5月の24日、天候を少々心配しながらの登山開始でした。
しかし1時間も歩くと、さつき晴れとすがすがしいそよ風の中の上り下りとなりました。
6号橋登山口から歩きだし、新緑と小鳥の鳴き声、また大小さまざまな石がゴロゴロしている沢沿いの道をゆっくり、ゆっくり歩き出します。
「ゆっくり登れば俺にも出来る!」
私が登山を好きになったのは、そんなことを見つけたからでした。
そんな言葉を話しながら、他のグループの方たちを追い越したり、追い越されたりして沢を1時間歩きます。
そして、沢を登り詰め、尾根に着いた途端です。
さわやかな風がス~と吹いてきました。
「いい風ですね~。」
「は~い!」
顔を上げると山ツツジも咲いています。
その先はツツジが左右に咲いている、まるでつつじロードのような登山道、右を見たり左を見たり。
先ほどの沢の路での汗もすっかり乾き、新緑の林につつじ、そして風の世界を堪能しながらのんびり歩いていたら、獅子岩まで倍近い時間が掛かってしまいました。
「ずいぶん時間が掛りましたね。」
「そうですか!」
鉄梯子を登ってパノラマビューです。
360度の展望の中、お弁当を広げてランチタイム。
シルエットとして見える赤城・榛名、おにぎり、風・・・どれも私達に喜びを与えてくれるものばかりです。最後にコーヒーで昼ごはん終了。
「いや~、すべて100点満点ですね!」
遠方から来られたお客様も、喜んでくださってます。
山頂までの約1時間は、下の写真の様なツツジが左右に咲くツツジロードの様な道でした。
そしたら、長野県に住んでいらっしゃるお客様達とバッタリ遭遇です。
「今日は朝早く出発してきました~。」
「群馬にも私達が登れる山、沢山あるんですね!」
「群馬は谷川岳だけじゃありませんから、どんどん登ってください。」
・・・と楽しそうな皆さんでした。
「長野の皆さんは頑張っていらっしゃいますね!」
「私達も頑張りましょう~。」
「夏には長野へミニ遠征登山です!」
私達は元気を頂いたような会話をしながら、山頂目指します。
木の根や大きな石を乗り越えます。
今度はコースタイムに近い時間で到着です!
私達も頑張れば早く歩けます。
でも花などやっぱり写真に撮りたいですね。
「帰りは急ぐと、事故の原因になります。ゆっくりと下りましょう。」
山頂でまた、お会いして、山のお話しで盛り上がりました。
獅子が右を向いているような岩なので獅子岩・・・
あの岩の上でランチでした。
「は~い。普通に出来ま~す。」
獅子岩からの子持山です。
帰路、渋川市内の道の駅に立ち寄り、「ブルーベリー ソフトクリーム」というのを頂きました。
やはり、登山後の冷たいものは格別ですね!