平地の気温が37度、
標高1000mの黒岩では6度低くなるので、
31度かな?
日和田山の気温は、中々辛いものが有りますので、
黒岩で実施することとなり、到着して車両の温度計を見ると、
28度でした。風もあり、木陰での涼しいロープワーク講習でした。
参加されたのは@@さんお1人で・・・
「今回はマンツーマンです。じっくりやりましょう!」
@@さんは登山歴は長く単独テント縦走などのする女性です。
山友さんから、
「誰かロープワーク出来る人居ないかな~?」
そんな一言にものを感じて、
そして本人様も色んな面でロープワークが必要なんでしょう!
慣れないロープ結索など、まる1日トレーニングとなりました。
基本的な結索は・・・
★ロープにループ(輪)を作る8の字結び
★立木や体にロープを縛るブーリン
★ロープとロープを繋ぐダブルフィッシャーマンズノット
・・・などがあり、それぞれ代表格の結索方法や活用法を実施
(結索したものの使い方を一緒に覚えると良いと思います。)
そして
ロープの摩擦(フリクション)を利用して使うマッシャーや
プルージック、双方は概ね同じ使用目的ですが、片手で作れるプルージック、どちらの方向にも作用できるプルージック、とても作りやすいマッシャ-、大きな荷重が掛かっても解絡し易いマッシャ-・・・
練習する時も、
それぞれの使う時の状況を考えて反復練習すると良いです。
午後は・・・
危険個所通過でロープを設定する固定ロープ、
懸垂下降、
レスキューの基本である3分の1引き揚げシステム等実施ました。
@@さんは長い登山活動の中で・・・
1本のロープがあればより安全に行動出来たと感じたことが、
何回もあったことと推測します。
簡易ハーネス作成用に幅広のテープスリングも持参してます。
また
@@さんは復習用に熱心に写真を撮っていました。
私も熱心な@@さんの写真を1枚カシャリと撮らせて貰いました。
講習とは言いながら、
事前勉強した人とそうでない人は、1日が終わると
大きな差が生じます。私もそンな思いをしました。
講習会へは事前研究した時の自分の抱いた疑問点や課題を
持参すると効果的と思います。
今頃、机の机の脚などにロープを回して・・・
何度も何度も同じことをして・・・
そして
あれやこれや苦心している頃と思います。
(疑問など有れば遠慮なく問い合わせてください!)
@@さんの山友さんに対し
「@@さんはこんな地味な努力を積んでいますヨ~!」
・・・とお伝えしたい気分です。
補助ロープやカラビナ類が、
新しくザックの携行品として加わることと思いますが、それ等は@@さんや山友さん達を守ってくれるものです。
心強い味方です!
お疲れ様でした!
登山・トレッキングのガイド「風」 (HPも宜しくお願いします。)
・・・
「風」のガイドプラン ← (こちらも宜しくお願いします。)
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