものが有ります。

日帰りハイキング、夏山縦走、雪の山、
色んな山について、ここで紹介したいと思っています。

自分自身の山旅は?

一体いつから止まってしまっているのか!

九州に住む知人を頼りに・・・

癒しの時間と空間を求めて私の山旅はスタートしました。

                          (荒川三山と赤石岳)

飛行機の窓には

高尾山や城山、景信山、武甲山、

そして

遠くに群馬の赤城山と思える山々を見て、

また、南アの山々を見て、

山を見れば、思い出が甦り

1時間半の空の旅は決して退屈なものではありませんでした。

                   (往路に偶然撮った久重連山)

 

空港からは大木となった楠木の並木道をレンタカーで市街へ・・・

楠木は熊本県の県木ということで、

かつては樟脳の原料として需要が有ったそうです。

葉をもむと良い香りがする生命力の強い木ですね。

 

ホテル近くに熊本城があるので、

早速見物に・・・

今もなお地震の復興継続中です。

熊本のシンボルであるお城は、いたる所で痛々しい景色です。

崩れた石垣は1つひとつ番号を付けて

ジグソーパズルを組み上げるように復元するということですが、

地震の被害はここだけでないので、

手が回らないということです。

1日も早く元の熊本城になって欲しいです。

 

城内に居る時に子供の遊ぶ姿があり、

私の気持ちも少しほころんだ心持になりました。

 

そして市内では・・・

懐かしさを感じさせる路面電車

ホテルでは・・・

クマモンのクリスマスバージョン!

可愛い 足裏と笑顔・・・ついカシャリと撮りました。

 

翌朝は雨

ほんのわずかな期待をもって阿蘇へ

しかし、

雨と風で周辺のハイキングさえ諦め、観光へと切り替えです。

数年前の阿蘇山噴火・・・いたる所に爪痕

何の工事だか分かりませんが、

雨の中でも工事は続けられていました。

「ご苦労様です!」

                        火口の写真

 

                   噴石痕

                           噴石

休憩に立ち寄った道の駅で・・・

 

 

人は苦悩に立ち向かい、強くなると言いますが、

これは苦悩という言葉以上のもの

出来れば避けて通りたいです。

自分の家があんな風になったら

私は立ち直れるのか?

 

 

翌日も雨

久住山周辺の宿に泊まったので、

近くの「男池」を散策

透き通った湧水

 

群馬県の前橋に住む私

子供の頃は近くを流れる利根川の河原では

こんな感じの湧水が沢山ありました。

今は・・・

都市化、護岸工事、何が理由か分かりませんが、

河原から湧水は消え去りました。

そして

音も無く流れる川

小雨が降る中の散歩でしたが、

新緑の時期にもう一度歩いてみたい

川辺の道でした。

自然は人の心を癒してくれるもの・・・

しかし、

地震や噴火も自然です。

自然の中で生きている私達は

それ等ともお付き合いしてゆかなければなりません。

山で仕事をしている私にとって、

複雑な気持ちです。

 

市内に戻り・・・

こんな路面電車に乗れば、

懐かしい思い出の旅が出来そう!

そんな雰囲気でいっぱい。

親子のくまもん、

お母さんの愛情をいっぱい受け、

お母さんに寄り添って安心ですね。

 

翌日の久住山登山へ続く

 

 

・・・・

登山・トレッキングのガイド「風」  (HPも宜しくお願いします。)
 

・・・
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